個別指導についての考え | ガクシンのブログ~札幌市西区の学習塾

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昨日アップしようと思って、書きなおしました。

一年間の方針にしようと思っているので、それなりに公開が慎重になります(笑)

よく保護者の方から、

「先生は個別指導をやらないんですか」

「動画配信はしないんですか」「オンライン授業はやらないんですか」

「○○(教材ソフト名)は導入しないですか」

などの質問をいただきます。

 

私は塾講師ですが自営業者、経営者でもあるので、選んで決める立場にあるのですが、

①私自身がやりたいもの、受けてみたいと思うもの

②実際に成績効果が出ているもの

③私が保護者だったら支払える金額のもの

を基準にしています🧐

 

やしの木個別指導についての考え

昨年度、当塾への問い合わせの半分以上は個別指導についてのものでした。

今月の問い合わせも、8割くらいは個別指導です。

ありがたいのですが、月曜個別は現在定員、そして西野第二の個別は指導基準があります。

そこで少し考えを書くことにしました。

 

その前に…

私は、個人指導よりも一斉指導でみんなに授業するほうが好きです鍋

 

 

鳥月曜個別指導塾について

当塾の「月曜個別」は基本的に高校生を対象にしています。中学生も一部指導していますが、他塾とのダブルスクールや、習い事でどうしても月曜しか勉強ができない生徒さんが通っています。

基本的には高校生が対象です。

 

月曜個別はおかげさまで定員状況が続いています。ありがとうございます。

空きが出るまではしばらく調整中にさせてくださいニコ

ちなみに月曜個別は名前の通り、週1回しか通えません。別曜日への振替はありません。

そして夏休みや冬休みは3週間ほどお休み、普通に塾や予備校の講習をおススメしています。

ふつう個別指導の塾や高校生の予備校さんは講習で利益を取るんですけどね…当塾は生徒にお任せという立場を取っています。

 

高校生になると、ある程度自分で課題を見つけて取り組まなければいけません。

週1回の指導ですので科目は絞っていますが、

今何をやるべきかなど家庭学習の指針を話したり、進路相談や人生相談(笑)のアドバイスをしたり、勉強以外にクリニック的なことも行っています。色々な意味で「自立」を目指しています。

 

ステーキ個別指導では「やり方」を指導する

西野第二の高校生個別も、スタンスは同じです。

講師の指導、学びエイドマスターの指導は行いますが、LINEでの質問の仕方とか、英語予習の仕方とか、授業の復習や模試の解き直しのやり方だとか、

自分で学習する力について、個々に話をして指導しています。

これが「個別指導」のやり方なのではないかと考えています。

 

そもそも個別指導のお問い合わせで、

「分からないところを質問して教えて(答えて)ほしい」

という話を大変よく聞くのですが、私はここに疑問を感じています。

 

「分からないところが質問できないから個別で」という考えは、あまりおすすめできません。

だって学校でも塾でも「分からないところはどんどん聞いてくださいね!」って先生は言われるはずですよ。

それができないということは、

「分からないところが分からない」または、

「質問の仕方が分からない」「大人とのコミュニケーションができない」

であると思うのです。どちらも問題ですが後半の方が最近は多い気がします。

 

ですから個別指導では学習の手前のコト、先生(大人)との会話のキャッチボールとか、言葉の選び方とか、話の聞き方とか、質問の仕方とか、先生への印象の高め方とか…

そういうことの強化に期待するほうが良いと思うのです。

ちなみにそういう指導は、他地区ですが学習室アドバンスの阿部先生が上手だなーと感じています。私も生徒との距離感を勉強中です。

 

当塾の中学生個別は他塾と少し違って、「逆成績基準」を設けています。

一定の学力を持っていたり、ある志望校以上を目指しているのなら、当塾の集団授業をおススメしています。

今は学力的に厳しいけれど、勉強を頑張る!という生徒を対象にしています。

学校や塾の「クラス指導」についていけるようにするため、勉強だけでなく、ノートの取り方とか、学校の先生の言葉を思い出す作業とか、内申点の取り方とか、生活の仕方などを個別に教えています。

「集団で学習するための個別指導」という考えです。

始めたばかりですが、実際これで結果が出てきています。

まだ1名ほど受付可能ですので、体験授業など是非どうぞ。

 

ネザーランド・ドワーフ高校生は集団授業を実はおススメしています…

 

こう書くと、おたくの高校生コースは個別だろう!と突っ込まれそうですが、

本音を言うと、中学生や高校生には、学校以外での一斉指導の予備校スタイルを経験した方が、本当は良いと思っています…もぐもぐもぐもぐ

高校生は特に。

1回くらいは高校の外の世界、代ゼミや河合や駿台などに行ってみるのは良いんじゃないかと。

実は僕は高校時代、前期直前だけ札予備の直前ゼミに行きました。学校と違う環境で皆が勉強している姿を見て、とても刺激を受けたことを覚えています。

それまでは期間講習も高校の中だけでしか勉強していませんでしたが、外を見ることで一気に本気を出せました。それが現役合格につながったと思っていますし、確かその内容を高校の合格体験記に書いた記憶があります(高校からしたらかなり失礼な文章だった厨二病)

まあ札幌ですら大規模な予備校は札幌駅前くらいしか無いですから、塾を探すだけでも難しいんですけどね(遠い目)

 

イルカ社会はあなたに合わせてくれるのですか(社会化)

分からないことを個別で自分のペースで潰していくことは間違いではありません。

ですが大学や会社では、果たしてあなたのペースに合わせてくれるのでしょうか。

軍隊ではありませんが、数年後「大人の社会」で生きぬいていくわけですから、

集団のペースについていく、集団に慣れるという経験を、

学生時代はもっとするべきだと、私は考えています。

 

転んだときに手を差し出してくれる周りの環境であれば幸せですが、

そんなに恵まれた人って、日本にどのくらいいるのでしょうか…って感じです。

※一昨日書いた「社会化」の話に繋がります。


これで冒頭テーマの半分です。

長くなりましたので、続きは次回です。