先日、こんな記事を書きました。
僕は普段通りに学校に行くべきだという立場です。
…ということを書いたのですが、生徒から、
「授業中は自習だが、私立単願の生徒が授業中寝るので、先生が説教をして授業にならない。」
「先生の説教中に手を動かすと、それはそれで説教が連鎖する。」
という話を聞くと、何だかなあ…って思うのです。
ただ、私立単願の生徒が合格内定後にやる気を無くすのは、ちょっとだけ同情します。そして受験が続く生徒との温度差を感じてしまうのも仕方がありません。
一番大事な時期に、同じクラスで取り組ませるのも、正直いかがなものかと。
そこで、
3学期(or2月から)は、「私立単願組」と「公立受験組」などにクラス編成をする。
という施策はいかがでしょうか。
(妻が起案しました)
もし僕が校長先生だったら、公立中でも思い切ってやってみたいです。絶対賛成のご家庭のほうが多いと思いますよ。
公立中の先生だって、一度は「トップ高校受験クラス」でゴリゴリ授業をしたいと思いませんか。
単願推薦クラスも、高校と連携して入学前課題などを事前にもらってその授業をすれば、「進学する高校からの命令」と言われたら、自発的に取り組むんじゃないかなーと。
しかも高校の内容を少し含ませれば、単願生も「一歩リード」という優越感を持てる気がします。
中3の3学期は生徒の方向性が決まっているのですから、形式的でもクラス分けをすると、運営ももっと楽になったりしませんかと。
「学校には通うべき」という立場ですが、生徒の話を聞く限り、貴重な「15の春」を少し無駄にしているかもしれません。
それなら家や塾で勉強するほうが良いかもとも感じてしまうのです。
実際に(コロナ怖い自主休校も含めて)学校で欠席者がどのくらいいるのかは知りませんが、
事情はどうであれ、「出席=学校への信頼」なのではないかと思うのです。
これは塾も同じだと考えています。
当ブログをご覧の中学校関係者の皆さま、いかがでしょうか。
もしこれができたら、地域の学力はめちゃくちゃ上がると思いますよ。検討してほしいナァ(願望)
今回は以上です。