当塾のPCR対象者は全員無事陰性でしたので、来週からは平常通りに運営します。
気を抜かず、うがい手洗い鼻うがいを忘れずに。また何かあったらブログですぐに発信しますのでよろしくお願いします
昨夜の地震、札幌も少しだけ揺れました。
10年前の余震とのこと…東北方面の方は大丈夫でしょうか。地球規模で考えたら、10年なんぞ1秒前と同じなんでしょう。
西区中央区豊平区南区は震度1、その他の区は震度2。
胆振東部のときに強く実感しましたが、西区、西野の地盤は本当に強いですね。
学年末試験、中1は地震が範囲です。それなりに復習になったかもしれません。教科書でプレートの動きと震源の位置、深さについてもう一度確認しておきましょう。
私立高校入試の特徴
中3受験生は第3回プレ入試が終了しました。
明日からいよいよ私立高校入試週間です。全力で頑張ってほしいです。
さて、受験生の皆さんは私立高校の過去問を解きましたか。
道コンや公立高校の過去問と形式が違って戸惑った人も多いかもしれません。
私立高校入試にはいくつか特徴があります。
まず、私立高校の入試問題は各高校で同時に作成しています。
外注の高校もあるかもしれませんが、基本的に高校の先生が作成するようです。したがって中学内容の勉強に詳しくなく、以前は「これ高校知識でしょ…」という細かい問題も多かったです。そういう問題が出てきても「みんな出来ない」と割り切るしかないですね。
ただ、近年は中学校の勉強に寄せてきてくれている印象があります。また公立高校の入試に合わせた問題構成のところも増えてきています。プレミアクラスや特待の関係もあるのかなーって感じです。
次に傾向ですが、公立高校入試よりも「時事問題」を上手く使った問題が多いです。
社会だけでなく、国語、理科、英語でも出てきます。
公立高校は夏ころに問題が完成してしまうこともあり時事問題は薄いですが、
私立高校は結構最近のニュースも出されます。
コロナ関係の英単語は大丈夫でしょうか。
「social distance」これ、英作文では「social distancing」を使った方が良いですよ。
理科であれば北海道胆振東部地震…胆振の場所は大丈夫ですか。
石狩空知後志とか、ざっくり支庁は確認してもいいかも…
せめて道内の各都市、渡島→函館、上川→旭川、十勝→帯広とかは知っておいてほしい。
ノーベル化学賞の授賞者、昨年はゲノム編集のお二方、一昨年はリチウムイオン電池で吉野先生が受賞されています。
揺れる東京オリンピック(笑)、夏季の次回開催都市はパリです(昨年、出題されました)。
ちなみに来年2022の冬季は北京。ちょっと前に夏季やったのに冬季もやるんですね。
世界の指導者…特にヨーロッパの大統領や首相も押さえておきましょう。
あと、国際関係に力を入れている高校だったら国際関係をテーマにした問題、大学付属の高校だったらそれに関係する内容、環境問題も結構多い気がします。
受験する高校の特徴など、パンフレットやホームページでもう一度確認すると良いでしょう。
(宗教や特定の政党がらみの問題はほとんど出ないと思うが…)
私立入試が公立入試と違うのは「絶対評価」であるということ
公立入試は成績上位者を定員まで取るという仕組みです。たとえ自分の結果が良くても、周りがもっと高ければ不合格になるかもしれません。ですから「相対評価」と言えます。
私立入試はあまり大きく書けませんが、大抵の高校はランクを持っていれば出願した時点で「合格」は保証されるはずです(ランク低かったら担任から出願NGが出るはず)。
要はそれが特進なのかプレミアクラスなのか、またA特待なのかB特待なのか。
ほとんどの高校は「得点が基準」となります(9割以上でA特待、8割以上でB特待など…ランクが基準の高校もあります)。
そういう意味で「絶対評価」と言えるのです。
これ、中3受験生にとっては結構ココロに刺さります。
自分の実力がハッキリ返ってくるのは、絶対評価の良いところでもあり、怖いところでもあります。
特に裁量上位高校受験者は、公立合格の「目安」にもなりますし、しかも私立の結果は公立入試の直前ですからね。
今回は以上です。
今日は南部せんべいをみんなに配る日ですね。