今回も日程に幅があります
本日は中3第3回道コンの共通実施日でしたが、今年は日程に幅があります。
そのため明日以降に受験される生徒さんも多いことと思います。
すでに終了している生徒の皆さんは、お疲れ様でした
実は裁量問題そのものは、細かく見てみると学校レベルの問題です。
国語も数学も英語も、一見複雑そうに見えますが、落ち着いて問題を「砕いて」みると、ひとつひとつのピースは普通の勉強レベルなのです
(勿論、難しい単語やルート計算がバンバン出てきますが)
ただこの「砕く」という作業が慣れていないだけです。これをどう鍛えていくか。
①「作業」を「勉強」と勘違いしないこと!
②「基礎」は絶対に絶対に重要!
このことは気にしてほしいと思います。
夏期や冬期道コンに比べて受験者は少ないですが、その後出てくる総合資料で受験者の動向がどうなっているかは注目しています。
いじめと不登校について考える
話題は変わり、昨日の記事ですが、
いじめの「認知件数」が増えているということです。
認知件数が増えたということは、決して悪いことではないと思います。
しかし60万件というのは非常に多いですね…1日1600件超ですか。
見えないいじめの数はまだまだあると思います。
質も変わってきているように思います。最近ではSNSがきっかけになるという話も聞きます。
これ、送信する方はいじめとは全く思っていなくても、
言葉、表現が足りないばかりに、受け取る側がいじめだと感じてしまうことって結構あるようですね。
先日、某高校の先生が説明会で話されていました。LINEでのある一言がきっかけで学校に行けなくなり、そのまま退学したということがあったそうです。
子どもがスマホを持っていなくても、スマホを持っている生徒同士のグループに入れないとか、
見えないところで自分の悪口を言われていないか、過敏になる生徒も増えているそうです。
私たちが経験したことの無い種類のトラブルが増えているような感じです。
「最近の子どもは弱い」と嘆くのではなく、もっと我々大人が頭を使って子どもたちをコントロールしなければならないと思うのです。
そして不登校。
不登校の数は私がこの業界で働いてから、確実に増えていると感じています。
当塾エリアの中学校も不登校が増えています。だいたい1クラスで3人くらいは不登校の生徒がいる模様です。
クラスで5人以上不登校がいるという話も聞きます。
いじめが原因の不登校もあるかもしれないのですが、
最近聞く話は上の記事にあるような、コロナ休校の延長というのが多いです。
あと家でゲームし続けて朝学校にいけない体になった→不登校とか。
10年後20年後が本当に心配です。
昔不登校だったという有名人も少なくはありませんが、そんなの一握り中の一握りですよね。
・仕事をしながら学校に行かなければならない
・病気療養のため
・高校生から起業している
・スポーツや将棋など、一芸で活躍している(eスポーツはここに入るのかなぁ…)
などであれば向いていると思うのですが、札幌のような地方都市だと学校外の環境が弱い気がするのです。定時制(夜間)の使い方も変わってきていますし…
そろそろ塾も、この辺の対応を検討しなければ…と思っているこの頃です。
今回は以上です。
先ほども書きましたが、見えないいじめの数はまだまだあると思います。
相談できない生徒は、まだまだいると思います。
家庭は「最後の砦」です。
安心を提供できるのは、保護者の皆さんしかありません。