ありえない設定
さすがにこれは不公平過ぎませんかね。
◆長期休校 大学入試救済策は 共通テストを2回 日程選択制に
(北海道新聞ホームページにリンクします)
先週末の記事ですが、これはビックリしました。
以下一部引用。
Q 大学入学共通テストはどうなりますか。
A 共通テストは、当初予定していた1月16、17の両日(第1日程)と、2週間後の1月30、31の両日(第2日程)の2回実施します。現役生が出願段階で日程を選択できるようにしますが、学習の遅れがあることを校長が認めた学校に限定するなどの条件が検討されています。大学入試センター試験の後継となる共通テストは今回が初実施になるため、出題形式を知った上でテストを受けようと第2日程を選ぶ人がいるのではないか、という懸念があるからです。
→校長の判断といっても権力のあるPTAがいたら第2日程にするに決まっています。
第1日程の解答速報は当日中に出るはずですから、当然対策は練ってくるでしょう。
Q 浪人生の扱いは。
A 浪人生は学習の遅れがないため、第1日程だけです。また第1日程で体調不良や交通機関の乱れがあった場合は第2日程を追試験の扱いに…
→これが一番ありえない
浪人生だって3月から5月は予備校に通えませんでしたし、その間は自宅学習でしたよ。
そもそも共通テストは数IIIなどはありませんし、
普通の進学校、当塾エリアなら平岸・稲雲ラインであれば高校2年の時点でとっくに共通テストの範囲は終えているはずです。
Q 各大学の個別試験はどうなりますか。
A 個別試験は、日程の変更ではなく、問題の出題方法で学習の遅れに配慮します。具体的には、高校3年で習う場合が多い数学3や理科、地歴・公民で、大学が受験生に課す共通テストの科目数を減らしたり…
→国公立は調整しないでほしいです。というか北大レベルになれば絶対に調整してはいけないと思うんだ。
高3生に配慮なんかする必要は全くありません。
「コロナのせいで勉強できなかった」→「コロナのおかげで科目を絞って今から受験勉強を始められた」が正解。
そもそも高校は義務教育ではないのですから、出来ない人に合わせる必要は無いはずです。
本当に信じらないニュースですね。
文科省のお偉いさんに高3の子どもがいるのかって疑うくらいの「不公平」で、気味が悪いです。
中1生は英語の勉強をがんばろう
話は変わって中学校の話。
学校が再開して3週間、本格的に6時間授業が始まって1週間が経ちました。
生徒の皆さんは本格生活に慣れましたか
話によると、やはり起床就寝のリズムが戻らずに欠席や不登校といった生徒がチラホラ出てきているようですね…
勉強に関しては、定期試験はまだ先ですし今から心配しすぎる必要はありませんが、
中1生は英語をとにかく厚く熱く(笑)勉強しましょう!
来年から教科書が変わりますが、英語は超大幅な変更になります。
そして英語が出来ない生徒は、上位高校の受験合戦から早々に退場する可能性が非常に高いです…マジでマジで
小学校の時に英語をあまり勉強していなかった生徒は、
1日30分から1時間の家庭学習、単語練習を毎日モリモリやりましょう。
単語はとにかく書いて覚えましょう!今から手を抜いてはいけませんよ。
あと初心者はアプリで覚えるのは好ましくありません。
早く書くことも必要になりますから、ノートにゴリゴリ書く練習をしてください。
タブレット端末にタッチペン、すぐに正解が表示されるのは良いシステムだと思いますが、
筆圧が弱くなるしペーパーに書くスピードも遅くなってしまいます。
タブレットは大人にとって(成績回収の効率が上がる意味で)良いツールなのですよ…。
学校の定期試験や公立入試は、まだまだ紙ベースのテストであることをお忘れなく。
今回は以上です。
中3は進路希望調査を出しているみたいですね。もう6月も終わりますよ。