漢検と国語の「解読」のこと | ガクシンのブログ~札幌市西区の学習塾

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鉛筆漢検2週間前です

当塾は漢字検定の準会場です。

いよいよ2週間前となりました。

いくつかの学年で、公式ページで公開されてある過去問を取り組んでもらいながら、進捗状況を確認していますが、

順調な人、まだまだ甘い人、本当に勉強しているの?と心配になる人(笑)

まだまだ完璧になるまでの余地はありそうです。

中3受験生は当然、この結果を進路面談の資料にしますから頑張りましょうね。

 

ちなみに当塾は2年前から漢検に参加していますが、まだ「満点合格」がいないんですよね。

満点だと普通の合格証書と違って「満点合格証書」っていうのが届くようで、そろそろ誰か達成してくれないかなあって思っていますもぐもぐ

 

ちょうちょ漢字は入試で1割以上を占める

中3受験生で特に公立トップ高校を目指す生徒には、「準2級合格」または「3級を高得点で合格」という話をしています。

今年3月の公立高校入試での国語ですが、漢字に関わる問題(読み・書き・誤字訂正・熟語など)は

裁量問題で7点、標準問題だと14点ありました。

60点満点の1割2割は、漢字に関する問題です。

誤字訂正なんかは漢検の問題とガッツリ同じ形式です。

 

今年3月の入試を見ますと、

標準問題の「書き」問題は、かんまつ・れっきょ・ふ(りそそぐ)・まね(いた)

標準問題の「読み」は、略歴・簡便・率いる・継ぐ

裁量問題の「読み」は、傑作・隠喩

 

読めない書けないの大半は、意味が分からないっていう人が多い気がします。

中学生が簡便とかあまり使わないので「かんびん」って書く人も多いですし、

「列挙」も意味が分からないって生徒は少なくありません。そうなると列も挙も出てこないでしょう。

よく「書き」問題は小学生レベルだから楽勝と勘違いする受験生がいますが、熟語の形で出るもんですから、言葉をきちんと覚えないと書くことができません。

 

「神」は書けるし「楽」も書けるけれど、「神楽」は書きも読みもできないっていうアレです。

 

ヘビ国語解読を始めました

先週から中1は「国語解読」を始めました。

読解ではなく、解読です。

ちなみに明日6(土)からは中2もスタートします。

昨日時間帯の最終確認をしなかったですが、スケジュールに書いてあるし大丈夫ですよね。中2ですもんね。

 

解読です。

野原はうたうの「野原」って?

ふところにだいてとてもあたたかいの「ふところ」って?

から。

 

ちょっとでも詰まったら、国語辞典を一緒に引きながら勉強しています。

 

中1中2生はまだまだ言葉の意味が分からない人が多いです。

ですから「読解」学校の先生にお任せして、我々はそれ以前の「解読」を一つ一つ行いながら、

「この話は何を言ってるのか」を楽しく確認しようと思っています。

意味が分かれば、一気に読解が進みます。

 

中学生で国語が苦手だという人は、言葉が分からんというのが大半だと思うのです。

それなのに指示語や接続語の攻略法など、どうもテクニカルなことに走りやすい年ごろでもあるので、土台がしっかりしていないから中々成績が上がらないって生徒は少なくありません。

案外SS高い生徒も、学校の教科書レベルで躓くんですよ。まあだから教科書なんですけどね。

 

虹意味が分かるレベルまで勉強してほしい

漢検に戻ります。

先ほども書きましたが、中3受験生で特に公立トップ高校を目指す生徒には、

「準2級合格」または「3級を高得点で合格」という話をしています。

これは書ける読める、というだけでなく、「意味が分かる」レベルまでを指しています。

 

例えば練習で

「気晴らしにハンカガイを歩き回った」(3級の過去問より)

という文がありました。

繁華街と漢字で書くだけでなく、「繁華街」って何?「気晴らし」って何?

という勉強もしてほしいと思います。

 

試験2週間前になり、教本2周目3周目の生徒もいますので、特に2周目以降はそういう意味も突っ込んで勉強してほしいと思います。

そうすれば、満点合格証書が手に入るんじゃないかなあと思っています。

 

今回は以上です。

 

上にも書きましたが、明日は中1中2の国語があります。

教科書を忘れないように…中2生、大丈夫だよね魚あたま