再度、休校期間の課題確認を行いましょう
最近SNSで、
「来週から学校が始まるけど、子どもの宿題が全て白紙だということが今頃発覚して焦っている」
的な書き込みを数件見ました。
先週末も書きましたが、再度。
机の上でも床でも良いので、バーッと並べてみて、きちんと整理してみましょう。
副教科の課題は大丈夫ですか?美術とか家庭科とか…
小学生~中1生保護者の皆さんは是非お手伝いしてあげてください。
特に中1生は「評定」がいかに大事か分からない人が多いです(学校始まっていないから、これは仕方ないです)。
…実は親御さんたちも「絶対評価」がどれだけ重要かピンとこないかもしれませんね。
私たちが子どものころの「相対評価」の時は、まあぶっちゃけちょっとサボっても、周りの友だちも一緒にサボっていたら評定に対した影響は無かったりしました。
(赤信号みんなで渡れば…理論ですね)
「絶対評価」は自分の出来不出来がモロに評定に乗っかります。
まずは絶対に全部提出すること。
提出漏れがないかどうか、保護者の方はチェックしてあげてください。
これはA評価をとるよりも大事…提出忘れは0点です。
次に全部「A評価」になりそうかどうかを確認。
ABC評価の場合、「A評価」は評定5か4、Bは評定3、Cは評定2か1に相当するところが多いです。
絶対評価で公立高校入試の「内申点比率」がまだまだ高い北海道の場合、
C評定は論外、B評定でも裁量高校目指している人はヤバイと思った方がいいです。
B評価は評定3→もし「オール3」ならGランク→今の時代、西陵高校の合格者平均より低い内申点
って現状に早く気づけるといいですね。
そしてもう一度書きますが、提出忘れは0点。
比較的成績が高い生徒でも、「うっかりミス」は必ずあるものです。
やり忘れが無かったかどうか、必ずチェックしましょうね。
ちなみに100点以上のプラス評価は基本的に無いと言われています
スゲー美術作品を作ったから、満点超えてさらに加点…ってのはないので、
そこ1点に気合を入れるよりも、全体的にA評価を取ることを確認しましょう。
最後に裁量上位高校を目指す人へ。
「トップ高校は内申点不問」とはよく言われますし、それは間違いなく真実です。
だからといって提出しない、雑に提出する。
「たとえBC評価でも、本番で点数取ればいいんでしょう?」という考えはやめましょう。
これは何とも表現しにくいのですが、何事も一生懸命やっている生徒、学校の先生に対する礼儀礼節を持っている生徒に、受験の神様は微笑みます
学校の先生が採点しやすいように科目ごとにキチンとファイリングしたり、付箋を付けたりして分かりやすい工夫をしてみましょう。
採点する先生だって、人間です。そういう「評価」もちょっとはあるかもしれません
(中身スカスカはダメよ)
今回は以上です。
ちなみによく「定期テストに注力し過ぎて、模試が取れない」という生徒(特に女の子)を見かけます。
中3でトップ高校目指しているのにまだ定期試験に固執しているの?っていう生徒は、だいたい受験失敗します。
「受験勉強をメインにしていけば、自然と定期試験の点数も取ることができる。」
というのが理想だと思ってください。