◆超名門校・麻布ではどんな“在宅課題”が出ている? 校長が語る「休校期間の過ごし方」
(文春オンラインにリンクします)
とても良いことが書かれていますね。
今週の週刊文春では「賭けマージャン」の記事が出るそうですが
◆北照・斎藤優斗主将、甲子園中止に「まだ実感がない」2年連続夏出場、昨年初戦敗退のリベンジの機会失う
(Yahoo!ニュースにリンクします)
春、夏と高校野球が中止になり、高校球児のショックは計り知れないことと思います。
野球だけでなく、今年は高3生、中3生ともに大事な大会が相次いで中止となり、
「今までの努力は何だったんだろう」と腐ってしまう生徒さんも出てきそうで心配です。
ニュースなどでは監督の先生や元プロの方々が、
「この経験はきっと将来の糧となるから…」「いまは人生の通過点…」
「また立ち上がれる…」
という内容のコメントをたくさん出していますね。
でも、
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と考えている高校生もたくさんいるわけで、
私も授業などであんまり無責任なことは言えないなあと思っています。
難しいです。
努力を無駄にしないように
就職活動をしている学生にとって、合同説明会が中止になったり、
第一志望の会社から「今年は募集しません」とアナウンスされたときの状況、心境に近いかもしれません。
私は希望する生徒だけが集まって大会をするなど、少人数にはなりますが全国各地でアピールの場をたくさん作ればいいという考えです。
特にプロ選手を目指している高校生や大学生。
何もしなければ、何もやってきませんし、今までの努力は無駄になるかもしれません。
移動行動は制限されている中でも、次に生かせる行動を考える方が賢明です。
努力を無駄にしないように
トレーニングは必ず続けましょう。
プロスポーツ選手でこの時期に自主トレをしない人はいないはずですし、逆にこれをチャンスに走り込みや肉体改造をしている選手も多いかもしれません。
またこの時期はすぐにアピールできる場が提供されるかもしれませんから、いつでも動ける準備、スタンバイをしておかなければいけません。
ちなみにプロ野球やJリーグでは、今年来年「化ける」選手がたくさん出てくるかもしれませんね。
そして学生の皆さん自身も何か「計画」を立てて動いてみましょう。
大学生はすでに行動されていると思いますが、高校生も先生や周りの大人の協力を借りれば絶対にできるはずです。
あくまで「思い出作り」ではなく、就活や進学の場としての話。
そこにプレス、スカウトを呼んでみる。お願いしてみる。
プロや強豪大学のスカウトは、必要な人材のためなら全国を車で回ってくれるはずです。
自分で「こんなことができたらいいな」「こんなことをしてみたい」と思ったら、監督や学校の先生に相談してみるといいかもしれません。
学校の先生は頼られてナンボの仕事ですし、それなりに権力のパイプも一般人より持っているはずです(塾の先生は一般人なのでダメです)。
つーか本気でプロや進学を考えている人は、親御さんや周りの方の協力が無いとできないんですよ。
身一つでプロになれる選手はごく一握り。
監督、コーチ、親御さんやチームメイト、全てが一丸となって達成させるプロジェクトなのです。
このことを学生選手の皆さんは改めて実感してほしいと思います。感謝。
私自身も痛感していますが、「何かできないか」と考えてすぐに行動に移せられる人が、こういう事態の時に生き抜けるのではないかと思います。
そしてそれが「プロの条件」ではないかと考えています。
時間は平等に与えられる
これは以前書いた記事のコピーですが、
テストや入試を、「タイムリミットがあるボス戦」とよく生徒に話します。
ゲームの世界では、ドラクエでもFFでも、ボス戦に挑むまでに順調にレベルを上げて、装備を整えて「準備万端!」で臨む人が多いのではないでしょうか。
小さいころドラクエをやっていたときに、宿屋に入った回数なり昼夜入れ替わりの回数をカウントしたことがあったのですが、軽く1,000日を超えていました。
その間、ボスはずっと3年間も勇者を「レベル99になるまで」だまって待っていてくれました。
世界を滅ぼそうとする割には、とても優しい方なのですね。
当たり前ですが、現実はそうではありません。
与えられた「期限」までに、どれだけ勉強してレベルを上げられるか、装備を強化させられるか。
中学3年生は、入試までの約11ヶ月のうち、2ヶ月が終わろうとしています。
休校期間中に、無事レベルはあげられましたか?
それともカジノで遊びまくっていませんでしたか(838861枚)?
何もしなくても、ボスは攻めてきます。
何もしなくても、学年は上がりますし、卒業してしまいます(赤点とかそういう意味ではありません)。
やるもやらないも、プレイヤーの自由です。
今回は以上です。
もしかして、花粉症の季節…?