昼の記事の続きです。
勉強の目標設定も同様
Studyplusを導入してみて、中学生や高校生の「勉強目標」についてももう少し深く考えなければと反省しています。
まず得点目標、これはとてもシンプルで良い数値目標かと思います。
●●高校(大学)に合格するためには、次の道コン(模擬試験)で××点以上、偏差値△△以上。
何故なら、過去の合格者/不合格者データを見ると、この時期の試験でここを突破すると確率がグッと上がるから。
ある程度納得できると思います。
次に、これはStudyplusを導入して自分自身の課題にもなっているところ
勉強時間や勉強量に対する目標設定について。
私は塾の中3受験生に、休校期間のこの時期は週に50時間以上勉強するように言っています。
これは、もし将来国公立大学に進学したい、そのためのいわゆる「進学校」に入学した時に、
平日1日5時間は、家庭学習をすることになると思うのです。週25時間ですね。
で、今は学校がないからその倍で週50時間。
この理由付けには反論もあるかもしれませんが、現時点ではこれで進ませてもらっています。
ただし、時間目標や量的目標になってしまうと、
特に中学生は「時間をクリアするだけ」になってしまわないか心配しています。
1時間勉強したけれども、全然ページは進んでいない。
2時間勉強したけれども、基礎ばっかりやっている。
中3なのに急に中1や小学生の教材を引っ張り出してくるとか。
現在生徒には、「1日に勉強する科目を増やす」勉強法を指導していますが、
これも難しい諸刃の剣のようなもので、「つまみ食い」になってしまいそうな生徒が出てくるかもしれません。
少なくとも「学習アプリ」は気休めでしかありませんからね。私もmikanやターゲットのアプリ使っていますが、これはあくまでも暇つぶしにしかならないと思いますよ。
中学生は塾教材、学校ワークをガッチリやるのが絶対にベストです。手を広げすぎないこと。
ゴール設定を早めに決めたい
「数値目標」のまとめ。
メインはやはり得点や偏差値SS。これをきちんと設定してあげなければいけません。
だから志望校や「ゴール」は早めに決められるといいと思います。
塾に通う生徒も、目標高校、目標大学が定まっている生徒の方が「すぐに動きやすい」傾向にあります。
そしてメイン目標が決まったら、サブ目標として勉強時間や勉強量を決めることですね。
コロナ期間で中々生徒保護者の皆さんと直接お話しする機会を設けられていないのは残念ですが、
そろそろ学校も再開することでしょうし、日々変化する目標については、来週にでも調査をかけてみようかなーと考えています
今回は以上です。
最近、一つの記事を1000字って決めていました。
前回の記事が長かったのと、今回も書いたら2000字になってしまったので、前後編に分けさせてもらいました。