定期試験が延期になったので、生徒たちの直近の目標が無くなることが心配です。
休校がこれだけ長くなってくると、毎日たくさん勉強していても、
「僕/私の勉強ってきちんと身についているのかな?」
と不安になったり、モチベーションが下がってきたりするのは仕方ありません。
以前も書きましたが、当塾は6月に試験があることを想定した指導を継続しています。
例年と特に変わらず進度は進めていきますし、土日の対策授業もそろそろ入れていく予定ですし、例年通り「追試ラッシュ」を始めていく予定です。
特に中1生は学校自体何も始まっていません。
(昨日の授業で、自分が学校で何組なのか知らない生徒がいました)
中学生のテストってのもどんなものか分からない人が多いと思います。
英語の小テストや昨日は数学の小テスト(今日返却して解説して説教します)を行いましたが、
まだ小学校の単元テストの雰囲気かな~っていう感じです。
小学校のテストは「80点以上が標準」ですからね。
僕も高校一発目の定期考査は散々でした。
前期中間考査の数学は15点、現代文もそんなもん。400人中385番くらいだったはず…
小学のノリで中学、中学のノリで高校のテストを受けると間違いなく痛い目にあいます。
中1生は早く「中学生」にさせていきたいと思います。
数学15点の話は続きがあります。
定期考査の結果で「習熟度別クラス」に分かれるのですが、数学は当然下のクラスになりました。
んで、上のクラスはどんどん先に行くんじゃないかなぁ、こりゃ時間たって昇格するのは難しいなぁと焦りました。
焦ったので、2回目(期末考査)は頑張って勉強して、95点を取った記憶があります。
…その時の経験が、のちに大学に合格できたんじゃないかなあと今思います。
(この話、もう少し膨らませそうなので別記事にしてみます)。
とにかく中1生は早く状況を確認して、ある意味「焦ってもらう」ことも必要かなと。
高校をエサにするのはあまり好ましくないかもしれませんが、中1生は吸収が早いし成長するのも早いですから、5月6月は結構ムチ入れようと考えています。
中2生も同様です。
英単語テストはもう実施済みですが、そろそろ「中間テスト」的な何かを実施する予定です。
当塾でようやく定着し始めた「達成度テスト」を今月中には実施していきます。
いわゆる「中二病」の入り始め。しかもこんな社会状況ですので(汗)
「自分基準」にさせないよう、外部情報をどんどん取り込んでもらおうかと思います。今年は進路指導を中2から始めようと思っています。
特に私立高校の情報ですね。
コロナ禍で私立高校のサポートが圧倒的に手厚いことが分かりましたし、
この学年から公立高校の入試制度が変わりますから、新制度を嫌って私立に流れるということも考えられます。
札幌の高校事情も首都圏みたいに「課金=私立/無課金=公立」って体制に本格的に変わっていきそうですね。
(この話も別途膨らませようと思います)
中3生は来週、受験用教材の「達成度テスト」を行います。
平常授業はやや先取りを意識しつつも、中1中2の受験用教材もGW明けまでにガッチリやりましょうね!という話を3月からしていましたので、その範囲から出題します。
もちろん追試とか、課題ノートの提出とか、やってなければ塾で缶詰とか、色々やります。
学校が再開するまでに出来ることはやっておきましょう
特に中3生はのこり半月の休校期間ですが、学校再開後にバリバリ動ける準備をしてもらいたいと思います。
今回は以上です。
(北海道新聞社ホームページにリンクします)
公立高校でも様々な取り組みが行われています。
中学校でもオンライン授業を頑張っていますし、動画見ていてとても分かりやすかったりするのですが…
少し気になる点を発見してしまい、生徒にこれから確認しようと思っています。