無事、4年目を迎えることが出来ました。
(写真は2017年3月の塾開校時です)
明日で塾を開いて4年目に突入します![]()
皆さんのおかげで、ここまで平穏無事に過ごせております。
本当に、ありがとうございます![]()
もっともっと良い学習サービスを提供できるように頑張ります![]()
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春休み学習が始まっています。
新しい学年で呼ばれることに慣れていない人も多いですね。コロナで学校が急に休みになってしまい、知らぬ間に新学年…といった感じです。
昨年は「勝負の3年目」…
中3(新高1)は2年前に塾を開校したしたときの新中1であり、この学年の評価については私たち自身の評価であると書きました。
今後は毎回が勝負です!
(いや、いつもいつも勝負ですが…このニュアンスが皆さんに伝わってくれれば…)
当塾エリアの学力、環境はこの3年で変化してきています。
塾が増えることによって、
地域の生徒・保護者の皆様が、
大手塾・個人塾・集団指導塾・個別指導塾・映像型学習塾など、
色々な選択をすることができるようになる。
そして私たちがブログやSNSで発信することによって、
勉強をすることの大切さや、子どもたちの将来について考える機会が増える。
そういうことが大事なんだと思っています。
と、昨年の記事に書きました。
学力格差の問題が深刻化する時代
私は、これからの3年間は
地域の学力を守る3年間だと考えています。
当塾エリアの学力は3年で明らかに変化しています。
良い意味でも、悪い意味でもです。
成績上位層と下位層の格差が広がっているのではないかと心配しています。
冬の道コンで、西野中1の学年平均は全道平均を下回ってしまいました。
西野中、いつも全道平均は上回るけれど、旧第2学区の平均には届かないって立ち位置だった気が.…![]()
中1時点で学年の4割が受験していますので、かなり信頼度の高いデータだと思います。
新中2以下からは潮目が変わっている気がしてならぬのです。たぶん保護者の皆さんの半分は「何が起きているのか」気づいていないと思うんですよ…
300点満点の公立入試が500点満点に変わります。
点数幅が大きくなることで、これまでハッキリ見えなかった「学力格差」が浮き上がってくるわけです。60点差なら意識していなかったところが100点差になるととても大きく感じますね。
そんな中学校が同(旧)学区内に存在するのです。
そして、現在の高校入試は石狩一学区です。どの区からも定員枠無く受験できます。
本当によく聞く話。
学力が高い札幌市内のA中学校に通っていたのですが、どうしても内申点が取れず、同区内のB中学校に転校したら模試SSは変わらないけれど、ランクが2つ上がったそうです![]()
内申点重視だった今までの北海道入試なら、その作戦で中堅裁量校どころか情報や旭丘レベルも「作戦勝ち」できたんですよ。
これがこのままいけば当日点重視になる。
もちろん内申点は捨てがたいところではあるけれども(入試改革後もABランクあれば手稲新川は今後も余裕でしょう)、
公立トップ高校を目指すために公立中学校の校区に引っ越すという現象がもっともっと起きるかもしれません…まあ中央区の中学校ですよね。
公立の中学校で、こういう格差は本来作っちゃいけないと思うんですが、仕方がありません。
大学行って就職してお金稼ぐってことを考えたら、令和の時代は高校選びがかなり重要であることは間違いないですからね。
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地域の学力が停滞すると、経済にも影響するのですよ。
「札幌市内での所得・生活格差」が問題になる時代がやってくるかもしれません。
そこで西野地区なのです。
西野中は、手稲東中は、福井野中は…。
確実に学力格差が広がる中で、上のゾーンにいなければいけないのです。
※以前も書きましたが、「当塾」の考えは、「来ていただく生徒の学力を上げ、西野地区の学力を上げる」です。
別に札幌全体や北海道、日本、銀河全体の学力を上げるという大きな野望はありません…でも西野地区には貢献したいと思っていますし、通塾頂いている生徒の皆さんが一番です。
本格的に、ここから3年間は地域全体のことを考えないとヤバイ段階に移行すると思っています。
そんな中、いきなりコロナ休校ですよ。
この3週間の学校休校で、どれくらいの学力格差が広がったか心配を通り越しているところです![]()
まあ、そんなことを意識しながら、黙々と4年目に突入していこうと思っています。
今年もいきなり「新たな試み」を実施します。
実は、応用補講だけではない新たな試み![]()
主に高校生向けの新たな取り組みです。
今回は以上です。
頑張ります。
中学校はそろそろ定期試験の度数分布を復活してくれませんかね…![]()

