【お知らせ】
本日11(火)は祝日のため、中3と中1の時間帯が変更になっています。
今回の学年末テストは「副教科」のテストもあります。
(福井野中は毎回ありますが…)
副教科については、主要科目と比べても学校の「クセ」が凄く大きい気がします。
同じ先生でも毎年全く違う問題が出されたり…テストの傾向も掴みづらいし、苦労していました。
(よく市販の「副教科問題集」とか売ってますけどね…あれが効力を発揮したところはあまり見たことがありません。)
音楽のペーパーテストが無い件
最近、「音楽」のペーパーテストが無くなっているのはご存じでしょうか。
僕は音楽のペーパーテストが悪くて評定が低かった人ですので、個人的には歓迎なのですが(笑)
いわゆる「音痴」の人はペーパーでしか救われないんですよ。
受験指導を行う立場としては、こっちの方が痛いです。
なぜなら音痴って、「大脳の先天的音楽機能不全」っていうそうですよ。
先天的なモノなのです。なんか怖い病名みたいですね…
だからペーパーテストが無いなら、「本気で機能改善」をしないといけないかも…
ネット情報ですが、機能改善にはドレミファソラシドを聞いて、自分で歌って、録音して…の繰り返しを行うとか、色々あるみたいです。
義弟のお嫁さんが音楽療法科を卒業しているので、今度訊いてみたいと思います。
「弱者を守るシステム」でないと
先ほども書きましたが、僕は音楽のペーパーテストが悪くて評定が低かった人でした。
実技の方は問題なかったと思います。
3歳からピアノやっていて、そこそこ弾けたし声も大きかったし。
※ちなみに授業中は相当うるさかったと思います(笑)
ですから、音痴ってのはどのくらい辛いものかは正直分からんのですよ。
音楽の先生だって、この辺難しんじゃないんでしょうか。週1回の授業で「音楽機能」は改善できないでしょう。
学校の先生で真面目に「生徒の音楽機能を改善・向上させよう」と思っている方はどのくらいいらっしゃいますかね…あまり聞いたことがありません。
でも「運動ができない生徒が練習して出来るようになった、音楽も同じ」とは言えないと思うんですよね。
もちろん鑑賞や授業態度が評定に加点されるとは思いますが、もともと音痴なのですから、鑑賞や態度にだって現れるでしょう。体育は保健科目と「セット」ですからそのぶん逃げ道がありますが、音楽については「逃げ場無し」なんですよ。
そういう意味でペーパーテスト廃止は、「弱者を守るシステム」になっているのかは疑問です。
副教科の内申点はもちろん重要です
ちなみに北海道の公立高校入試で、副教科の内申点は勿論「重要」です。
現中1世代から公立高校入試改革があるっていっても、内申点をおろそかにするわけにはいきません。
入試改革をしたところで、公立トップ高校は得点のボーダーライン上にガッツリ人が集まると思います…その時に優位なのは、もちろん内申点の高い生徒ですよね。
そして入試改革で問題自体は全体的に難化すると思いますから、手稲新川などの中堅高校なんかは余計に内申点が必要になるのではないか…と何気に予想しています。
今後もBランク持っていれば月寒~新川まではとても楽に戦えると思いますよ。
主要5科目オール5でも、副教科がオール3なら、残念ながらCランクそこそこです。
Cランクだと、手稲・新川の合格者平均…これでは勿体無い。
たとえ主要5科目オール5でも、音楽だけ「2」だったらAランク取れないんですよ。
音楽だけ「3」だとしても、A301は札幌南、札幌北の合格者内申平均を下回るかもしれません。
楽しいテスト勉強をしましょう
副教科のテスト勉強は「早めに取り組みましょう!」なのですが、
折角なので短時間で楽しく勉強しましょう!
絵をかいて覚えるとか(技術・家庭・体育)、自分で穴埋めを作るとか(音楽)
友達と問題を出し合うとか(全科目)・・・
範囲も主要5科目に比べると短いですし、重要事項は学校の先生にも言われていると思いますので、短時間に集中的に暗記するトレーニングだと思ってやると良いでしょう。
個人的には、絵や図をチラシの裏に殴り書きして覚えるのがオススメです。
今回は以上です。
一応、音楽のペーパーテストがある中学校の皆さんへ。
「Let's search for Tomorrow」という歌があります(もう1学期2学期にやったかな)
作詞は堀徹さん、作曲は大澤徹訓(あきのり)さん。
実はこの2人、
堀徹=大澤徹訓
同一人物
なのですよ。
もしこの曲の作詞者と作曲者が出てきたら、どっちを書いてもOKなのか、学校の先生に聞いてみるといいでしょう