11月になりました。
今日は西野中や福井野中や宮の丘中で合唱コンクールがあります
(画像に私は含まれていません)
中1はまだスタミナ不足ですから、学校行事がある日の夜は疲れて勉強できないんじゃないかと思います今日は塾の自習にどれくらい来るかなあとワクワクしていますが、こればかりは仕方ありません。
疲れたら無理せずに休みましょう。体調は成績以上に優先します。
特に明日から貴重な3連休です(手稲東中は追い込みの3連休!!)。
十分な「充電」をお願いします
さて当塾の中1には2週くらい前に「定期試験ガイド」というもの(通称:ピンクのウシ)を配りました。
まあ学校でも行っているアレと同じように、目標点や目標評定を書いてもらっています。
これはテスト後一旦回収して、2学期の保護者懇談資料にするつもりです
んで私が気になるところで、昨日生徒にも言ったのですが「目標評定」のコーナー
かなりの生徒が、今から「弱気」だなあと感じています。もともと当塾の中1は他学年に比べて強気ではありませんがね…
ただ、もしかしたら東西南北を目指しているのに「4」狙いの勘違いさんがいるかもしれません
保護者様の時代と違い、今の中学生は「絶対評価」です。
絶対評価の「4」は、相対評価時代なら「3」だと思っていいと思います。
絶対評価の「3」は、相対評価時代の「2」だとイメージしても、言い過ぎではないと思います。
当塾エリアの中学校の場合、「4」目指す生徒さんは裁量上位高校はもちろんのこと、手稲新川にも行けないですよ。
それともう一つ、こちらが重要。
現中学1年生世代は「新入試」の初年度です。
内申点の計算は今のところ発表ありませんが、この辺はもしかしたら変わるかもしれません
廃止になる「学校裁量問題」は、2009年度入試に導入されました。
今から10年前、生徒たちは「見えない敵」を相手に勉強していたわけで、受験前から不安な生徒が多かったことを記憶しています。
当時、道教委は入試前に「普段の学校の勉強をきちんと行っていれば、特別な対策は必要ありません」と言っていたのですが、
実際のところはかなりの生徒が今までとのギャップに驚いたことを記憶しています。
もちろん裁量問題は難しかったのですが、その問題にハマリ、テンパってしまい、普段は楽勝である基本問題もボロボロ落としてしまう生徒が続出しました。
1科目目の国語が最後まで解けずに、そのショックを2科目目以降ひきずってしまい練習よりも全く取れなかったり…
結局裁量問題初年度は「全員が負け」でした。
南北レベルでも「裁量問題の攻略法は、裁量問題を解かないこと」と言われたり
そんな状況の中勝利したのは「内申点が高い生徒」だったように記憶しています。
内申点が高ければ高いほど、イレギュラーなことが起きたときは圧倒的に有利ですし、
何より安心して受験できるのが大きいです。こういうときの内申点はとても強い「保険」です
それから10年が経ち、裁量問題の出来できちんと合否を決められそうな、それなりの形は出来てきたと思うのですがね…
裁量問題は廃止して、「思考力・判断力・表現力をバランスよく問う内容」を増やすんですって。
来年度から始まる大学入学共通テストと同じような感じになるんですって。
…というわけで大半の塾は学力重視だ、学力点を大事にしなければ、ということになるわけです。
まあ普通に考えても、内申点315点<当日点500点になりますからね。学力重視の方向性は、一般的に正しいと思います。
でも私は、入試改革の第1世代(現中1)、第2世代(現小6)までは、まだまだ内申点が有利だと見ています。
だって何が起こるか分からないんですもん。
東京オリンピックのマラソンは、1年前に急きょ札幌になりました。
そして今朝の発表…
大学入試の民間英語検定導入も、1年前に見送りが決定しました。
◆英語民間検定試験活用、文科相が延期発表 令和6年度めど実施
(Yahoo!ニュースにリンクします)
国際組織、日本政府でもこんなもんですから、
北海道の入試制度なんか、半年前に急に変わってもおかしくありません。
というか前回の裁量問題導入、石狩学区統合は結構直前だったと記憶しています。
こういうゴタゴタがあるときは、それまでの「貯金」を持っている人が強いです。
現中1世代は、各学習塾や道新受験情報、道コンなどの「目安内申点」から、さらに1ランク上を目標にすると良いと思います。
当塾エリアの場合は、裁量上位高校はAランク(これは当たり前ですが…)。
月寒北広島まではAランクを目指しておくと良いです。
手稲新川はBランク、平岸はCランク上、稲雲はCランク中くらいまで持っておくと嬉しいかも…
ということで主要5科目だけだったら、
裁量上位高校は25、手稲新川は23、平岸稲雲は21を目標に。
中1中2の内申点はとにかく大事。副教科も含めて、貯金を作りましょう
今後この学年、そして1つ下の現小6世代については、内申点の重要性は塾で言い続けると思います。
…という訳で、中1の保護者の皆様には、再度お子様の志望校と目標内申にズレが無いかどうか、
学校の試験計画表や、ピンクのと照らし合わせてほしいと思います。
今回は以上です。
shiro_札幌クリエイト西野@create_nishino
うちのハロウィンは芋を配るのです #里芋 #ハロウィン https://t.co/ig8wmorlSf
2019年10月31日 17:18
昨日の里芋、まだちょっとだけ余っています。
先着順です(笑)