今日から学校が再開ですね。
中学校では先週から3者懇談が始まっていまして、
4時間授業で給食食べて終わり!という日が続くこの頃です。
3連休もありましたし、中学生の皆さんは夏の勉強に向けて気力体力の回復は出きたでしょうか
内申点の計算をしましょう、特に中学1年生…
懇談では1学期の「評定」を教えてくれるのが最近のトレンドです。
中学生は「内申点」「ランク」の計算を必ずしましょう。
あくまでも『暫定内申点』の計算です。2学期や学年末で大きく変わることもありますので、過度の楽観悲観は禁物ですよ
中学3年生の内申点計算
(中1学年末の9科目合計)×2+(中2学年末の9科目合計)×2+(中3の1学期の9科目合計)×3
で、暫定内申点が計算できます。
「9科目合計」ですが、もしオール5だったらそこには45が入ります。オール4なら36が入ります。
(例)中1学年末オール4、中2学年末オール4、中3の1学期がオール5だった場合
→36×2+36×2+45×3=72+72+135=279
内申点279点は、ランクで言うとBランク下です。
ちなみにこの点数だと中2時点でDランク上(252点)でしたので、2ランクアップ!ということになりますね。
※1学期の評定が主要5科目しか出ない中学校は、副教科は中2の学年末をそのままスライドして計算してみてください。
(例)中1学年末オール4、中2学年末オール4、中3の1学期主要5科目がオール5だった場合
→中3の副教科は中2学年末(オール4)を使用するので、9科目の暫定合計は41です。
→36×2+36×2+41×3=72+72+123=267
内申点267点は、ランクで言うとCランク中です。
中学2年生の内申点計算
(中1学年末の9科目合計)×2+(中2の1学期の9科目合計)×5
で暫定ランクを出してみましょう。中2が5倍です。
※1学期の評定が主要5科目しか出ない中学校は、副教科は中1の学年末をそのままスライドして計算してみてください。
中学1年生の内申点計算
(中1学年末の9科目合計)×7
で暫定ランクを出してみましょう。7倍算です。
※中1で副教科の評定が発表されない学校は
(5科目の合計)×12.6で計算してみましょう。5分の9×7です。
…というか、面倒くさいでしょうから表を作ってみたのでご活用ください。
小数点以下は四捨五入しています。
中1の1学期~5科目しか評定でない人用内申点換算表
これで西野中や手稲東中などの中1生は簡単に知ることが出来ますね
裁量上位高校は内申点不要…というけれど…
東西南北や旭丘になると、Aランクを持っている割合はとても多いですね。
当塾でもAランク以外で南や北に合格した卒業生はいますけれども、やはりAランクの「安心感」に勝るものはありません。
以前当塾の紹介をしていただいた「家庭教師のSora」さんが、
過去3年間の高校合格者内申ランクまとめをアップしていただいていましたので、どんな状況かは是非確認してみてください
(ちなみに今年度の大手塾の料金とか、もう更新されないでしょうか??)
◆石狩管内の中上位公立高校の過去3年間の合格者内申ランク別人数割合まとめ
(家庭教師のSoraさんHPにリンクします)
冒頭にも書きましたが、生徒の皆さんは自分の成績くらいは知っておきましょう。
特に中1生はこれが初めての「評価」です…「他人事」ではなく「自分事」にしましょう。
ただし「新高校入試」により、将来的に内申点の計算そのものが変わるかもしれませんから、その辺は気を付けてくださいね
今回は以上です。
あ、オール3でGランク中(189)、オール4でDランク上(252)、
Cランクはオール4で1つだけ5ってことは覚えておくと良いでしょう。
それと残念なお話をすると、
中1の学年末でオール4を下回った場合、中2中3どんなに頑張っても、Aランクになることは一生不可能です
※詳しくは上の家庭教師のSoraさんのHP記事をご覧ください。