今日は海の日ですが、中1は今日から夏期授業が始まります。
1学期の平常授業は24(水)までありますが、この時期は平常授業と講習授業が並行する感じです。
当塾は「講習のみ生」の受付を行っていないので、区切りとか関係無く講習スタートできるのが「強み」だと思っています
中1の夏休みですが…
さて中1は初めての夏休みですが、小学校の気分で過ごされると、恐らく2学期は爆死するでしょう
ただでさえ「新公立入試」の初年度学年です。
上位高校を目指す生徒や大手塾は結構「早仕掛け」をしてくるんじゃないかと思っています
北海道の公立中学生はビックリするほど家庭学習の時間が少ないです。
中3受験生の入試直前でも1日1時間くらいとか…(勉強するだけマシかもしれません)
夏休みの宿題もとても少ないです。
私が塾の生徒に「夏休みが始まる前に終えろ」「夏休み開始2日以内に終えろ」と毎回指示を出すくらい少ないです。
もう条例で「宿題少なくしろ」と決まっているのかというくらい、少ないですね。
勉強の宿題は少ないのに、中学生のくせに一行日記を書かされたり、何時間勉強したか色で塗ったり、ラジオ体操したかしていないかをチェックしたり、「作業」が課題の半数を占めるのも特徴です。
んで、中学1年生はまだまだ「小学生」ですから、この作業に毎日30分も1時間も費やしてしまうのです
ですから私は塾の生徒に「夏休みが始まる前に終えろ」「夏休み開始2日以内に終えろ」という指示を出しています…この意味はわかりますね
「1冊の問題集を徹底的に」のフォームを作りたい
武田塾さんじゃないけれど、中1のこの時期は「1冊を徹底的に」を刷り込んでいこうと思っています。
先週当塾では「漢検」を実施しました。
漢検の目的は国語強化、語彙の強化と以前のブログで書いた記憶がありましたが、
塾内では「1冊を徹底的に解き込むことで、受験勉強の基礎をつけましょう」と話していました。
漢検は「漢字学習ステップ」などの対策教材を徹底的に解き込めば、2級までなら合格できます。「勉強すれば点数に結びつく」経験をさせるのに、漢検教材は最適なのです。
この1冊を徹底的に解くという意識が、まだまだ中学生高校生には不足しているのです。
「夏休みは1冊の問題集しかやらなくてよい」という意味ではありませんよ。
1冊を「深く解く」=そこに書いている問題と解法を覚えるまで解く・・・ということです
所詮は高校入試。
数学だって「暗記」です。
この問題の解法を知っていますか?という暗記大会でしかありません。
これに計算という「技術」がくっついたのが数学です。
「解き散らかし」は危険です
中学生になると、どうしても問題集を買い漁って、「解き散らかす」ダメなパターンに陥りやすいのです。
特に定期試験で点数がよろしくなかった生徒…女子生徒にありがちな「暴走」(笑)
ついつい「手を広げてしまうんですよね」気持ちは分かりますが、ここは冷静に冷静に。
焦る時ほど教材は絞るといいですよ。
そもそも定期試験で点数が伸びなかったのは何が原因何が理由だったのかを考えてみましょう。
漢検も終了して、夏休みは道コンに向けて勉強しましょう…となるわけですが、
ここでも手を広げすぎずに、まずは最低限の教材を徹底的に行うことを守ってほしいと思います。
ちなみに道コンセレクションはおススメです。
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今回は以上です。
ちなみに海の日に関して、日本の「内陸県」も海の日と呼ぶそうですが、
奈良県のみ、「奈良県山の日・川の日」となっているそうです。
しかも条例で決まっています。