(前にも同じようなものを書いていますが、やっぱり小学校低学年を見ていて気になるのでもう一度)
ジュースを分ける問題なのに、はじめのジュースの量より多くなっていたり、
本を毎日読んでいくのに、残りページ数が初めのページよりも多かったり。
家から学校までの距離が札幌~東京間だったり(mとkmの書きミスはあるとしても)。
札幌市の人口が560人とか、世界の人口が6000人だったり。
こういう答えを平気で書く小学生は非常に多いです。
(そういえば、「もし世界が100人の村だったら」は現在も学校で指導しているのでしょうか・・・)
自分の答えが「常識的」かどうかのイメージは、小学生には必要であると思います。
小学生のうちに鍛えたいことは沢山ありますが、
①読解力・・・「てにをは」の使い分け、動作を表す言葉(動詞)のイメージを持たせる。
②身の回りの数字を「読ませて」「イメージさせる」
・・・「大きな数(億・兆)」は小4算数になってから学習しますが、もっと早くからイメージさせたほうが良いと思うんですよね。「15000万円」「432千人」「56百万円」とかをスラっと読めるかどうかなど。
勉強と生活を上手くリンクさせてあげたいです。
興味関心の第一歩だと思います。本来は塾で教えるべきことではないかもしれませんが、私の塾では、身の回りの常識から教えていきたいとは考えています(小学生だけでなく、中学生・高校生も)。
私は小学校の時、プロ野球チップスのカード裏に書いてあった選手の年俸見て、「落合の年俸13000万ってどういうこと!?」というところが大きな数の始まりだったかもしれません。
さて、ここで問題です。
「普通のお茶わん1ぱい分(約150g/私にとっては小盛)に入っている米粒はどのくらいでしょう?」
①1000粒以下 ②1000~3000粒 ③3000粒以上
茶わん1杯のごはんというサイトにありました。
私も知りませんでした!
こういう知識こそ、子どもたちに大切に伝えたいですな!
今回は以上です。
お疲れさまでした!