小学生の勉強法①…家族で買い物に出掛けましょう。の続きです。
(今回も質問の答えから)
Q4:この問題が分かりません・・・
「1周3kmの池の周りを、Aくんは時速6kmでジョギングしました。2時間で何周できますか?」
どこから手を付けたら良いでしょうか?(小6女子)
A4:実際に走ってみましょう。
前回も書きましたが、実際の体験で学ぶことはたくさんあると思います。
例えば「家から学校まで何kmでしょう?」という問題があった時に、平気で「600km」と解答欄に書いてしまう生徒がいます。
また、「ジュースは後どれだけ残ったでしょうか」という問題で、「200L」と書いてしまう生徒がいます・・・風呂ジュースか!
答えを書くときに「違和感」が無いのだと思います。
まずは、その単位がどれくらいなのかは生活の中で覚えていってもらいたいものです。
ところで最近は、「マラソン大会」が無い小学校が多いようです。
私は小1・2で1km、小3・4で2km、小5・6で3kmだったはず。
(そして小6のマラソンは最下位だったことは内緒です)
上記問題だと、「3km」を実際に走ってみて、タイム計って、そして大変さや辛さを感じた人は、すんなりとイメージできる・・・のではないかと思います。
(何か、最近は「国語力不足」「読解力不足」で片付けてしまう傾向が多いんですよね)
全国学力テストでも、単位の間違いは過去に指摘されていた事項です。
面積のイメージ力とか、重さのイメージとか・・・
やはり生活での経験は大切ですね。
大人も(本来は)直さないといけないといけないことがあります。
「cm」を「センチ」と言う文化が根付いていますが、子どもは「センチ」を「cm」であることを実は知らなかったりします(!)
我々も考えないといけないことは、まだまだ沢山あります。
続きます。
お疲れさまでした!