昨日のWBSで、「部活動サミット」についてやっていました。
短時間練習で成果!? 高校生の部活改革(テレビ東京HPにリンクします)
中心となって動いているのはこの高校ですね。
1日60分で花園に行けた…制約こそがイノベーションを生み出す
(日経ビジネスHPにリンクします)
塾をやっていると、部活についての相談は毎月のようにあります。
私も中学高校と部活動を行っていましたし、高校はハードでおなじみ吹奏楽部でしたから、部活についてネガティブ要素になるとは1ミリも思っていません。
ただ平成も終わる現代、顧問の先生には「頭のいい部活」を作ってほしいと思っています。
以下、ちょっとグチも入りますので…すんもはん
ブラック部活の改革、勘違いしそうなのですが、練習時間を短くすることが改革なのではなく、どれだけ時間のムダを無くすかが大切です。
モノの場所1つとっても、無駄な時間は減らせられます。頭を使えばもっともっと効率よくなるはずです。
ちなみに聖光学院の部活ミーティングは2分以内です。2分で簡潔にまとめる訓練にもあるし、何よりダラダラしないっていう意識が素晴らしいですね。「短時間集中」が強い価値を生み出します。
勉強そう、仕事もそう。「その場の強さ」ではなく「未来の強さ」を、大人や指導者は作らなければいけません。
ちなみに、吹奏楽や合唱の音楽関係はまだまだ改革途上である気がします。
運動部よりもメリハリがつきにくく、無駄な時間もたくさんあるのが原因でしょう。
合唱なんか週3回2時間以内の練習で、全国行けますよ…(経験者は語る…?)
もっと頭を使ってほしいと思いますね。
(根性論で音楽やってる指導者は早く絶滅してほしいと願っています)
あとコンクールが8月から9月にあるのが、勉強面では宜しくない…運動部と同じ6月から夏の大会を開始できないものか…
部活動の指導者や保護者の皆さんは、受験生はせめて8月終わったら引退させてあげてほしい。
部活によっては中3の1月過ぎまでやらせるところもあるらしいです。
子どもを非常識な環境に巻き込まないことも、大人の責務だと思いますけどね。
あと中学校の部活レベルならば、顧問や指導者の先生は生徒に勉強させてくださいね。
「○○点以下だったら活動停止」というルールを設けいている部活もあるそうです。
部活動は学校生活の土台の上に乗っかっていることを忘れさせないでほしいと思います。
中学生も高校生も新人戦の時期かと思います。
上級生が引退して新しい体制になってからまだ時期が浅いと思いますが、是非指導者の方々、保護者の方々には「部活改革」を行ってほしいです。