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先日、高校時代の学年主任で、今近くの高校で校長をやられている先生にお会いしてきたのですが、

昔話だけでなく、学校と塾というわけで、教育や勉強法の話になりました。

流石は校長先生、私がたくさん勉強になりましたほっこりほっこり

その中で一番気になった内容…読みにくい文章ですが、是非検討してほしいと思います。

 

 

最近の生徒は「図」を書けません。

「字」も書けないのでは…という塾の先生もいると思いますが、字についてはSS40以上の生徒であればある程度は書けるもんだと思っています。今回は「字」ではなく「図」です。

SS50台前半で手稲新川志望の生徒とか、SS60前後で東西南北目指していて成績が停滞している、伸びや悩んでいると感じてしまっている生徒の皆さんは、実はこの辺弱くありませんか?

 

 

あ、「図」といっても美術センスのことではありません。関数のグラフやフローチャートとかいうレベルです。数学の関数を例にしてみましょう。

「y=-2x+6」という1次関数があったとしたときに、メモリ無い状態で、グラフの大まかな形(概形)を書いてみましょう。20秒以内でお願いします真顔

 

 

傾きが-2ですからこのグラフは右下がり、というのは当たり前で、では傾き-2はどれくらいの傾きなのかなど、「メモリのついていない紙」に「定規なし」でサクサク表すことができますか?

できる人はy切片の6だけでなく、x切片の3もグラフにサッとメモしていると思います。

…で、これって慣れないと出来ないんですよね。

そもそもグラフを書くときにx軸とy軸が超ナナメっていたり、座標のプロットがめちゃくちゃだったり、

特に座標では(4,0)と(0,4)の点打ちを間違える人が多いです。ほとんどが練習不足です。

この辺おろそかにすると、高校行ったときに2次関数の交点や漸近線のイメージができなくなったりするんです。グラフ上手は成績上手ですメラメラメラメラメラメラ

数学や理科でメタメタな人は、図で表すことができていないコトが多いです。

理科もプロットは超大事ですから、早く慣れてほしいですね。

 

社会も「地理が苦手」っていう人が多いですが、大半の生徒は「地図を描けない」んじゃないかと。

それこそザックリでいいので、アメリカやアフリカの地図をノートにサラサラと書いてみるといいです豚豚豚

そこに石油・石炭・鉄鉱石の場所を印付けておきましょうしっぽフリフリしっぽフリフリしっぽフリフリ

フィヨルドやリアス式海岸などの特徴的な場所も、図で覚えたほうが効率いいです。

まとめノートで用語だけをツラツラ書き出すよりも、よっぽど身に付くと思いますよ。

 

国語や英語の長文も、実は「図」が大事です虹

図は文字情報の置き換え、文字情報の簡素化に繋がりますから、論理力が高まりますので国語の成績にも反映されていきます。

 

 

校長先生と話をしていると、自分の高校時代も思い出しましたニヤニヤ

ちなみに、校長なのに校長室がオープン(生徒出入りし放題)なのが凄すぎるのと、高校時代の写真見ながら、この生徒はこう、この生徒はこう…とかなりの生徒についてまだ覚えているのが凄いと思いました!

学年主任で担任じゃないし、そもそも授業は教わっていないのに…びっくり今でもこういう熱い先生はいるのかしら…って思っています。

脱線しましたが、中学高校で私の周りで「デキた」人たちは、絵はよく書いていたように思います。

また、塾で教えるようになってからも、上手い下手関係なく、成績優秀な生徒は「よく描いています」。

逆に伸びない生徒ほど、問題文に線引きばっかりすること、メモをすることだけで止まってしまう感じ。やっぱり成績もそこで頭打ち…って感じです。

図の大切さは昔も今も変わりません。私も昔からそれに気づいていれば…スライムスライムスライム

 

 

生徒の皆さんは、「字」ではなく「図」にこだわってみましょうニコニコニコニコニコニコ

当然、早く(速く)書く練習は必要です。チラシの裏にどんどんやっていってほしいと思います。

2学期の成績大幅アップを達成しましょう!