【2019年12月6日】リンク先更新しました
リンク貼り直して気付きましたが、調査書「令和」バージョンになっているんですね。
今の中3生は「令和2年3月卒業見込み」…
そういえば、「令和元年4月入学」って存在しないんですよ。
あと30年ほどするとトリビアの泉で紹介されるかもしれませんね
内申点は、北海道の公立高校入試では大変重要です。
中1・中2生はこの重みを知らない人が多いんですよね…特に副教科
北海道では、全9教科で評定5段階として
(中1学年末)×2+(中2学年末)×2+(中3学年末)×3・・・★
の合計点で算出されます。
次に合計点の目安として、「ランク」があります。
上記★の計算だと、オール5の生徒さんで内申点は315点、オール1だと63点。
315点から20点刻みで「Aランク」「Bランク」・・・と分けていきます。
Aランク・・・315~296
Bランク・・・295~276
Cランク・・・275~256
となっていくんですね。
※評定オール「4」で「Dランク252点」、オール「3」で「Gランク189点」は覚えておきましょう。
さて、内申書の話ですが、北海道では「個人調査書」と呼ばれるそうです。
こちらをご覧ください。
■R2 道立高校入学者選抜個人調査書ダウンロード(高校教育課)
(北海道教育委員会のHPにリンクします)
ここから「個人調査書の様式」の記入例を見てみましょう。
◆記入例
(令和仕様になっている…そして消えた「昭和」の文字)
成績以外にも、いろいろ書かれていますね~
気にしてほしいのは、
■内申点は学年末のみ・・・1学期や2学期は記入されません。
■「第3学年の学習に関する所見」・・・直前の頑張りはここに書かれるんですね。
→つまり、中1や中2の時は振るわなかったけれど中3で頑張ったというところは見られますし、
中1や中2の時は良かったけど、中3でグレてしまった…というところも見られてしまうんですね。
■出欠の記録・・・何故休んだかの理由もありますね。
■第3学年の行動の記録・・・ここも中3のみ。
→なぜ中3のみの評価なのかというと、直前の様子は高校入学後に直接影響があると思われるからでしょう。思春期で色々考え方も変化してくるので、中3での様子を気にする高校は多いのではないでしょうか。
※中1・中2については、■特別活動の記録 というのがあります。部活や委員会だと思われます。
なんか・・・中3の行動記録が多いですね。
ただ、「俺学校で荒れてた!もうダメじゃん!」とか思っちゃダメですよ。学校がそんな悪く書くわけないですから…きっと…
それに安心してください。
やっぱり、合否の決め手は「内申点」と「当日点」です。
行動記録についてはあくまで「参考資料」と捉える学校が多いと言われています。
(要は、入試点数が同点だったらどうする?ということです)
ただ、現在中2の生徒さんは注意しましょうね。内申書の評価が高いほうが有利に決まっていますから…!
特に現中1世代の皆さん、入試改革でこの内申点計算も、どうなるか分からないですよ
こういう改革時は、「保険」を持っている生徒が優位です…
これって、学校の先生も緊張しますよね🐕🐕
きっと「調査書の記入が上手な先生」とかいそうですし、生徒の高校合格率が高かったら、やっぱり担任は評価されるべきと思いますがね…
(実際は部活動の全道全国出場の方が昇給材料になるみたいなので、だからブラック部活が発生するわけで…)
今回は以上です。
(朝日新聞社HPにリンクします)
まだ決まりでは無いのでご注意ください。
競歩・マラソンと同じく、こういうのは1日でも早く着地してほしいものです。