■小学生は遊ばなさすぎ、高校生は遊びすぎだと思います。
数回に分けて気になることや記事を書いていきます。
2017年度全国学力テスト(毎日新聞社のHPへリンクします)
この結果を見ると…
「小学生は低いが、中学生で良くなる」っていう地域と、
「小学生は高いが、中学生で悪くなる」っていう地域があります。
各地方紙でも、「我が県は全国平均以上だ」とか、「国語が悪い」とか、色々な記事が検索すれば出てきますね。
沖縄小6ほぼ全国水準、中3は全て平均以下(沖縄タイムスのHPにリンクします)
もう何年も調査をやってますし、学校現場の取り組みに差はないと思います。
地理的問題…首都圏は良い、っていうイメージもあるけれども、
いかに先を見据えた勉強をさせられているか、
子どもたちに高校・大学進学後の将来をイメージさせて勉強させられているか…
ってのが、結果の差なのかなあと思います。
沖縄県は万年最下位でしたが、小学生がここ2~3年で大きく躍進。
一方で中学生は相変わらず低迷といった状況。
沖縄と言えば、中学生から生活面での荒れが目立つ認識はあるかもしれませんが、
「それでも何とか生活できるし、勉強なんかしなくても大丈夫」
っていう空気が、まだ根強い地区だともいわれています。
(あれだけ、中韓などの発展・進出が危険視されているというのに…)
現在の大人世代と違って、これからの世代は間違いなく、
「学力格差=自活格差=経済格差」となる確率が、高くなるでしょう。
※自活ってのは、「自分の力で未来を拓くこと」で、自分で進路を決めるとか、次に何をするべきかを自ら考えて行動するとか、そういった意味と捉えてほしい。
それを何としても認識させるのが、大人であり学校であり、地域の役目ではないかと考えているのです(それ以前に我々大人も気付かなければ…)。
※北海道、見た感じ順位が上がっているように見えますが、
「公立小中学校のみ」の結果であることはお忘れないよう。
首都圏の上位層は皆、私立の小中に行っていますよね?いわば他県は「2軍」です。
さらに、札幌市の順位は、「政令指定都市」の中では低めですね…そのことを認識しなければ。