鳥せい@京橋 | ディックの独白 / Dick's Monologue

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焼き鳥は及第点


今月は毎週のように出張。

それは別に構わないけれど、本日の東京の予想気温が27℃。仕事先がせめてキンキンにクーラーが効いていることを願うばかりなり。


閑話休題。

ある日のこと、京橋 の地に降りたちました。

天満、新梅田食道街と並ぶ、僕のお気に入りの街。待ち合わせたのは数年前に早期退職をした友人。お互いの近況報告ってやつです。そして選んだお店がここ。

 鳥せい



北河内に住んでいる方なら知っている人が多いかと思うけど、京都伏見に本店を構える鶏料理のお店。

伏見と言えば日本三大酒どころで、酒蔵が多く昔から酒づくりが盛んな街。月桂冠、黄桜など、名だたる蔵があるのです。そんな街を本店とするお店なので、お酒と焼き鳥を美味しくいただこうかとの目論見。

だいぶ以前に伏見本店で飲んだ時は、竹筒に入れたお酒があったり、鶏料理も美味しくいただけて、そりゃあ良い記憶しか残っていません。



さて京橋店。

ご多分に漏れず、こちらもQRコードでの注文。料理探すのに時間がかかるのが難点。紙のメニューなら全体把握出来るのにな。アラカンには厳しい時代だわ😅


まずは瓶ビールから。京橋とはいえ、ええ値段。天満価格の倍はしています。このエリアでも高値の部類に入るでしょう。



ポテトサラダ 卵のせ


どのお店でも必ずといっていいほど注文する品。

お店のカラーが出やすいならね。鶏料理店だから卵を加えたと思うけど、そこに創意工夫は見られませんでした。残念だけど。


つきだし?だと思う。QRでの注文なら、サーブするときに料理名とか聞こえるように説明して欲しいけど、ガチャと置くだけ。もしかしたら説明しているかもしれないけど、なにも声は届いていません。

当初は外人さんのバイトかなと思っていたら、日本人でした。他のホールの人と普通に話せるなら、お客さんにも話をしてくださいね。


味は悪くないよ。濃いめなので、むしろ好み。


かわ ヤゲンなんこつ やきとり(もも身)


さすが鶏専門店。火入れ具合はちょうどいい。かわがとにかく美味い。何本でも食べられそう。


とり皮ポン酢


ぬちゃぬちゃとした食感は好みが分かれるかと思うけど、僕は好みだな。こちらのは特に際立っていました。


鶏の一夜干し



興味本位で注文。自席で炙ります。

旨みが凝縮している干物は、炙ると更に旨みが上がるように感じています。鶏の一夜干しは初めていただいたけど、鶏肉がこんなにも濃厚なのか!と驚きました。こちらのお店では、これは必食だな。



ハイボール


誤算でした。友人はお酒に強くなく、ここからはソフトドリンクに移行。僕だけ日本酒をガバガバ飲むわけにはいかず、ハイボールでお茶を濁しておきました。日本酒飲みたかった〜。


ミンチ(つくね) かわ


これは日本酒に合うな、きっと。やはり火入れがいい具合。


おやどり焼


今回、これも注文して大正解でした。硬くしまった肉は親の証。噛むほどに旨みがじゃわりと溢れてでてくるのです。一鶴のおやどり焼きみたい。


砂ずり


これは可もなく不可もなくかな。


揚げ出し豆腐



ご馳走様でした。

総合的に言うと、鶏料理は美味しかったですね、焼鳥を中心に。


でも接客は全然良くない、久しぶりにあかんと思いました。ガチャガチャと置くだけで説明皆無。説明ないから(声小さいかも)この料理は○○ですか?と尋ねてもレスポンスなし。お店でスルーされるなんて初めて。なんのためのホール係なのかな。これならワンカルビにあるロボット搬送機の方がマシ。


また席への案内プロコトルどうなっているのだろうか。先に入った僕ら男二人には細長い2人がけテーブルを案内して、後から来たカップルを4人がけテーブルに案内。そこは予約札もなく、でも二人ではダメと言われたテーブル。

注文する料理の数は誰が考えても違う。僕達はテーブルに乗りきらないので、別々の料理をひとつのお皿にまとめたりしていたのですが、その間ホールの人は料理持ってボーと突っ立っているだけ。せかして申し訳ないとひと言もありませんでした。カップルは少ししか注文しないのでテーブルの上はガラガラ。


折角の旧交を温める場だったのに残念でした。

料理食べるなら再訪ありだけど、あの接客を再度経験するのはごめんだわ。

本店の人、一度視察してみたらどうですか。だからお客さん少ないんとちゃうかな。