むさしや@新橋 | ディックの独白 / Dick's Monologue

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これぞ。お子様ランチの大人版

 

ニュー新橋ビルと言えば、JR新橋駅に隣接する商業ビル。

僕も東京赴任時代に随分と活用させていただきました。飲食店や金券ショップ、はたまたクリニックや衣服店があって、新橋界隈に勤めるビジネスマン御用達と言っても過言ではありません。

大阪で例えるなら、大阪駅前ビルかな。でももっと賑わっているけど。

 

※グーブルマップから借用

 

インパクトのある外観はまさに新橋のランドマーク。でも老朽化が進んでいて、2014年に地権者による協議会が再開発をする方針を決定したけれど、2024年6月現在、いまだ再開発が行われていません。

 

その1階にいつ来ても行列の絶えない洋食店があります。それがここ

 むさしや

 

洋食屋と言っても、大阪駅前ビルのぶどう亭や欧風軒みたいなイメージとは全く異なります。写真に見られるように、カウンター6席のみで通路とお店を仕切るのはすだれのみ。中が丸見えなので、落ち着いて食べるだなんて雰囲気ではありません。ましてやスマホいじりながら食べるなんて強メンタル者はいません。お店ではなく、並んでいる人達が注意すると思うわ。ちなみにこの日は14時過ぎの訪問にも関わらず、20分待ちました。

 

image

 

「キャノンデールのB級食べ歩記」の執筆者 キャノンデールさんもこのお店を愛用されていたことを思い出し、久しぶりにメッセージを送ってみました。直ぐに返信あり、そこから並んでいる間、メッセージのやりとりをさせていただきました。ちょうど前日にここに来られており、25分待たれたそうです。やはり行列の絶えないお店。

 

 

並んでいる間、ポスターやメニューを見ていたら、すだれ越しにお店の人が順番に注文を聞いてきました。二人前の人のオーダーを受けているけど、まだ決めきれていない。

ここのナポリタンは超懐かしい味なので是非とも食べたいんだけど、この日は眩いばかりの真っ白なシャツ。どうしようか~と頭を抱えていたら、はいお次の方~と。

この瞬間に目から入ってきた情報を即座に処理し、量子コンピューターよりも早く、ナノ秒レベルで結論を出した我が頭脳。そのオーダーは

オムライス 大盛りで ミニハンバーグも

 

 

糖質控えめを意識せなあかんのに、また大盛りと注文してしまった。
糖質は控えめにね~と可愛らしく戒める声を誰かに吹き込んでもらって、注文する前に聞くようにしようかな(>_<)
 
案内されたのは、唯一カウンターを横から眺めることができる席。ここは両脇に人がいないので肘がぶつかることはなくていいんだけど、並んでいる人達の視線をがっつり受け止める席。食べながら行列を眺め、スマホで写真を撮るだなんて、僕にはできるかな~。あっそうか、俺強メンタルだったわ。

 

 

こちらは前金制。1600円のコールには、さすがにカウンター席の人達が一斉にこちらを見ました。なに喰っとるんやろうと言わんばかりに。ちなみに大盛りの上に特盛があるらしいので、それにすれば1800円。そしたら目玉焼き2つ乗せて、2000円超を目指さなきゃなぁ。

 

オムライス 大盛り ミニハンバーグトッピング

 

かなりのボリュームです。やっちまったか~と思ったのは、あながち嘘ではありません。そして追い打ちをかけるかのように、お味噌汁までついてきます。

 

 

具材がそんなにも多くないチキンライス。卵は薄いのに破れることなく、しっかりとライスを包んでいます。かけられたケチャップとの相性は抜群。バターの香りもほんのりとするのがいいね。

 

 
付け合わせのスパゲッティ。シャツを汚さぬようにナポリタンを避けたのに、ここで飛ばしてしまったら身も蓋もありません。最新の注意を払ったわ。

 

 

ハンバーグはしっかりと固め。お箸で簡単に割ることができず、スプーンとに二刀流で分割させました。

 

 

ボリューミーでしたが、完食はできるものです。

ご馳走様でした!

これだけのボリュームがあると、味に飽きが来そうなものだけど、そんなことなく最後まで食べきることができました。ポイントはたっぷりとかけられたケチャップの量調整かな。

これから東京は何度となく来るだろうけど、新橋には来る用事がないなぁ。でもきっとまた来ますね!

 

 

ところで真向かいの店名に見覚えが。丸ビルから駅前ビルに引っ越ししてきた味仙と同じ店名で、同じ台湾料理。辛いと聞くので入ったことないけど、何かの偶然かな?と思い、arakan777さんことオヤジさんにLINE。そしたら名古屋本店の台湾料理屋で、大阪と同じ系列とのこと。

激辛が美味しいよと連絡来たけど、すいません 辛いのは苦手です。アメリカンもあるよと再度連絡入りましたが、無理でしょう僕には。