これが町中華名店の証
北大阪急行のすぐ脇には一般道だけど高速道路みたいな新御堂筋が並走。駅ホームからは車が猛スピードで走りすぎていくのを眺めることができます。
急な訪問ですが、もちろんKさんにはお声かけをしました。ご紹介していただいたのに、ひとり黙っていくなんて不義理はできないので。
流石にKさんも、当日のそれも電話してから1時間後に東三国到着 には面食らっていましたが、そこは懐深く了解していただきました。
でも僕の勘違いで、Kさんは東三国在住だと思っていたのですが、電車から降りてこられたのを見て、かなり無理を言ったと猛省しました(^^;)。
東三国は食事処・飲み処が多い はKさんの総評。
確かに通りを歩いていると、左右に飲食店が多く並んでいます。その中の一軒が本日の目的地。それがここ
中華料理 若水
ランチタイムはとうに過ぎているのに、店頭には行列。でも10分ほどで店内に案内されました。
なかなかリアリティのあるサンプル。これがボリュームまで正確に再現しているなら、一品の量は相当なもの。
昭和の香りというものを体現した店内。でもお客さんは昭和世代ばかりではなく、結構若い人達も多く見られました。Kさんや僕ならノスタルジーにかられるんだけど、若い人からすると古き良き時代なのかな、昭和って。
テーブル先は相席となるので、Kさんと僕はカウンター席へ。
相席は別に構わないんだけど、こちらの会話が丸聞こえなのもなんなのでねぇ。
ここでのお勧めは唐揚げとオムライス とKさん。
唐揚げなんて、1つが他店の3倍くらいあるので3個で十分 お客さんは全員唐揚げを頼むよ
Kさん、かなり通い詰められているのが、分かるなぁ。メニューには唐揚げ5個もありますけど?と話を振ると、とんでもないと手を横に振られました。
唐揚げにはビールでしょうとKさん。糖質を気にする僕でもその意見に反対するいわれはありません。もちろんビール。
ではかんぱ〜い。突然のお誘いに応じていただきありがとうございます。
注文は全てKさんにお任せ。どれもボリューミーなのでシェアすることを前提にした注文。
Kさん、テンポよく注文を済ませていきます。
唐揚げ
なんだ、たいしたことないやんと思ったそこの貴方! シェアするので、調理前にひとつの塊を2つずつに切り分けてもらっているのです。だから6ピースあるけど、実は3個分。この1ピース分だけでも他店の唐揚げよりも大きい。確かに5個を注文したらとんでもない量になるのは間違いない。
衣に下味がついて、パッリパリとしか表現しようがないくらいカラッと揚がっています。さりとて中には火が通りすぎることなくジューシー。どうやって調理したのか不思議だけど、中華店の強火力コンロならではなんだろうか。
ともかく衣のインパクトが強すぎて、鶏肉の下味まではわかりませんでした。これは衣で食べる唐揚げだな。個人的なイメージですが、毛沢東スパイスがかかった鶏肉を揚げたような感じ。
美味いよ、これ。ビールとの組み合わせが最高。
オムライス
中華料理でオムライス?と思った貴兄!
今町中華オムライスが熱いのです。マツコの知らない世界でも156軒の町中華オムライスを食べた方が出演されていたり、カゴメが町中華オムライス企画を仕掛けたりしているのです。
しかし中華料理店のオムライスは洋食のものとは似て非なるもの。中華ベースと言えばいいのか、ライスがすごくコクのある味。それに結構大きめの海老がゴロゴロと入っていて、食べ飽きないのです。
はっきり言って、これは美味い 美味い 美味い~
癖になる味。Kさんとの配分では、かなり僕に多めに分けていただいたので有難くいただきました。
両雄が並んだビジュアルは素敵だろ?
餃子
中華料理で餃子は主役だけど、今回はバイプレーヤーに徹していただきました。それだけオムライスと唐揚げのインパクトが強すぎるのよ。でもこの餃子だけでも食べにくる価値はあります。
小海老の天ぷら
中華料理店で初めて食べたときの感動は今でも覚えています。こんな美味い料理があったんだ~と。その時に食べた料理が、天津飯と餃子と小エビの天ぷら。これが今でも大好物。
僕のDNAに刷り込まれてしまったのかもしれないなぁ。
クリスピーみたいな感じでした。また食べたい。
ご馳走様でした! ここは美味かったなぁ。
また来ますよ。
Kさん、急なお誘いにも関わらず、快く合流していただきありがとうございました。
朝食をガッツリ食べられていたので、今回は町中華梯子はしませんでしたが、いずれまたお願いします。
東三国の他の町中華も案内いただきました。次回はここからかな。