八重勝@新世界 | ディックの独白 / Dick's Monologue

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原点回帰

 

僕の好きな食べ物を相撲の番付に例えると、串カツは間違いなく三役以上に入ります。他にもお寿司に天ぷら、焼肉やカレーなど枚挙に暇がなく、番付をつけがたいので三役以上の表現。

ジャンジャン横丁を歩いていた猫に問うてみたら、串カツが横綱に決まっているやんと当たり前のことを聞くなとの顔で即答されました。

 

串カツも色々なお店がありますが、新世界ではここが大の贔屓。

 八重勝

 

開店直後は長蛇の列が当たり前。でもこの日は八つ刻に訪問したためか、ほとんど待たずして入店できました。

 

 

案内されたのがどて焼の真ん前、特等席。いつも同じところに座っている気がするんだけど。

 

 

そして右斜め前は揚げ場。ライブで串カツを揚がっていくのを見ることもできるのです。

 

 

では喉を潤します。ここに来るまで長時間歩きづめだったので、喉がからから。

 

 

 

どて焼

 

串カツ屋に入ったら、いの一番に注文してほしいのがこれ。

お店毎に味が違うので、お気に入りのお店となるかを決定づける大きな要素と言っても過言ではありません。白味噌が強すぎるのは苦手なので、八重勝のが好みなのです。

 

キャベツが来ないぞぉとやきもきしていたら、身体から不穏なオーラが出ていたのか、お店の人が駆け寄るようにしてキャベツを届けてくれました。(-_-;)

 

 

串カツの注文には、野菜からとか〆は軽めのもの等のルールは一切ありません。

今まさに食べたいものを注文をすればいいのです。

熱々が食べたければ注文数は少なめに、何度も店員さんを呼びつけるのが面倒だという向きには多めの注文をお勧めします。

串カツのルールはただひとつ。

ソース二度漬けお断り

 

 

今回の訪問はなんと1年と2か月ぶり。だからといって串カツを自粛していたわけなどなく、あちこちのお店に浮気をしていました。ええそうなんです、尻の軽い野郎なのです。それは読者の方々もよくご承知のとおり。

 

巷を賑わせている物流・資源の値上げの影響は、ここ八重勝にも影を落としていました。1年前の単価と比較してみると、平均10%前後の値上げ。なかでも名物のどて焼きと串かつ(3本セットの)が330円→390円と20%の値上げ。庶民の味方である串カツであっても、このラッシュには抗えなかったようです。

 

メインの串の注文。魚、豚、鶏、加工品と全く何の繋がりもなく、今食べたいものがこれだったのです。

 

焼きあなご ウインナー とんかつ ささみしょうが

 

ソースには様々な串が漬けられることで、素材の味やエキスがソースに染み出して、旨みとコクがでてくる と僕は思っています。ソースはお客さんが育てているんだと。

これ、中央市場のゑんどう寿司の醤油の考えと同じなんだけど、あくまでも僕の私見であり、お店の公式見解ではありませんので。

 

 

うまいなぁ ここに来てよかった としみじみと思ってしまうのです。

 

豚ヘレ  厚切りベーコン  生しいたけ  なすび  たまご  えびもち

 

串カツは魔法の料理。どんな食材でも衣をつけて揚げてしまえるのです。

 

 

 

ハイボール

 

串カツに最もマッチするのはビールだと思っています。

でも瓶ビール2本も飲むと胃袋が圧迫されるので、最近は1本で控えて、ハイボールにすることが多いのです。

 

 

同じ揚げ物でも、唐揚げとハイボールは串カツ以上にマッチすると思うんだけどね。

 

 

生麩 マグロしそ巻き 串カツ

 

麩が苦手な人でも生麩は是非とも食べていただきたい。ねっとりとして口中にまとわりつく感覚は、か・い・か・ん。(古いか!)

 

 

 

ハイボールのお代わり。

 

 

今回も滞在時間50分。楽しませてもらいました。
ご馳走様、また来ます。