お店の造りが雰囲気いいので行ってみませんか?と誘われました。それがここ
がんこ 平野郷屋敷
豪商 辻元家屋敷を基にしており、建物も江戸初期に建てられたままとか。邸内を散策してみると、広大な建屋ち、まるで野山を切り出してきたかのような造りの庭など目を見張ることばかり。
その他のがんこの店舗とは一線を画す造りにため息をついてしまうけど、と同時に当時の豪商の繁栄ぶりが伺えます。
どんな経緯があったのかは窺い知れませんが、今はがんこが運営する店舗なのです。
店内はこれまた絢爛豪華なもので、お店を間違えたのかと一瞬戸惑ってしまいました。
座敷に案内されましたが、まるで海外からの要人を歓待するかのようなテーブル席。
この日は数十億円程度の取引契約にサインするだけなんだけどなぁ〜(嘘)。
早速メニューに目を通します。
店構えからランチの値段も相当なものだろうと覚悟していましたが、あにはからんや至って普通の価格でした。
さすが、がんこです。店舗の維持費が相当かかっているはずですが、価格への反映をさせていませんね。
あまりにパシャパシャ撮影しているので、何に使われるのですか?と同行者から尋ねられてしまいました💦。
鱧づくし膳
同行者が注文したお膳。鱧好きな僕ですが、それ以上に大好きな料理があったので、心を鬼にして見送りました。
鰻ひつまぶし膳
僕が注文したのがこれ。メニューにひつまぶしの文字を見つけた途端、これ以外の料理は眼中に入りませんでした。
名古屋が産んだ鰻料理の最高傑作、ひつまぶし。
元祖と言われるあつた蓬莱軒は明治6年創業なので、味変という思想はこの頃からあったみたい。
三杯目のお茶漬けのために火を入れてもらいます。
ところがですね、肝心の、いや主役の鰻の写真を撮っていないという体たらく。これは大失態。
鰻を食べることに全集中していて、撮影にまで考えが及んでいませんでした。
なぜか同行者の鱧は、しっかり撮影していたのに。
お膳とは別で、コーヒーとスイーツをいただきました。
これが庭の写真。大阪市内とは思えぬ造形美。
眼福とはこのこと。見事な店舗を見せていただきました。お腹だけでなく、精神的にも満腹となるお店でした。
ご馳走様でした! また来たいですね。遠方なので、おいそれとはいきませんが。