岡本太郎展覧会〜すし酒場さしす | ディックの独白 / Dick's Monologue

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芸術は爆発だ!が俺達の太郎

 

芸術の秋です。

かの岡本太郎展覧会が、中之島美術館で開催されていたので行ってきました。行きたい日時の枠をネット予約するシステムで、流石に思い立った当日の予約枠はとうの昔に締切。当日券も現地販売のみで11時には完売していました。

なので改めて空き枠を確認すると、都合のつく週末は展覧会最終日とその前日しか残っていませんでした。なんとか滑り込みで予約して、この日を迎えたのです。

 

京阪渡辺橋駅から徒歩10分くらい。10月にも関わらず、とっても暑い日だったので日影伝いに移動。初めて中之島美術館にきました。

 

お〜なんとシックな外観。大阪にもこんな美術館が出来て、府民の芸術に対する関心も一層高まることでしょう。

 

 

 

ちょ、ちょっと撮影の邪魔しないでください。
芸術の一端に触れようとしているのに。芸術のカケラも感じないピースサインよ。

 

 

なんでそこにいるの!

貴女はコケティッシュながま口職人 わび助さんではありませんか。

 

天真爛漫・天衣無縫に弾けまくるわび助さん。今日は芸術への造詣を深めようとしていたのに、思い通りにいかないものです。

 

 

芸術に深い知識を持たない僕達でも、岡本太郎の凄さは見ているだけで伝わってきます。

それが芸術家 岡本太郎なのです。

 

東京赴任時代に南青山の岡本太郎記念館、自宅兼アトリエですが、そこを見学した時に出会った作品群も来ていました。

そのひとつがこれ、

座ることを拒否する椅子

 

このコンセプト、大好きやわぁ。

なんやと~椅子の分際で拒否するか~? 目玉つつくぞ~  なんて言って拒否するつもりや 口どこにあるねん など色んな疑問が沸いては消えての繰り返し。これひとつ、家に欲しいけど、座ることを拒否されているので何に使えばいいのか。椅子を対話する日々が続くのだろうな。近所中で、危ない人と噂されるかもしれない。。。

お土産コーナーで、これのソフビやクッションカバーを買おうかと散々悩んでしまいました。買わなかったけど。

 

全部掲載したらきりがないので、一部のみ。太陽の塔ね。

 

万博記念公園にあるもののミニチュア版です。

 

太陽の塔の腹部にも、グラスの底にもある顔。

 

そしてタローマンも居ました。まるで70年代のウルトラマンのセットみたい。

 

約2時間、作品をじっくり鑑賞して、岡本太郎芸術に首まで浸りました。いや~楽しめたわ。
 
 
食欲の秋です。

お昼も食べずに鑑賞していたので、お腹ペコペコ。大阪駅前ビルまで移動して、向かったお店がここ。

 

 

 すし酒場 さしす

お昼時を大きく外れていても、店頭行列は不可避。でも20分ほどで入店できました。

余談ですが、この暖簾を左から読むと店名の「さしす」、右から読むと「すしさカバ」、だから「すし酒場」なのです。関西人ならおおかた知っているけど、他の地域の方は知らないでしょうから豆知識として。

 

「すし酒場さしす」は株式会社JOUJOUが運営する店舗で、2020年1月に1号店をオープン。ここ2号店は同年9月にオープンして、次々と拡大し続けている、まさに飛ぶ鳥落とす勢いの会社。

回転しているのではなく、注文を受けて板前さんが握るスタイル。でもコスパいいので、若い人たちからの支持も高いのです。

 

 

 

 

 

 

プレモル、生レモンサワー

かんぱーいとグラスを合わせます。とにかく二人とも腹が減っているので、どんどん注文をしていきます。

 

 

 

カンパチ、コハダ握り、寿司エビ、玉子

まずお寿司の登場。この第一陣でグーグーと騒がしい胃袋をなだめることにします。ここはシャリコマなので、貫数を重ねることは女性でも容易なのです。わび助さんは女性でも、たくさん食べる人なので関係ない話ですが。

 

カキフライ

僕の大好物、牡蠣です。真牡蠣のシーズンになってきたので、この冬も色々な料理を楽しみたいな。

やはり生カキかな。殻からじゅるっと啜りこむのはワイルドだけど楽しくて美味しいのです。

 

 

やめんか~い。牡蠣が食べられないわび助さん、いたずらばかり仕掛けてくるのです。

 

タルタルだったかマヨネーズだったかは忘れてしまったけど、美味しいことには変わりないのです。

 

銀鱈の西京焼き

これも僕が目のない料理。西京味噌(白みそ)に鱈を漬け込んだ後、焼いた料理だけど、身が柔らかくてとても美味しいのです。

 

鯛のかま(かま鯛)

魚をこよなく愛するわび助さん、かまには目がありません。魚が好きな人は、食べるのも上手。彼女が食べたあとは凄く綺麗なのです。

 

煮アナゴ

すしネタの中で、最も大好きな部類に入る穴子。個人的には鰻より好きなのです。この柔らかな身と煮詰めたタレの組み合わせが最高ですね。

 

ボタン海老握り、生げそ、ホタテ

海老大好きわび助さん。ボタン海老はそっくりそのままお渡ししました。

 

本マグロ

この日の特別価格とはいえ、これが280円とはどうかしています。前述の煮アナゴ(400円)より安いのです。人気がある理由はいろいろあるけど、この事実もそのひとつ。

 

日本酒が欲しくなったので、紀土を注文。目の前で注いでくれるパフォーマンス。

 

どんどん注いで~。

 

もっともっと。

 

 

紀土

 

 

カニみそきゅうり

写真撮っていなかったけど、わび助さんは熱燗(菊正宗)を注文。そのアテにこのお寿司とは、酒飲みが好む選択ですね。

 

 

カニサラダ

子供が喜びそうな、こんなネタも頼んだりするのです。

 

 

チューリップ

ここで揚げ物を注文。やはり注文しないわけにはいかないのです。ただ残念なことに、火を通しすぎて固くなっていました。餅は餅屋かな。

 

角ハイボール

メガサイズなんか注文していません。単にハイボールと注文したらこのサイズ。嬉しいわ。

 

生タコ梅肉、玉子、芽ネギ

〆のお寿司です。〆に芽ネギを注文することが多いかな。

 

本当の〆はアサリの赤だしでしたが、写真撮り忘れ。

夕方近くになり店頭行列も再び長くなってきたようで、ラストオーダーを伺いに来られました。

もう十分に食べたので、注文はせずにお暇することにしました。

 

 

ご馳走様でした!
これだけ食べて飲んで1万円に届きません。最強のコスパです。
だからまた来ますね。