鮪酒場 まぐろじん@天満 | ディックの独白 / Dick's Monologue

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お茶が飲みたい場合はどないすんの?

 

 

  鮪酒場 まぐろじん

 

今年5月に新規オープンしたお店。

JR天満駅から天神橋筋商店街を北上すること1分との案内だけど、30秒もかからないな。これが真の意味でのエキチカだ。

 

このお店の目玉は、各席に設けられた蛇口からジンソーダが出てくること。しかも無料ってどうよ!

 

鮪酒場を標榜するだけあって、メニューはまぐろ尽くし。

 

 

しかも日によっては、まぐろの希少部位が食べられるとのこと。訪問したこの日は肝。100kgのマグロから僅か500gくらいしかとれないそうです。そりゃあ価値あるわ。そういえば、マグロの肝なんて食べたことないなぁ。

 

 

ターゲット層は30代。小金を持っていて回転寿司を食べ飽きた世代だな。

 

 

厨房を囲むように大きなU字型のカウンター。中に立って給仕をしてくれるのは、皆うら若き女性ばかり。でも客席には面していないお店の奥の空間には本職の板前さんがいるようです。

 

 

 

確か大阪駅前第三ビルの謹賀も同じような形態で、客席には見えない厨房で男性板前さんがいることを、先日テレビ番組「坂上&指原のつぶれない店」を観ていて知りました。気難しい顔した板前さんが立つよりも、女性のほうがソフトで人当たりの良い接客ができるので、お客さんが入りやすいということなんだろうな。

 

 

店内は、無料で飲めるジャパニーズジン翠(すい)の提灯行列。なんでもオープン1か月でジン消費量日本一の記録をぶち立てたらしい。一日平均796杯の翠ジンが飲まれたことになるそうです。そりゃあサントリーも販促費用突っ込むわ。

お店もすごいけど、やはり天満という立地条件も良かったんだろうな。出店場所と目利きは大事ですね。

 


この日一番客。

どの席にも蛇口がついているので、クーラーの冷気が直撃しそうな席を選びました。

(暑がりなので、この夏を乗り切る自信なし)    

 


グラスが2つ。同行者ありです。

 

 

あっ、これ!

こんな風に撮影の邪魔ばかりするのは がま口職人 わび助さん。もちろん乾杯のお酒は、翠です。

 

 

蛇口の倒し方によって濃度が調整できるようです。もっと濃く~なんて言いながら飲んでいたら、酔ってしまったわ。この翠、すぐに回るね。

 

 

これ、つきだしです。立派やわ~。

 

 

サカトケ乃カミのパンドラの箱を思い出します。あれは贅を極めたような一品だけど、これもつきだしにしては、なかなかのレベル。

 

 

 

マグロ酒盗

 

うん、いい味。酒飲みのはずなのに、ご飯が欲しくなるわ~が二人の感想。

 

 

スプーンですくって食べるのは、高価な食材を想起させます。MOTTRAのスターレットも小スプーンで食べなきゃもったいない。

 

枝豆ペペロン

 

オリーブオイルで指がベタベタになるけど、単なる枝豆と違ってこれが美味いのよ。

 

 

まぐろじんもり

 

鮪の切り身が見た目以上に多く乗っています。単に刺身食べるより、こちらの方が満足感高いわ。

 

 

対馬まぐろのキモ刺し

 

この日の希少部位、肝。つるんとした食感、あっこれ病みつきになりそう。680円(税別)とはにわかに信じがたい。何度でも食べたいけど、今度いつ入るかは神のみぞ知る か。

 

 

 

プレモル

 

翠ばかり飲んでいたら酔いが回りそうなので、ビールで中休み。

 

 

きざみガリ

 

翠だけだと単調な味なので、なにかトッピングを~とチョイスしたのが大葉とガリ。でも大葉は先ほどの肝に添えられているのを再利用することで、ガリのみ注文。これ美味しいわ。

 

 

 

 

マイタケ天 紅しょうが天

 

紅しょうがの文字を見つけたら、注文せざるを得ないのです。見つけてしまったか~と苦笑するのは、わび助さん。僕が紅ショウガ大好きなのを知っているのに、云ってくれないとはどうよ。

 

 

こちらでは、全てがタブレットで注文。それは氷も例外ではありません。しかも注文したら、わび助さんの顔よりも大きな桶で出てくるので、笑ってしまいました。

この写真のわび助さん、唇セクシーに撮れました。カメラマンの腕がいいのよ。

 

 

ほら、桶デカっ。

 

 

 

まぐろ和風ユッケ

 

これは面白いメニュー。鍋に入れるすり身みたいにしてサーブされました。

ユッケだから、黄身を溶いて混ぜて~って できるかい!

こんな細い竹筒の上でするのは至難の業よ。まぁそれでも全て、わび助さんにやってもらったけどね。手を動かさずに文句を垂れる、一番あかんタイプな奴やん。でもホンマにできる自信なし。

 

どこのマグロやろ、期待の上をいく美味しさでした。これ定番メニューではお勧めです。

 

 

ご馳走様でした!

鮪をたんと食べたくなったら、ここはお勧めですね。きっと満足します。希少部位は是非とも食べるべしです。他の酒場では食べられない部位も多いので。

そしてやはり入りやすいのか、女性おひとりでも来られていました。店内綺麗だし、リピートありだな。

また来ますね。