赤萬@三宮

神戸元町餃子といえば味噌ダレだけど、それは元町エリア限定であって、大阪にはほとんど広まってはいないと個人的には思う。（あくまでも主観なので）　美味しいんだけどなぜなんだろう？　かく言う僕もまだ味わったのは数回しかないけどね。

数年前、神戸元町餃子を牽引する四天王は瓢たん、ぼんてん、大学、赤萬の４店だったらしい。ところが昨年・今年とそのうち２店が閉店（瓢たん、ぼんてん）となり、今では２店を残すのみ。この日はそのうちの１店を訪問。

赤萬　三宮店

三ノ宮と元町で２店舗を展開しています。創業年はネット情報では諸説ありますが（こんなにバラツキあるのも珍しいほど）、約60年近く営業を続けられているのは事実なようです。

メニューは餃子とビールのみ。これぞ選択と集中の極みとでも評せばいいのでしょうか。しかもビールは創業以来、麒麟ラガー一筋とのことです。

この日はＭさんとオステリアブッコボロネーゼを皮切りにして、ここで３軒目。

２軒目は赤萬近くのホノルルコーヒー。一軒目の最後に食べたボロネーゼがお腹にもたれすぎていたので、落ち着くまで休憩をしていました。

実は神戸元町餃子は初めてというＭさん。味噌ダレで食べる餃子を大変楽しみにされていました。

お店の方にタレの作り方の基本を教えてもらい、あとは自分流にアレンジ。味噌２、醤油と酢は1、これが基本です。試験にでますよ〜。

ではビールでかんぱーい。

１人前７つ。ひとり２人前からの注文となります。僕達は５人前を注文。食べきれるかなぁと不安げな表情のＭさん。まだボロネーゼがお腹にもたれているようです。さっぱりしてるからスイスイと入りますよ　との言葉は慰めにはなっていなかったかと…。

あっ、美味しい

思わず声が溢れるほどの美味しさ。身をもって体感してもらえました。単なる酢醤油よりも、味噌による深みとマイルドさがタレを絶妙な味に仕上げています。だからなのか、さっぱりして美味いんだよな。

Ｍさんもスイスイ箸が伸びていましたが、二人前あたりでパタリと止まり、お皿をスルスルと僕の方へ押し寄せてきます。やはり元来小食のＭさんには厳しかったようです。

その餃子も含めて完食です。

日によるそうですが、ここでは追加注文を受け付けてくれないことが多々あり、僕は２回ともそうでした。だから後悔しないように、お腹と相談して注文数を決めてもらえれば良いかと思います。

御馳走様でした！

味噌ダレ、クセになる味です。Ｍさんにも大いに気に入ってもらえたようです。

またきますね。