かつどんでかつだぶるにたまごだぶるはんじゅくで …ちゃんと通じるわ
兵庫県は西宮市にやってきました。
西宮には以前から目をつけていたお店があり、この度ようやく訪問。
なぜかって? 普段外食といえばお酒が欠かせないのですが、こちらのお店はただ純粋に食べるだけになるので、これまでは腰が上がらなかったのです。
しかしドクターによる禁酒宣告が続いている今こそ訪問するチャンス!と足を延ばして行ってまいりました。
最寄り駅は阪急西宮北口駅。でも僕はJR西宮駅から向かったので、30分以上歩きました。
西宮ガーデンズを左手に見て、高架を潜るとそのお店はあります。
うどん 丼物一式 たけふく
このお店については、Youtube うどんそば兵庫 京都チャネルとフードモンスターおかーちゃんのブログの両方からたまさかに情報を入手しました。気になったお店の情報は、なぜか時を置かずに複数の情報ソースから入るもので、この時もまさにそう。
このうどんそばチャネルはお勧め。仕込みの時点から厨房でカメラを回し続けているのですが、映像もさることながら音が素晴らしい。野菜を切る音、油のはぜる音、鍋が煮えたぎる音、とにかく調理の音を聴かせに聴かせてくれるのです。この音で、あ~絶対美味いお店に違いないと思えるのです。これはまるで魔法だわ。
それはさておき、10時開店に対し40分過ぎにお店に到着。お昼時には少し早いので、店頭行列はありませんでした。しかしながら店内では早くも4組のお客さんが食事中、もしくは配膳待ち。お昼時をあえてずらしてくるとは、なかなかの通ぞろいか。
記憶では8テーブル、36席のキャパ。これが一体一日何回転するんだろう。
僕は調理場をライブで見られるカウンター席に座りたかったのですが、まだまだ余裕のあるテーブル席に案内されました。気を使わなくてもいいのに~。
見ても見飽きない仕込みの映像。あの隅で肉に衣を延々とつけているシーンを何度みたことだろう。
兎にも角にもカツ丼。カレーカツ丼にも心惹かれるものがあったのですが、なにせカレーのような刺激物はNGとのドクターからのお達し。ここでも食事制限の縛りに触れてしまうのです。
このお店、メニューに書いていませんが様々なオーダーに応えてくれるのです。ご飯は多めか少なめか、カツは何枚か、卵はいくつか、固めがいいか生が、つゆの量はどうする等々。JR西宮からの道のりは、カツ丼のオーダーのこと以外は考えずに歩いてきました。
おまたせしました~の声と共に、トンと目の前にどんぶりが置かれました。
その威風堂々としたビジュアルは、まるでどんぶり界の王様そのもの。
そしてこの卵、艶々して色も濃くて、そんじょそこらの卵とは明らかに違います。
ザク、ザク。少しお汁をすった衣だけど、カラリと揚がったその素性は隠せません。
また適度に脂身のはいったロース肉なので、赤身ばかりのように食べ飽きることもなく、何枚でも食べられそうな気がします。
つるん、つるん。おもむろに黄身をつぶしにかかろうとしても、弾力があって逃げ回るのです。でも最後はプスッと突き刺し。
とろ~りとろとろと、濃厚な卵黄が流れだしてきました。いかにも栄養価が高そうな色合い。
もぐもぐ、もぐもぐと箸を進めるとカツの下からまたカツが顔を覗かせてきました。そうカツが2層構造になっているのです。
ぷはぁ~と1層目のカツを完食。
じゅくじゅくと少しつゆだくめ。もっとつゆは少ないほうがいいな。
15分ほどで完食。カツ2枚でも全然お腹にもたれることなく、食べきることができました。お肉が脂くどくないのがひと役かっていますね。美味しかったです。
ご馳走様でした!
また是非とも来たいけど、お酒飲めるようになったら梅田あたりで足止めくってしまいそうで、再度来る自信がありません。でも、おいで~と美女が手招きしたら話は別だけどな。
たけふくを出て直ぐのところに西宮ガーデンズ。初めて来ましたが、めっちゃお洒落なモールで素敵。そして、ここのフードコートでもたけふくがいただけるのです。いいなぁ。