まだまだ冬休み
今日は池袋のサンシャインシティで開催中の日書展を見に行ってきました。
まだ冬休み中ということもあり、子供たちをたくさん見かけました。
作品を書いていたのは去年の夏から秋にかけてです。
まだ地震や原発事故の不安をひきずりながら、また息子の体調もあまり良くなく
筆をもつことにためらいがありました。
でも、お稽古に行って先輩方とお話しするのを楽しみに
少し書いては先生にみていただきました。
育児は心細く、不安で時に孤独です。
こんなことを書いてはこれからママになる方を怖がらせてしまいますが
誰もが一度は感じることだと思っています。
だからこそ、支えてくださる方や気にかけてくださる方が
何よりもありがたいですし、こうして一時でも自分だけの時間を作ることが
生きる喜びと繋がっています。
書道のお稽古は楽しいことばかりではありません。
自分の好きなように書けないときもあります。
自分の好きなように書ければ、その時は気持ちいいものです。
現代というのは、「自分の好きなようにできない」を排除していく傾向にあります。
自分本位のものであふれています。
それによって、何を失っているのか、これについて考えることが
「書」について、「書道」について、「お稽古」について、しいては「正しく生きる」について
考えることにもなるのだと思います。
「何が正しいのか」について考えることを怠けてはいけません。
大人は正しいことを考えて子供に伝えていくべきだと
自分に叱咤しています。
私は、もっとたくさんの人に書の魅力を知ってもらいたいと思っています。
でも、そのためには、自分がもっと真剣に書と向き合っていなければいけないと感じています。
わたしも、そのような人々に接していく中で、書に夢中になっていったのだと
このたび改めて気づくことができたのです。
限られた時間の中ではありますが、これからもそうして過ごしていきたいと思っています。
「第66回日書展」
会 場:池袋サンシャインシティ
ワールドインポートマート4階 展示ホールA全館
会 期:平成24年1月4日(水)~9日(月)
10:00~17:00 ※ただし 9日(最終日)は 15:00 まで
入場無料
2012年元旦
昨年は地震・津波・台風と大変な一年でした。
ほかにもたくさんの自然災害に見舞われ、被害にあわれた方には
本当になんと申し上げてよいのか、言葉を失います。
我が家は、息子が1歳7か月になり、昨年は秋以降病院通いが続き
外で思いっきり遊ぶことができずかわいそうなことをしました。
年末になり、ようやく元気になって日中暖かな日は外を散歩するようになりました。
大変な時は、こんな穏やかな時が永遠に訪れないのではないかと思ってしまいますが
必ず春はやってくると、昔の人が繰り返し教えてくださっています。
今年の夏には、息子はお兄ちゃんになります。
この甘えん坊の息子がママから離れて一時暮らさなければならないので
どうなることやらと今から心配なのですが、それまではとにかく息子第一で過ごそうと思っています。
クリスマスは、昨年から25日の朝起きるとサンタさんからプレゼントが届くようになり、
新しいノンタンの絵本をもらっていました。
毎日、朝昼晩とよんであげています。
いっこうに会話する気配はありませんが、絵本の中の「ぞう」だけは、指をさしていえるようになりました。
もともと私が家の中では無口なので、それがいけないのかなと思い
最近は何でも口に出して過ごすようにしています。
わたしも12月の後半からひいていた風邪がようやくよくなり、
おせちをぽつぽつ作り始めました。
年末実家に挨拶に行ったときに持参した七福煮
今年はテレビ「きょうの料理」で紹介されたレシピを参考にしました。
味がしっかりついて、おばあちゃんの煮しめに近い気がしました。
息子も人参・ごぼうとよく食べています。やわらかく炊けました。
長々キッチンに立っているのがつらいのでおせちは一日一品ずつしか作れません。
少しずつ新年を迎えようとおもいます。
