情報商材バカ
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トップバターは、コメントを寄せてくれた「プリン大好き星人」さんからのコメントに回答しよう。
例によって・・・・寄せていただいた・・・常連読者の方のイメージは分からない。
どんな方なのか?。
よって・・・勝手に想像するしかない。
ハンドルネームは、書いてある。
「プリン大好きい星人さん」らしい。
プリンが余程好きなのか・・・男性ぽいが・・
あのプリンのぷるるんと言った触感や、甘すぎず、苦過ぎずのなんとも言えないクリーミーなスウィートな世界にハマってらっしゃるのだろう。
こんな方か・・・
〝Hey! Cracking ! プリンをバカにするやつは容赦しないぜ!”
Hello! プリンさん!
BANG ★ BANG ★ BANG ★
挨拶しただけなのに・・・いきなり撃ってくるとは!
では本題に入るとしよう。
以下プリンさんのコメント
お元気そうでなによりです
ところで、4月の記事の時も思ったのですが、なんだかんだ言って師匠は情報商材についてあまり否定的な立場ではないですよね?
それは何故か、時間がある時にでも触れてくれたら有り難いです
いや、完全なる否定的な立場だ(笑)
ネットワークビジネスもマルチもアフィリエイトも・・・
そもそも副業なるモノが「起業」であるとはあまり考えたくない。
少なくともそんなことをしている者に絶対に私は投資はしないだろう(笑)
それ一本で食っている人がいるとしても、本質的には、それはフリーのライターやフリーのフォトグラファーと一緒で、企業というビジネスを行う最適な組織とは一線を課す。
仮に個人事業主であったとしても、
個人事業は、社会を・・・人類のライフスタイルを変えようとイノベーションを起こそうとする組織としては最も適する組織形態とはいえない。
どちらかと言えば自身のライススタイルを変えようとする組織形態だ。
少なくとも雇用創出という重大なる企業の使命には不向きだ。
また、
起業とは会社の規模を仮に取っ払って考えてみても、その意思をビジネスの論理によって、より多くの人に知ってもらう・・・つまり拡大を前提にした価値創出行為であって、すぐれたアイデアや技術によって社会のイノベーションを起こそうとする行為である。そしてそれを無限大の数で広げたいと言う意志を持った行動である。
よってそこには大義がなければならない。多くの人に認められる説得力ある理由がなければならない。
よって自分が取りあえず幸せになりたいので起業しましたという文脈はおかしい。
もっとも情報商材事業とフリーのライターさんやフリーフォトグラファーやその他のフリーの方達がいっしょくたにされたら・・・失礼だと言うかもしれない。
「個」としてビジネスに取り組む組織形態として同じだと言ったまでだ。
本質は別物である。
フリーと呼ばれる彼らと起業家を分かつものは、例えばフリーのフォトグラファーは自身の内なるモノへの探求が第一義であり、またアースティックの世界を第一義として、また職人として生きているのであり、「起業」のもつ社会へのイノベーションとは別の道のりと視点で変革していこうと言うものだ。
アーティストを起業家とは言わんだろう。
アーチストにはP/LやB/Sは似つかわしくない。
ROE(自己資本利益率)やP/B(PBR=株価純資産倍率)に異常に詳しいアーチストがいたら、その彼はすでにアーチストではなかろう。
その意味でアーチストは起業家ではない。
金儲けより、自らの信念を大事にするのが彼らだ。
しかしながら、アーティストも社会にイノベーションを起こし、人々の生き方そのものを変えることのできる人類に貴重な人物であることも確かだ。
彼らには大義があり、使命を持つ。世界の変革と言う立派な眼点のイノベーターである。
もちろん・・・逆に
ある意味・・・P/Lのアーチストはいるけどね(笑)
すぐれた会計士はアーチストだ(笑)
すぐれたエンジニアもアーチストだ。
空恐ろしい未来を変える飛んでもないアイデアやビジネスモデルを考え出した起業家もアーチストでもあるが・・・・ジョブスのように・・・ビジネス行為そのものをアートのように鮮烈に斬新に・・・人々を魅了するモノに変える天才も・・・一部いる。
その道を極め、多くの人にイノベーションを与え、大義があれば、アーチストにはなれる。
情報商材を売っている者はアーティストで・・・すらない。
情報商材のPR広告には必ず
年棒1億円を稼げます!
とか
月収5兆円を稼ぐ、プログラム
とか
あなたの年収が7億倍になれば世界が変わります!
などと
どうやればアメブロの文字の最大大きさ制限を越えられるのかと思うほどデカイ文字がブログに踊っている。
ここは歌舞伎町のぼったくりバーかと思うようなネオンサインだ。
共通する点は、「金」のことしか書いていない。
当たり前だが、そのビジネスのどこが社会的に貢献するのか、そのビジネスを始めることによってお客様にどのようなサービスや幸せを届けることができるのか・・・など書いていない。
ましてビジョンなど1ミリも書いてない。
そもそも品がない(笑)・・・・カッコ悪い(笑)
書いてあるのは「我欲」だけである。
私利私欲以外書いていない。
これらの本質は社会のイノベーションなどションベンでしかない。
自身の生活が豊かになることしか考えていない。しかも、心の豊かさではなく、とにかく金のことしかない。
しかも手っ取り早く、楽して・・・この商材を買えば・・・買いさえすれば・・・あなたは、後は寝ていれば、億万長者になれますと迫る。
私利
私欲
私情
私憤
私怨
全て「私」に根ざしている。
「私」でビジネスはできない。 「私欲」で起業したものはいずれ皆死ぬ。
いや・・・
「私」でビジネスをやった途端、「公益」を敵に回す。
突き詰めれば・・・「私」は脆弱である。
「私」では本当の敵に勝てない。
だから、会社と言う・・・法人と言う・・・起業と言う・・・・組織を創る。
社会性というものを「私」に取り込む。
そして大義を掲げる。
大義があるから人は動く。「私」では人は動かん。社会は動かない。
一方・・・
「私」は弱い。
故に、
時に私は「私」に味方する。
年老いた未亡人の投資家の「私」の意志を・・・涙ながらの訴えを貫徹するために最強の部隊を率いて敵をせん滅する。
全て失った連帯保証人のたった4万円(私万円)の依頼料で、計画的ゴミ破産者の免責を潰しに組織を挙げて動く。
前のめりに責任を全うして倒れたベンチャー企業の経営者を逃す。
何がジェダイで何がダークフォースか・・・
正直私にはわからん。
しかし、少なくとも年収〇〇億円ですと言う文句に・・・お客様第一主義の匂いは感じられない。
なんとかエイブラハムとか・・
プロダクト・ウンチ・フォーミュラF1XXXだか・・・・なんだか知らんが・・・
最初・・・・車の洗浄液のことだと思っていた(笑)
最初無料で、潜在顧客のメールアドレスをできるだけ募り、メールマガジンを購読させ、ありふれたコピーライティングと限定で「欲」を煽り、「後3日」で締め切りだと焦燥感を抱かせ、「法外な値段のどうでもいい商品を売る振り」をするシステムを売る。
そのビジネスモデルの構造など、昔のシアーズローバックの考え出した無様な焼き写しであり、マルチビジネスの延長線上でしかない。リーチの手法が変わっただけだ。
基本のマーケティングは100年前と変わらない。
現在は、長ったらしいメールマガジンにとって代わって動画が流行している。
まるでドラマのように「全30話」みたいになっており、つまらぬ映画でも最期が気になるという心理をついてくる。
それはビジネスを学ぶと言うより・・・その成功した人の成功までにいたった道のりを辿り、韓国ドラマにハマるおばさんと同様な心理構造を形成する。
まるでアイドルのファンクラブの手法に似ている。
ビッグローンチなる一気に売上を立てる手法も、教材を売った後に定額コース・・・つまり定量化した売上
を確保し収入を安定化させる手法も・・・アッと言う間に古びている。
過去の情報商材の記事(個人情報買います)で書いたとおり、情報商材のジレンマは、その魅力を伝えたいのだが伝えれば売れないという、ノウハウのブラックボックス化にあると書いた。
現在では、上記したようなホワイトボックス化という、ほとんど・・・90%以上のノウハウを公開し、そのノウハウを使うためのツールやアフターパーツを販売したり、セミナーやコンサル、コーチングといった「メンテナンス市場」と化している。
イコール・・・これは市場が成熟してきていることを意味している。
そもそも論で・・・
情報商材は完全な矛盾をきたす。
成功のメソッドを教えたとして。
その成功メソッドを簡単に伝えた者が真似をできたら・・・
その成功のメソッドに競争力がないことを表している。
つまり誰でも・・・メルマガや・・セールスレターや・・・電子書籍や・・・DVDを見るだけで・・
同じような成功の方程式を真似ることができるのであれば・・・
その成功メソッドは・・・なんらの競争力を有しない。
競争力のないノウハウなど成功方程式ではない。
成功はちょっとやそっとでは真似のできない「オリジナル」であるから価値がある。
何度も言っている。
一方で
海外の最新情報をいち早く仕入れたものが情報商材市場を制する・・・として・・・
英語の教材を買い、高いセミナーに通い・・・血眼になって「リスト」を持つビッグアフリエイターと知り合うきっかっけを作ろうとする。
そういう血眼になっているあなたが最終消費者であると・・・
そろそろ気が付くべきである。
ネットワークビジネスの弱点は10世代下に子供を作れば日本はおろか・・・数学的に世界の人口を上回ると言う誰でもわかる統計学によって、あなたが「いつ」それに参加したことを振り返れば簡単に「儲からない」と言う事がエビデンンスとして立証できる。
情報商材は。。。。まるで、それが無限かのごとく・・・のたまう。
本質は同じである。
あなたは、英語で、あるいはスペイン語で、あるいは中国語でコピーライティングができるのか?
いやいや・・・中国語で恐ろしく優秀なセールスレターがかけるのならまだ可能性は残されているかもしれない。
これらに騙される者は「欲」が強いのではない。
欲にかられて・・・カモられるのではない。
本当の欲が強いものは、大富豪しかり・・・恐ろしく細かい。
なぜなら・・・損することを恐ろしく嫌うからだ。
では、どんな人がカモられるのか・・・
焦っているやつである。
焦燥感にかられている者がカモられる。
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あっと言う間にアメブロの40000文字の制限が来た
Part2 へとこのネタは続く。
人形の写真全部
http://www.flickr.com/photos/carolparvatilara/