このあいだ、机を動かすために、本とか移動していて発見したのが、
遠藤周作の「天使」という本。
掃除をめったにしない私の家ですから、
本の上は茶色になってます。
たぶん、家に来たときから古本だった?
家にあるくらいだから、読んだんだろうと思うのですが、
覚えてなくて、
楽しく読んでます。
お医者さんのところでの待ち時間とかに持ってって読んでるんですが、
思わず笑い声が出るくらいおもしろい。
遠藤周作って、もっとまじめな人じゃなかったんでしょうか。
挿絵は和田誠。
調べてみたら、ふたりともすでに、
あちら側に行ってらっしゃる。
なんか、自分の知ってる世界がどんどん川の向こうに消えていくような……
いえ、そんな気持ちが吹っ飛ぶくらい、おもしろいです。