きのうの夕方、Spirit of the Outback という列車に乗って、ブリスベンからロングリーチへ。
距離は1325キロだそうですが、ディーゼル機関車に引かれた列車の走り方が緩急とりまぜで、1日以上かかります。
はじめはケアンズ行きの列車と同じように、北へ。そして、ロックハンプトンから、西へ。
Great Dividing Range(大分水嶺山脈)を越えて、中の方へ。と言っても、ロングリーチはまだまだ大陸の中央にはほど遠い。
私が乗ったのは、個室の寝台車です。廊下の両側に各部屋のドアが並んでいますが、廊下が狭くて(50センチくらい?)、右に左に細かいカーブ。部屋が直角三角形みたいな形だから。
部屋のドアを開けて中に入るも、中の空間が狭くて要領がわかるまで、体がドアとぶつかる。
窓はありますが、片側しか見えません。
前に乗ったケアンズ行きの列車は新しくて、座席が倒れてベッドになるタイプで、ふつうに両側が見えました。
こういう古い型の寝台車はなくなっていくでしょうから、まあ、貴重な体験?
コンセントはありますが、USBの差し込みはなし。
USBが出てくるより前に作られた客車?
3食飲み物付きで、他にすることがないので、ゆっくりとした時間は過ごせます。
ケアンズ行きみたいに、映画が見られると思ってました。スクリーンなどありません。本やパズルを持ってきたのは正解!
あと、パソコンだと、電子書籍をダウンロードしておけばいいのか。
携帯電話は最初は一応つながってましたが、そのうち電波が消えました。
ロングリーチで、ちゃんとインターネットにつながることを祈ります。
パカルディンという駅で、長く停まってくれて、外に出られました。
一日近く外の空気を吸わず、外の地面も踏まず。
外は気持ちよかった。
ロングリーチの宿で(安いのを選んだのが間違いだったか)、ネットの電波が届かず、
2時間ほど無駄に。
部屋の中ではつながりにくく、
今、ブルブル震えながら、部屋の外。
一日の最高気温はブリスベンより高いはず。
砂漠と同じで、昼間と夜の温度差が大きいようです。