けさ、小学校のグランドを通りかかって、向こうを見ると、
大きな白いマッシュルームがたくさん。
いや、いくらなんでも大きすぎる。
白くて丸みを帯びていて、
マッシュルームのてっぺんみたいに見えません？
実は、オーストラリアクロトキが、いっぱい飛んできて、
下を向いてお食事中でした。
学校はまだ夏休み中で、草が伸びて、
背中しか見えなかったのです。
ときどき顔を上げていて、
わかりました。
このオーストラリアクロトキ、
Sacred ibis （セイクリッド・アイビス）と言うんだと、
昔、教わって、ずうっとそう覚えてきましたが、
実は、Sacred ibis（神聖なるトキ）Threskiornis aethiopicus というのは、
エジプトのあたりにいて、
オーストラリアにいるものは、近縁種だけど、別のようです。
ゴミ捨て場（こちらはゴミは燃やさず、広い場所に集積します）にいるのを見かけて、
えらい、神聖なこっちゃ、と思ったんですけど。
エジプトではその昔、大事な鳥で、そういう名まえがついたようですが、
今はエジプトにはいないそうです。
クロトキのことを Wikipedia とかで調べていて、
さらに、あれっと思ったのが、
日本語だとクロトキで、
英語だと、White ibis
同じものを白と黒と呼ぶか？！
要するに、この鳥のどの部分を見るかなんでしょうが、
書き間違えたのか？と思ってしまいました。
オーストラリアクロトキThreskiornis molucca
英語名は Australian white ibis
アフリカクロトキ Threskiornis aethiopicus
英語名は African sacred ibis