朝のウォーキング、
きょうはクィーンズランド大学の構内へ。
教室とかある中心部には行かず、
学生寮が並んだほうへ。
オーストラリアの学生寮は、
新しい大学はともかく、
古い大学だと、
学生寮は〇〇カレッジという名まえで、つまり、寝るだけではなく、
昔はそこが学びの場だったという、
イギリスの伝統を受け継いでいます。
もちろん、今は講義はカレッジではなく、大学本体で行われます。
個室で、3食付き、緑の芝生に囲まれて静かで優雅な雰囲気。
もちろん料金も安くはなく、年間の寮費が200万円前後です。
この金額を払える親御さんがいる(たぶん払うのは親ですよね)というのも、
私には驚きですが、
この先、子どもの数が減って、寮が埋まらなくなるときのために、
高齢者の受け入れを考えたらどうだろうと考えました。
コロナで、大学の授業もオンライン化が進み、
対面授業を将来にわたってやめると宣言した大学もあります。
これはまずいと思いますけど、
(大学って授業より、人と会う場の気がします)
世の中がそっちに動いていくのなら、仕方がありません。
介護ニーズの高くない高齢者を少し受け入れたら、
学生のアルバイトも供給できるし、
カレッジの収入も減りません。
高齢者にとって、若者が近くにいるというのは、精神の活性化に役立ちます。
若者にとっても、いろいろ学べます。
あんなふうにはなりたくない、というのも含めて。(笑)
「かつての青春を思い出せる!」と、
入居希望者が殺到するような気がしますけど、
どうでしょう?
同じようなことを、
昔、和歌山の新和歌浦の海岸沿いの道を走りながら思いました。
使われなくなったホテルが林立しています。
高齢者施設にすればいいのになあ、と。
中には高齢者施設に模様替えできたラッキーな建物もあるようです。
こちらは学生寮と違って、若者がそばにいるというメリットはありませんが、
壊すにも費用がかかり、再利用しないともったいない。
壊れてきて、費用を負担できる人がどこにもいなかったら、
税金でまかなうんでしょうか? さて。