駐車場での恐怖 | 子育て終了、海外にいこう!・・・オーストラリア、ブリスベン

子育て終了、海外にいこう!・・・オーストラリア、ブリスベン







ブリスベン37年。
子育ても仕事も終わり、毎日の暮らしをゆっくり楽しむはずが、
なんの因果か、そうではない…

先日、ブリスベンに帰っていた時のこと。友だちに会いに車に乗って出かけました。

待ち合わせのカフェのある小さなショッピングセンター。

店の前の駐車場は15分までと書いてあったので、建物の下、地下の駐車場に停めました。

平日の昼間でだったからでしょうか、駐車場はガラガラ。適当なところに停めてお店に。

そのとき、「2時間まで。ビデオ監視中。」という表示が壁にあるのは見ましたが、特に気にもとめませんでした。

おしゃべりに花を咲かせて、友だちと別れ、車に戻って、びっくり。ワイパーに紙がはさんであります!

えーっ。ドキッ。なんと駐車違反の紙。2時間以上停めたから65ドル払うようにと書いてあります。

確かに2時間45分くらい停めていました。

でも、駐車券を発行する機械もないし、2時間というのは努力目標だろうと軽く考えていたのです。

それに、ブリスベンの街の真ん中でも3時間で65ドルって法外な値段。

カッカしながら家に帰りました。

子どもたちがネットでそういう場合の事例を調べて、きっと車のナンバーから持ち主を特定できないだろうから、ほうっておいていいんじゃないかという結論に。

それが1か月ぐらい前のこと。ところが、払えという請求が家に届いたのです。

クイーンズランドの陸運局みたいな部署では、車の持ち主の住所氏名を誰にでも明かすようです。他の州ではそんなことはないらしいですが。

日本じゃどうなんでしょう。

ほうっておくというチョイスはこの州では無力でした。

住所が割れてしまっている以上、ほうっておいたら、今後も請求が続くでしょう。

今のところ、最初の紙の、払えという期日を過ぎているにもかかわらず、延滞料はつかず、まだ元の65ドルでした。

娘と相談の上、勉強代だと思って観念してはらうことにしました。

こわいですねえ。


数年前、娘ふたりで出かけて、駐車場に停めて、お店に入ったところが、実はそこは隣のショッピングセンターだったようで、戻ってきたら車がなかった!ということがありました。

レッカー車でどっかへ持っていかれたのです。

「このショッピングセンターの中から外に出たらレッカーで持っていきますよ」という表示があったのでしょう。

娘は、車を引き取りに別の郊外まで行って、お金を払って車を返してもらってきました。

こういうことけっこうあるんですよ、オーストラリアでは。

これが、この種の駐車場管理業者の大きな収入になっているという説もあります。


お気をつけくださいね、オーストラリアで車を使うときは。