庭に木を植える是非 | 子育て終了、海外にいこう!・・・オーストラリア、ブリスベン

子育て終了、海外にいこう!・・・オーストラリア、ブリスベン







ブリスベン37年。
子育ても仕事も終わり、毎日の暮らしをゆっくり楽しむはずが、
なんの因果か、そうではない…

私は自然派です。木とか草とか、植物好きです。生物学、勉強したから、光合成して酸素作ってくれてることも知ってます。」

でも、今の私は、木や草と格闘中。お互いに命がけ?

何日か前に不可能かと思っていた直径20cmほどのカシの木を切り倒して以来、梅の木、カエデ、松など、順番に倒してます。

梅の木には毛虫攻撃でリベンジされました。

別にどっかの山にもぐりこんで剣の稽古よろしくやってるわけじゃありません。実家の庭です。


なんで将来のことも考えず、せっせと木を植えたんじゃ? 草が生えることがわかってる庭にしたんじゃ? と祖父や父を恨んでみても、彼らは既に黄泉の国。

計画性のなさ、将来のメンテナンスを考えないアホさをそしりながら草をひくという次第です。

実が食べられる梅はともかく、高木になることが明らかなカシを家の壁のそばに植えるなんて、自殺行為ですよね。

切るのも気をつけないと自殺行為になりますけど、まだ無事です、私。


実は、この考えなしに木を植えちゃうという性質は遺伝するようです。

日本で団地に住んでいた間は大丈夫だったのですが、オーストラリアに移住して、庭のある家に住んだとたん、いろいろ植えて、そのあと、高いお金払って(!)切り倒すはめになりました。

だから、今の家では1本も木は地面に植えてません! 成長したでしょ? 

竜眼(リュウガン、あっちじゃロンガンといいますが)の実を食べた後、タネを植えたものが1メートル近くに大きくなっているのですが、鉢で我慢させてます。

かわいそうだけど、盆栽があるぐらいですから、大丈夫なはず。(盆栽ってあっちじゃ静かなブーム)

でも、我が家に木はないものの、両隣の家の大木が葉っぱをいっぱい落としてくれるし、天高くのびたやつが、うちの車が下通ってるときとか下歩いてるときにひっくり返ってこないかとか。

いやいや木というのは見るにはいいですが、なかなか厄介であります。


結論。木を植えたり、手入れが必要な庭を作ったりするときは、将来の姿を思い浮かべて、メンテナンスができるかどうか、考えましょうね。

私たち、みんな老いるんです。草も引けなくなるんですよ。

どなたか、日本庭園に草が生えないようにする方法、ご存じないでしょうか。ないよなあ…