マンゴー、好きですか?
今年はマンゴーの生り年(なりどし)です。ブリスベンだけなのか、他の地域もそうなのでしょうか。
マンゴーというのは、日本では珍しいトロピカルフルーツ、という感じだと思いますが、ここブリスベンでは、日本の家の柿の木みたいなもんです。
あっち、こっちの家に生えています。
うちの家から大きい道に出る角の家にも大きなマンゴーの木があって、たわわに実をつけています。
最近、そこを歩くと、においます。マンゴーが発酵したにおい。
ポッサムという小動物や鳥が食べているのでしょう。地面にいくつも食べかけの実が落ちています。
それが腐ってくると、独特の匂いがします。
もう少ししたら、ブリスベン中で、その匂いが漂うことでしょう。
なぜ食べないのか。ひとつは多過ぎて食べるのがおっつかない。
もうひとつは、こういう大きな古い木は、最近の改良された品種ではなく、昔のままの筋の多い実なので、ありがたさももうひとつ。
ということで、ゴミ箱に入れる人が多くなります。
このゴミ箱は、市役所が毎週回収に来てくれる車輪付きの Wheelie bin
(こちらで写真が見られます)というものですが、マンゴーを入れるとたいへん重くなって、ゴミ収集作業に支障をきたすそうです。
だから、市役所から、ゴミ箱に入れないでというお願いが出されたりします。
今年もそうなることは時間の問題ではないかと、幸い、マンゴーの木のない私は興味津々、待っています。