ミロを見ながら思い出す(初飛行機)【後編】 | ゆづゆのブログ

ゆづゆのブログ

愛犬ミロ(♂)と家族(♂2♀2)が繰り広げる爆笑の日々をご覧ください。

初めまして、お久しぶりの方は

ご参考に!登場人物一覧です。

<当ブログのご案内(不定期更新)>

https://ameblo.jp/cpcd/entry-12845232201.html

 

後編になります。

まだ前編を読んでない方は

前編からどうぞ。

 

 

 

************

・・・続き。

とその前に回想している俺に

ミロが攻撃してきた。

ミロ「ヨーグルトはまだか!」

俺「ぐふえぇぇ。近すぎだ。仕方が

ないワンコ用のパンを上げる」

ミロ「これやない!ヨーグルトや!」

俺「切らしてるんだから仕方がないだろ!」

 

さて、回想に戻る。

トゥルルルルル~(回想シーンに入る音)

まず、全く何も考えていない俺は

手荷物検査で見事に引っかかった。

 

ポケットのガムの銀紙やお菓子の袋

などを出し、ベルトも取った。なんか

恥ずかしかった。そこを教えろよ。

 

そして初飛行機に搭乗だ。前の人を見て

お手本にしたが靴なんか脱がない・・・

ちくしょう人妻め・・・

 

飛行機は加速していく。このGがたまら

なくいい!フワッと浮いた後旋回する。

これは感動だった。

 

雲を抜けゆったりと外を眺めていたが

あっという間に着陸態勢に入った。

色々なんか音が鳴る。

 

人妻「着陸したら必ず拍手する事」

靴の時点でもう信用していない。

が、なぜかそのせいで変に緊張する。

本当にするのか?

 

俺の顔色が悪く、ブツブツ言っていたら

隣の紳士が話しかけてきた。

 

紳士「知ってますか?搭乗した飛行機

が墜落する確率は、宝くじの一等より

低いんですよ」

 

俺「・・ありがとうございます」

 

そこじゃないと言いたかったが、

なんだか親切を裏切れなかった。

 

着陸した。誰も拍手しとらんがな。

脳内に人妻の高笑いが聞こえた。

 

ミロ「こうてこい・・」

 

そう。空港に着いて「こうてこい」だ。

ん?

ミロ「ヨーグルトが無いなんて管理

不足や責任取って買うて来い」

 

・・はじまった。もうすぐ人妻が

帰ってくるので頼んでおこう。

 

空港からはバスと電車で移動。

人妻「関東は左、関西右よ」

と言われたが、何が逆なのか聞き忘れた。

とりあえず俺は右手で降車ボタンを押した。

 

さらっと仕事を終え、関西営業に飯を

おごらせて空港に戻ってきた。

 

人妻「お土産を機長に見せないと帰りの

飛行機は乗れないのよ」

 

もう人妻の言葉は信用していないが、まあ

お土産ぐらいは買って帰ろう。

卵かけご飯の素をかったら

評判よかった。3回目の写真だが、

帰りもプロペラだった。

空港を飛び立つ。離陸の瞬間が

たまらない。

さよなら関西また来て四角。

 

今なら真っ先にミロの元へ行くだろう。

当時の俺は空港に着き、まっすぐ

帰らず中古ゲーム屋に走った。

 

古いPS2を引っ張り出し、普段ゲームなど

全くしない俺が、飛行機をただ飛ばす

ゲームを買ってきた。

 

滑走路まで飛行機を誘導し、そこから

出力を上げ離陸する、実に地味なゲーム

だが面白い。人妻は鼻で笑っている。

 

俺「誰も拍手なんかしてなかったぞ!」

その時、ゲームで着陸成功したら、

「game clear」の文字と歓声音が出た。

 

人妻「ほらね。その飛行機の乗客が

おかしいのよ」

 

ミロ「ヨーグルトはどないしたんや!」

急に回想を解かれた。

ミロ「ええか?飛行機だけに味は

プレーンを買うて来いよ」

 

人妻に頼むのを忘れていた。

俺は出力を上げスーパーへ飛んだ。

 

**************

読んで頂いて有難う御座います。

ミロにいいね!お願いします。

 

ランキングに参加しました。

画像をポチっとお願い致します。

にほんブログ村 犬ブログ ダックスフンドへ
にほんブログ村