ライバルは即座に撤退!会員制小売り「コストコ」はなぜ安いのか
11時13分配信 nikkei TRENDYnet
米国発の会員制倉庫型店舗(ホールセールクラブ)「コストコ ホールセール」が、既存店の高い人気を背景に、日本市場で出店のペースを加速させている。
米国発の会員制倉庫型店舗(ホールセールクラブ)「コストコ ホールセール」が、既存店の高い人気を背景に、日本市場で出店のペースを加速させている。
99年、福岡県に1号店の久山倉庫店をオープンして以来、九州から北海道まで、10年をかけて徐々に9店まで増やしてきた。それが今年は夏以降に一気に4店をオープンする予定。来年以降も、「毎年3~4倉庫店のペースで新規出店を続けていく方針」(コストコ ホールセール ジャパン・オペレーション ディレクターの手島保央氏)だ。
元コストコ ホールセール ジャパン店舗開発部長で、現在はマーケティングコンサルタントであるプロ・ムナード・ジャパンの佐藤生美雄社長も、「既存のコストコの人気は高い。コストコのような店舗へのニーズは今、日本各地で高まっており、条件の合う物件さえあれば、今後も出店攻勢が続く可能性は高い」と語る。
その一方で、コストコと同じ会員制倉庫型店舗として、昨年10月、ドン・キホーテグループが鳴り物入りで開店した「WR(ダブルアール)岸和田店」は、今年1月、わずか3カ月で閉店に追い込まれた。会員制倉庫型店舗の運営が思ったほど簡単ではなく、コストコの店舗としての魅力がいかに優れているかが、改めて明らかになった格好だ。
最強の会員制倉庫型店舗、2011年は4店舗出店!
「コストコ ホールセール」は世界9カ国に582店舗を展開する米国発の巨大小売りチェーン(2011年2月2日時点)。客はクルマで乗り付け、棚に商品が積み上がった倉庫内を大型カートを押しながら回り、欲しい商品をカートで運んでレジで精算する。中小事業者向け卸が発祥のため、コストコ社内では今も店舗を「店」と呼ばず、「倉庫店」と呼ぶ。
今年夏、京都、前橋、座間の3店舗がオープン予定。もう1店舗の場所は未発表。札幌市北西部や広島市のマツダスタジアム周辺が、候補地としてささやかれている。新三郷以降の店舗には調剤薬局を併設する。
京都八幡倉庫店(仮)2011年夏オープン予定
ドン・キホーテグループの会員制倉庫店は3カ月で閉店
ドン・キホーテグループは子会社ダブルアールをつくり、昨年10月、会員制倉庫型店舗1号店「WR岸和田店」を大阪府岸和田市にオープンしたが、今年1月4日、会員数の伸び悩みを理由に閉店。写真は閉店後の店舗外観
年会費がかかるが、たいていのものが市価より安い。ただし家電は例外
コストコは会員制のため、買い物をするには原則、年会費4200円を支払う必要がある。それにもかかわらず人気が高い理由は、さまざまな商品が低価格で手に入ることにある。肉、野菜などの生鮮食品はもちろん、衣料品、日用品、家電製品など、たいていのものが市価よりも安く売られている。
実際に1月下旬から2月中旬にかけて全国にあるコストコの店舗を回り、価格の傾向を調べたところ、おおむね他の小売業者よりもコストコのほうが安く、商品によっては店舗によって価格が微妙に異なっていた。例えば、業務用の1kgサイズのカゴメのトマトケチャップは、最も安い店舗では238円、最も高い店舗では298円で売られていた。
これは、「倉庫店ごとに毎日、チラシなどを参考にして周囲の競合店の状況を調べ、価格を調整しているから」(手島氏)。定められた基準内で、必要なマージンを確保しながら競合店よりも安く提供できる商品は、その日は価格を下げる。基準に照らし、対抗できるだけの値下げが難しいと判断した場合、その日はその商品を販売しないこともある。このため、他店より目立って高い商品が棚に並ぶことが少ない。
店内で特に目立ったのは、大容量のパッケージで売られている飲料や生活雑貨、肉などの安さ。例えば、350ml缶×24本を箱で売る「アサヒ スーパードライ」は、4130~4170円程度で売られていた。6缶当たりに換算すると1030~1040円程度になり、一般的なスーパーのチラシ特価の平均を40円ほど下回る。
3.96Lという大容量の衣料用柔軟剤「ダウニー」も同様。コストコでは1230~1250円程度で売られており、同サイズの商品をアマゾンで購入するより100円以上安かった。米国産牛肉は、肩ロース1.5kgが1620円。100g当たり108円の計算だが、一般的なスーパーなら100g当たり200円以上はする品物だ。
ただ、国内メーカーの家電製品については、コストコが確実に安くて買いやすいとは断言できない。理由は2つ。まず、競合する家電量販店ではポイント割引があるうえ、最近では店頭での価格交渉がしやすい。この点を考えれば、同じ製品を家電量販店でより安く買うことは可能になる。また、コストコに置かれている家電製品は、薄型テレビとデジタルカメラ以外は品数が少ない。欲しい家電製品が必ず見つかるとは限らないのだ。
プロも驚く珍しい商品が見つかる
店舗内を歩くとそこかしこで、定番商品ではない珍しい商品が見つかる。食品や日用品などの必需品を買いながら、これらの“宝物“を探すのが、コストコの大きな魅力になっている。“宝物”商品はいつも店頭に置かれているわけではないので、気に入った商品を見つけたら、価格と相談しながら、すぐに買ってしまうことをお勧めする。
◎有名アパレルの衣料品
衣料品売り場に足を運ぶと、“宝物”に遭遇する可能性が高い。カルバンクラインやラルフローレン、DKNY、トミーヒルフィガーといった、海外の有名ブランドの高品質な品を見つけることがある
◎他では見つけにくい商品
どこかで見て、欲しいのだけれど、今どこで売っているのかわからないといった商品が店頭に並ぶことも多い。写真左はディズニーのキャラクターを使った子供用シューズ
◎高級グルメ
酒売り場には、幻の焼酎といわれる「村尾」や、「久保田」など日本酒の逸品が置かれているほか、ワインも600円台の手頃なものから高級品までそろう。また、チーズなども高級品が少なくなかった
米国の店の気分を楽しめる
店舗内の雰囲気は、米国の倉庫型店舗をそのまま持ってきた感じ。英語の表記が至る所に見受けられ、大型カートがすれ違いながら通れるように通路は広く、天井も高い。食品の試食や家電製品の実演などが店舗のあちこちで行われているほか、日本では珍しい輸入品も多いため、米国風で非日常的な空間を楽しめる。
◎サイズが破格
返品自由で買いやすい
全商品について返品を認めており、商品と引き換えに代金を全額返還する(パソコンの返品だけは購入日から6カ月以内と期間を限定)。このため、買うかどうかを迷う必要がなく、とにかく買えばよい。買った化粧品が肌に合わなかったり、買った果物がまずかったりした場合でも、返品はOK。年会費も退会を申し出れば返してくれるが、退会すると1年間は再入会できない。
安さの秘密は「ローコスト運営」と「法人会員」
そもそも、コストコはなぜ多くの商品を低価格で提供できるのか。
まず、商品ごとの粗利益率を低く抑え、薄利多売を原則としている。現在の粗利益率の平均は9~10%。一般的なスーパーの平均的な粗利益率が20%台であるのに比べると、かなり低い。そのぶん、コストコの価格は安くなる。
そして、低い粗利益率で最終的な利益を確保するため、ローコストオペレーションを徹底している。取扱商品は3700~4000品目に絞り、おのおのの商品分野の1、2番手に当たるメーカーから直接、大量に仕入れて仕入れ値を引き下げる。店内は装飾せず、宣伝広告費もほとんど使わない。
◎扱う商品を3700~4000品目に絞る
扱う品目数を絞る理由は2つ。メーカーに大量発注しやすくするためと、従業員の商品管理の手間を減らすため。原則、1、2番手メーカーの商品しか仕入れないので、分野によっては欲しい商品が見当たらない場合もある
ここまでは他のディスカウンターなども取り組んでいる。コストコはさらに、従業員1人当たりの生産性を引き上げ、競合店に比べて売上高に対する総人件費の比率を圧縮している。多くの商品は梱包したまま棚まで運び、そのまま陳列する。こまめな品出しを避けて手間を省き、店舗の大きさの割には少ない従業員で運営するのだ。
それだけではない。コストコは出店を検討するとき、「プライマリーエリア」と名づけた、予定地を中心とする半径5~10kmの商圏内に、コストコを卸として利用しそうな中小事業者がどれほどいるかを、調べる。「個人会員(一般消費者)と比べ、プライマリーエリア内の法人会員(中小事業者)は、倉庫店を訪れる頻度がはるかに多い」(手島氏)。頻繁に店舗を訪れる中小事業者を一定数確保すれば、一般消費者と合わせて薄利多売が成り立ち、店舗の経営は安定する。見込み違いで撤退することもなく、商品を低価格で供給し続けられるわけだ。
◎従業員の生産性をアップ
少人数の従業員が、短い時間で多くの仕事をこなせるように、オペレーションを工夫している。メーカーから運ばれた商品を、その状態のまま棚に運んで売るのは、一般的なスーパーがやっている品出しの手間を省くためだ
日経トレンディ4月号「買いのスゴ技」では、そんなコストコを年会費不要で利用するなど、さらに得に活用する裏技を多数紹介。また、家電量販店やネット通販、ホームセンター、新型スーパーや百貨店など店のジャンル別に、最新トレンドと安く買うノウハウを特集している。
(文/降旗淳平=日経トレンディ、写真/山本琢磨、高山 透)
先週、土曜日に、多摩境のコストコに、行ってきました。ほーんと混んでいます。
安くて、キャスターが、大きいんで・・・どんどん入っちゃいます・・??
コストコで、お買い物
コストコ
コストコとは、各商品を低価格で提供している会員制倉庫型店舗です。
コストコはアメリカを中心に加、英、など世界中に数百店舗あります。
日本にはコストコ幕張店(千葉県)コストコ多摩境店(東京都)コストコ金沢シーサイド店(神奈川県)コストコ尼崎店(兵庫県)コストコ久山店(福岡県)
コストコ川崎店(神奈川県)コストコ札幌店(北海道)7店舗があり開店予定の店舗として
コストコ入間店(埼玉県) コストコ三郷店(埼玉県)オープン検討地域 宮城,静岡,愛知,京都,大阪,広島 です
コストコで買物をするには、会員になる必要があります。
ゴールドスターメンバー(年会費税込み3,675円)とビジネスメンバー(年会費税込み4,200円)の2種類があります。
コストコ全商品に満足できない場合、商品と引き換えの上、代金を全額返還してもらえる商品保証制度があります。
また会費保証制度もあり満足できない場合には、メンバーシップ有効期間中であればいつでも年会費を全額返還してもらえます。
日本での店舗数は少ないですがコストコホールセールでしか購入できない商品も多く、遠征される方も多いです。
コストコの食品
コストコの精肉は新鮮で業務用としてもお使いいただける大容量パックはもちろん、薄切り肉パックまで幅広くコストコでは用意されてます。
鮮魚も毎日市場からの直送で各種寿司・刺身の盛り合わせは、食事やパーティーでもご利用できます。
コストコの青果は国内外から最高品質の青果を販売。レストラン食材用、ご家庭用と用途も幅広く醤油や日本茶、オリーブオイルやジュース、コーヒーまで豊富な輸入品も廉価でご提供され、品質第一とし、ワイン、焼酎、日本酒などの有名ブランドまでもが取り揃えられてます。
コトスコ店内で焼き上げるフレッシュベーカリーも見逃せません、アメリカンサイズで商品の数々は、毎日早朝から焼き上げるので新鮮。
そのレシピは厳密で、最高の材料を使用するよう規定されています。
アメリカの象徴的な食品ともいえる冷凍食品。時間とお金が節約できるおいしい冷凍食品も家庭用、業務用に、コストコの品質も満足できるでしょう、他にも菓子・おつまみ乾物・調味料・酒類など食品群は多彩です。
コストコの取り扱い商品群
コストコではアウトドア用品も数多く、生花、鉢植え、肥料等のガーデニング用具、アウトドアセット等、季節ごとにマッチした商品を提供。
有名ブランドの工具、脚立、高圧洗浄機等も揃えてあります。また、収納アイテムは皆様のオフィスやご家庭での整理整頓に役立つ商品が満載です。
コストコホールセールではシーズンに合わせたスポーツ用品を低価格で販売しています。スノーボード、ゴルフクラブ、自転車など有名メーカーの品々を卸売価格で購入できます。
他にもコストコのカー用品は、オイル、クリーナー、バッテリー等の再販用、業務用にとバラエティ豊富な商品を揃えております。
また、宝石・貴金属売場ではダイヤモンドを始め、ネックレス、ブレスレット等、様々なジュエリーや衣料品、カシミアからジーンズまでアパレル部門は高品質なブランドなど幅広く用意されてます。
コストコでは健康な毎日を送るための商品が低価格、シャンプー、石鹸、歯ブラシ等からローション、サプリ、医薬品、人気まつげ美容液まで、おむつ等、多数。
テーブル、イスなどのオフィス家具、シュレッダー、などの事務用機器、文房具など、すべて卸売価格でお求めいただけます。
















