コージー@JAZZY
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買った!

待望の新楽器をついに購入!



YAS-82ZULWOF(アンラッカーのHigh F#キー無し)である。

このモデルは通常、受注生産で、注文してから4~5ヶ月は待たされるというシロモノ。ネット上で検索してもことごとく在庫なし。4~5ヶ月も我慢ができない私は、この機種には縁がないものとあきらめていた。


しかし、なぜか心に引っかかっており、しつこく検索を続ける。そして4日くらい前。

ネットで在庫がある店を発見したのである。某楽器店の横浜店。その楽器店の他店舗ではすべて売り切れとなっている。しかも横浜店では値段も安い。

この機種は試奏しておらず、もし音を気に入ったら断然買い!なのである。売り切れてしまったらさらに半年は待たされる。平日は21:00以降の帰宅が当たり前になってしまっている状況では買いに行けず、売り切れやしないかとそわそわして仕事にならなかった。


そして待望の土曜。寝坊もせずにパッチリ目が覚め、早速貯金を下ろしていざ横浜へ。

とはいえ正直なところ、High F#キーのあるなしって音に関係するの??と思っており、吹いてみて大して気に入らなかったら購入をやめようと思っていた。


で、店に着き、ノーマルモデル(ラッカーあり&F#キーあり)と写真の機種(以下、ZULWOF)を吹き比べてみた。

ノーマルでは素直に音が出るのはすでにご紹介していた通り。だが、ZULWOFはノーマルのパワフルさに加え、音に丸みがある。前回のセルマーリファレンスで感じた音と似ていた。

しかし、試奏の録音を聴いてみると(今回はアップしません)、丸みがあるように吹くには心構えがいることがわかり、油断すると丸みがカットされ、パワフルさだけが残る音になる。


ノーマルモデル 『個性はないかもしれないワタシですが、あなたのいうことならなんでも聞きます』

ZULWOF 『どうしたいの?ちゃんと決めてよ。そしたら言うとおりにしてあげるから』


どちらの女性楽器も魅力的である。

ZULWOFは吹き方次第でJAZZYにもなるし、フュージョンにもロックにも使えると思った。ノーマルモデルがよく個性がないと言われるのは音色の変化がつけにくいということなのかもしれない。


ということで、迷わずZULWOFを購入。セルマーリファレンスのことはもう頭になかった(笑

その足で練習会に向かい、早速使ってみた。パワフルに音が出るとはいえ、やはりまだ音抜けが足りず、かなり抵抗を感じた。おろしたてのリードだと息も絶え絶えである。

これからどんどん使い込んで、音抜けさせないといけない。そのころには、このサックスの個性が固まっているだろう。楽しみである。


今日は練習&試奏(音源付き)

今日はAASの日だった。

カラオケ練習は1時から3時まで、演奏予定曲をやってウォーミングアップ完了。しかし、この時点で毎月同じ「行けるかな?ダメかな?」という五分五分の心境。出場すれば上手くできるかもしれない。が、失敗して玉砕するかもしれない。これでは今までとなにも変わらず、足下をしっかり固める!と決意した意味がないので、今日はおとなしく欠席することにした。


引き続き2時間練習する。やっとVのコードネームを見ただけでオルタードが使えるようになってきた。ただし下降の1パターンのみ^^;;; 笑うなかれ、これでもすごく進歩したのだよ!!

アンブシュアも、常日ごろ仕事中に口をとんがらせて鍛えたおかげで、ファットリップでも音が震えず、ピッチがキープできるようになってきた。晴れ舞台に立てなくても、地味にうれしいことが積み重なるだけで十分だ。


さて、その後は某店まで行き、試奏。いよいよセルマーのリファレンスを試すのだ!!

が、リファレンスはいま他の人が試奏中とのことで、それまで82Zのラッカーを試奏。相変わらず素直に音が出てくれる。

最近フュージョンも練習しているので、自称フュージョンセッティング、G By MAYER&ブルズアイのセッティングで吹いてみる。

これまた相性がいい。JAZZにもフュージョンにも使えそうだ。


と、店の人がリファレンスを持ってくる。まじまじと見るのは初めてだ。

う~ん……。

「アンティークゴールドラッカー」が売りのようだが、塗りがどうも雑だ。ゴールドラッカーの上に、飴色アンティークのラッカーを塗ったようだが、所々にムラが見られる。最初から飴色アンティークで塗ればいいのに。


ま、それはさておき、最初はマッピをスーパーセッション、リガチャーはバンドレンオプティマムの自称JAZZYセッティングで試奏してみる。

う~ん……。

これは感嘆である。

唸っているのである。

すばらしい!ズドーンと深い音がでる。吹いていてすごく気持ちがいい。いつまでも吹いていたくなるような魔力を持っている(事実、試奏に2時間弱費やした)

82Zは実に従順で、若く明るくすがすがしい。対して、リファレンスはちょっと気むずかしいが、丸く成熟した深みのある音を出す。

さぁ~て、どちらを選ぶか……。まだまだ悩みは尽きない。


この音源はこちら にアップしましたので、興味のある方はどうぞ。


※リズムもなにもかも適当に吹きまくっていますので、聴いているいちに気持ち悪くなるかも

  しれませんが、当方は一切責任を負えませんのでご了承ください。


録音状態はイマイチかもしれないが、生で聴けばもっとすごいことがおわかりいただけると思う。

早いとこ手に入れてセッションで吹きまくるぞ!

※ちなみにリファレンスは諸事情で7月中旬にならないと買えないのである^^;

上原ひろみ

昨夜、「音遊人」という番組で上原ひろみを取り上げていたようなので録画しておいた。

まだ見ていないのだが、今日になって仕事上、ふと上原ひろみを検索する機会があって、オフィシャルサイトを見た。

そこには上原ひろみ本人の日記があるのだが、思わず仕事を忘れるほど読みふけってしまった。

文章がめちゃくちゃうまい。本人が書いているのだとしたらたいしたものだ。


それはさておき、日記にはミュージシャン・上原ひろみの生き様がありありと書かれていて興味深い。

日本では草食動物的性格だったのが、アメリカでは肉食の象徴、ライオンに変わらざるをえないという話。

ライブでピアノを弾いても弾いても面白くないと苦悩する彼女の話。突き詰めていった結果、ピアノの音とドラムのライドシンバルの相性が悪いことを発見。その解決は結局、ライブの成功には結びつかなかったのだが、なによりそこまで音に対して神経を研ぎ澄ましていることに驚嘆した。


最近、私は物事を考えすぎなんじゃないか?と自問自答する出来事がいくつかあったのだが、このエピソードを読んで、ものすごく安心した。デリケートでいいんだ。デリカシーがなければ音楽はやっていられない。そう思うことに決めた。


そして、ノルウェーから来たお客の話。これには胸が熱くなった。

上原ひろみの演奏は、正直、すごいなぁ程度で終わってしまっていた。この日記を読んだからといって、彼女の演奏を気に入るかどうかはわからない。しかし、ミュージシャン、上原ひろみという人間像は胸の奥深くに刻まれた。

某番組で司会者から「(童謡の)チューリップをスウィングしてみて」と言われて拒否した某若手サックス奏者が子供に見えてしかたがない。

みなさんもぜひご一読あれ。

上原ひろみ オフィシャルサイト

「Message」がその日記です。


さて、ビデオをみなきゃ。

秘密練習会(詳細:秘密 場所:秘密)

昨日はマイミクのゴマちゃん主催(言い出しっぺ)の秘密練習会に参加した。要は、JAZZ以外の曲を楽しもう!という趣旨である。JAZZセッションで凹んでばかりだと、音楽を楽しむという本筋から大きく外れて疲れちゃうからね。


たった2時間しかやらなかったのだが、非常に密度が濃く、楽しくもあり、疲れた^^;

以下、演目と自己評価。


■Watermelonman

この曲のテーマをASで吹くにはものすごい集中力が必要である。ちょっとでも気を抜くとすぐに間違える。

今回は99%成功したが、あとはカッコイイアドリブフレーズを出せるようにすることが課題。


■Spain(ほぼ見学)

テンポ60~80でしか練習してないので、まだまだ演奏になっておらず。

さすがにゴマちゃんと、ゲスト参加のあいこさんはすでに何回も練習しているようで、ある程度形になっていた。

自分はイメトレとして頭にたたき込むにとどめた。


■Chicken

ASでは最高音がGなのであるが、フラジオができない私はオクターブ下げてやるしかない。

しかし、これではカッコよく聞こえない。ASでChickenをやるならフラジオGを使うオクターブでやらないと

曲が生きないと思った。いままで避けていたフラジオ練習にいよいよ取り組まねば!


■Mr.Magic

Grover Washington Jr.の曲をなにかやりたいと思ったのだが、すぐにできそうだったのがコレ。

リクエストしたものの、ASはまだいいとしても、ピアノやドラムのオイシイところがない曲だなあと恐縮したが、いざやってみると、みなさんオリジナリティを出そうといろいろチャレンジしていたようで、結果的には「いろんなことやって遊べる曲」ということに落ち着いた。ゆる~い感じの曲なので、中継ぎにはいいかも。


■ルパン三世

これはヤ○ハのイベントでやったこともあり、すぐにできるということで決定。

いわゆる78年バージョンである(80年はスウィング・ビッグバンドバージョンと称されている)


この練習会の前にカラオケボックスでウォームアップしてきたのだが、この曲は侮れない!

テーマがきちんと吹けない、アドリブめちゃくちゃ(というかテーマのおさらいしかしてなかった)

アドリブ難しいぞ、この曲!なんちゃってじゃ無理。


おまけに、この曲をやるころには、正味4時間ほど吹いていたことになるので、もう口が疲れてゆるゆる。

録音を聴いたらピッチは狂うわ音は貧弱だわでひどかった……。

さらに、あらかじめ決めておいたはずの進行が一度として実らず^^;;;私はカラオケで3時間練習、他のみなさんは新橋セッションに参加したあとだったので、すごく疲れていたのだと思う^^;;


ルパンはちゃんとやればすごくカッコイイ曲なので、みんなベストコンディションでこの曲を繰り返し練習する機会が欲しいと思った。


以上。

共通して言えることは、「キメをきちんとキメるべし!!」ということだ。

今回挙げた曲のすべてにキメが入っている。ここを全体が呼吸を合わせてキメられるようにしないと、曲のかっこよさが全く生かせない。これはJAZZでも同じだ。


今回の練習ではまたしてもいろいろな課題が見つかったが、なんとか消化しないと気持ちがおさまらないので月イチくらいで練習したいと思っている。できれば同じメンツでね。みなさん、ヨロシクです!(笑


溝の口セッション

今日はマイミクの青さんから紹介された(勝手に興味を持った)溝の口セッションに参加。

主催の一人でもあるベースのfar-beさんは某セッションでご一緒して、「ムム!できる!」と思ったので、

青さんから紹介されたときは一も二もなく飛びついた。

NODEというスタジオで行われたセッションであったが、みんな若いし、上手い!余裕でAASレベル。

そんな中、私はというと……。怖じ気づくはずなどない!菊名やAASで免疫ができているからこそである。

ちょっと遅れて入ったので、目当てのユビソができなかったが、私のできる曲をやらせていただいた。


・アナザーユー

 ハーモニックマイナーが使いたいときに使えるようになった。

 エンディングの半音上げはなんとかできた。


・酒バラ

 いまだにコード感をつかみきれない……でも、テーマはいい感じに吹ける。なぜだ?

 自分はこの曲が好きなのか?


・ST.TOMAS

 高音を外した。アルトだとやりにくいけど、お祭りノリが好きでついリクエストしてしまう。


・枯葉

 出したいフレーズが出せるようになった。


・Beautiful Love(ソロのみ参加)

 何回も聴いて練習している好きな曲というのはやっぱり強いもので、今回の中では一番ジャズっぽくアドリブできた気がする。


・Walkin'(Fブルース)

 青本に載っていていつも気になっていたのだが、今日初めて聴いてすごくカッコイイことがわかった!

 ブルースのレパートリーに加えたい。


曲目はあいかわらずであるが、参加のみなさんは快く応じてくれた。やっぱり上手い人は器がでかい。

私はへたくそなので器が小さい(爆笑


セッションのいいところは新しい曲との出会いがあることで、今日はWalkin'と黒いオルフェを仕入れた。

黒いオルフェは「今ごろ?!」と言われそうだが、私にはまだまだ知らない曲が多すぎるのである。もっと貪欲に聴いていこうと思う。


今日のセッションは、徐々に復活エンジンがかかり始めたいいきっかけになった。久しぶりに気持ちよく帰れた。

また参加させてもらおうと思う。


Lost in April

な4月でした。


■ヤ○ハ発表会

丸コピしたはずのソロがぶっ飛んだ。


■4/13 カノンさんセッション

枯葉のテーマ戻りを間違え、ギターのK氏のソロを邪魔してしまった。


■4/28 新橋ランチタイムセッション

watermelonmanとソフトリーのテーマをど忘れする。


■4/28 浅草ジャム

ユビソのテーマを間違える。

2組目の2曲ともロスト。


ご一緒したメンバーに迷惑をかけたのはもちろんのこと、

きちんと練習して覚えたはずの曲のテーマをど忘れしたことは、相当落ち込んでいる。

いままで練習していたことはいったいなんだったのか、と自分を疑わざるを得ない、

あり得ない結果だった。集中力がなさすぎる。

特に浅草は、足もとをしっかり固めるためにしばらく参加を見合わせようと思う。

悪循環のまま参加するよりはマシである。


それにしても、前よりどんどんヘタになっている気が……。

週末に7~8時間練習していても、次週に練習するときには20%のスキルは残っている

感触はあったのだが、今月は残るどころか、120%ぐらいスキルが失われているように思う。

まあ、調子の悪いときはなにをやってもダメということですな。

焦らずコツコツ、じっくり取り組みます。

発表会

昨日はレッスンに通っている教室の発表会があった。生徒たちがソロとグループで好きな曲をチョイスし、発表するのだ。

ソロは任意で、参加しなくてもよいのだが、もちろん私がやらない理由がない。


ということで当日、まずはソロから。なんと私がトップバッター^^; まあ、順番はどうでもいいけど。

曲はCharlie Parkerの「Au Privave」を選んだ。

結局、当初目標のテンポ184から大幅にダウンし、177で臨んだ。テーマはもちろんそのままで、アドリブ部分はCharlie Parker以外のいろいろなブルースから、1コーラス分をまるまる耳コピしてとりいれた。

決してズボラしたわけではない。ほとんど8分音符で構成されたソロを選ぶことで、ウダウダタンギングを曲を通してすべて取り入れてみようと思ったのだ。いきなりCharlie Parkerのソロでウダウダタンギングをやるのはムリだ^^;


しかしまあ、なんと難しいことか。

1000回練習してやっと1回の結果が出るとはいうが、そのとおりだった。まだまだ練習が足りなかった。

ウダウダのダウンビートのところはタンギングしないのだが、その瞬間に音が裏返ってしまうのだ。

実は普段から音が裏返らないようにタンギングすることで防御するクセがついていた。つまり、ダウンビートのところでもタンギングしていたわけで、これではJAZZのリズムなど関係なくなってしまう。


そこで今回の発表会を機会に、まずはブルースで全編ウダウダを取り入れる目標を立てた次第であるが、タンギングしないところで音が裏返らないようにするのは相当な練習が必要だと分かった。それだけでも今回の発表会は有意義だった。

それに、いろんなアーティスト(2人だけだけど)のアドリブを耳コピするきっかけにもなったし、フレーズは今後の資産として残る。演奏のデキは最悪であるが、なんでこんな難しい曲を選んでしまったのか、という後悔はまったくない。


さて、問題の音源はこちら。 後半はボロボロです^^;

「コピーしたフレーズをすべてウダウダタンギングでやろう!」ということにこだわりすぎたあまり、トチったときにアドリブで回避する練習をしてなかった(爆


コージー、前よりヘタになってるじゃん!と思われるかもしれませんが、ウダウダタンギングデビューということで大目に見てください。これからもっと練習してちゃんと吹けるようになります。


グループ発表についてはノーコメント(笑

ただ、楽譜を落としてメンバーに迷惑をかけたことやお客さんをハラハラさせたことは謝りますm(_ _)m


さて、発表会も終わり、これでレパートリーを増やすことができる。「Au Privave」を暗譜するためにすべての情報をシャットアウトしていたからだ。今週末のカノンさんセッションに間に合わせなきゃ!

浅草ジャム参戦記【その5】とデックスさんライブ&セッション

恒例の浅草ジャムも5回目。先月は休んだのでパワーアップするぞ!と意気込んで臨んだのであった。

結果は、進歩したところは進歩した、といったところか。

ただ、9割方なんちゃってアドリブは相変わらずだが、1割の理論に沿ったアドリブが少しでも出せたのはよかったと思う。


開場と同時にエントリーしたので、トップバッターでの参加となった。

演目は最初からこれをやろうと決めていた「枯葉」。そして、早速マイミクになったドラムのTaka-Yaさんがリクエストした「But Not For Me」。

「枯葉」はデックスさんクリニックの課題フレーズを出せるようにとチャレンジしてみた。2カ所ぐらいは出せたような気がする^^;;; これが1割の理論アドリブのすべて(爆

でも、課題フレーズを意識するようになってからは今まで自分が出せなかったフレーズまで自然と出るようになり、今回の枯葉は自己ベストだったと思う(ええ!あれで~?と思う方もいらっしゃるでしょうが^^;;;)


「But Not For Me」は何度か吹いていたので大丈夫だろうと思ったが、テーマをど忘れしてしまい、途中からTBの方に丸投げしてしまった(というか助けていただいた)……大変申し訳ありませんでしたm(_ _)m


そして今回はサックスが少なかったのか、2回目が早々に回ってきた。こちらの演目はVoの方のリクで「ユビソ」。キーはアルトだとC#m。こう書くと難しそうに見えるが、#は4つ。移調して#4つなんて以前の自分ならあわてふためいて自滅していたが、そこは12キー練習の成果が出せて、吹いていてちょっと楽しめるくらい余裕を持てるようになった。

Voのオブリガードにもチャレンジし、なんとか邪魔しない程度には成功したと思う。初めて浅草に参加 したときにやったオブリガードとは雲泥の差だ。ひとり感無量(笑


そしてもう1曲は「St.Tomas」。実は今回、タップダンサーの方が参加されていて、私は2回ともご一緒することになった。いったいJAZZとタップはどう絡むんだろうと思ったが、フタをあけてみればリズムの一部として溶け込んでいて、なかなか面白かった。タップで4バースをやったのも新鮮で、まったく違和感がなかった。

とはいえ、やはり明るい曲でないとタップが引き立たないということで、私ができる明るい曲として「St.Tomas」がちょうどよかったのだ。まあ、できるといってもまだまだだが、練習会でさんざんやっていたおかげで少しは慣れていた。もうちょっと楽しそうに吹けばもっとノリがよかったかな。タップの方は十分に遊べていたようで、結構盛り上がった。


その後、みんなでセッションコーナーの「Summertime」に参加。青本と違うキーだということを初めて知る^^;;; この曲ほどいろんなキー対応を迫られることはない。やはりVo曲のスタンダードだからか。そういえばいつも参考にしているSonny Crissのやつも青本キーじゃなかったな。

で、演奏は、可:不可=2:3くらいか。演奏後は大森に行くため、早々にステージをあとにした。


片づけながら、おっ?!と顔を上げたのは、コロスケさんのギターソロのとき。キュイ~~ンと伸びるロック調のフレーズ(こんな表現もナンだけど^^;)はかっこよかった。私も元はロックバンド出身なので、コロスケさんのロック系ギターで心が浮き立ってしまうのだ。浅草ではなかなか共演できないけど、菊名さんでまた絡んでみたいものである。


その後、大森KITAROHにて行われているデックスさんライブ&セッションへ。こちらのほうは、着いて早々腹ごしらえ&かけつけ1杯のビールですっかりネジがゆるんでしまった。だってライブがすごく気持ちよかったもんで(←フォロー)。 デックスさんの演奏についてはいつもながらコメントは省略(笑 オムレツさんのWBがすごく気持ちよかった。あんなに気分を高揚させてくれるベーシストはめったにいない。

また、デックスさんの手振りでリズムがどんどん煽られて盛り上がって行くのが面白かった。で、エンディングで音がビシッと止まるところが、これまたすごく気持ちよかった!


すっかり余韻に浸っているときに酒も食事もすすみ、セッションタイムへ。デックス師匠を前にして、次回の課題を先にやってみることにした。つまり、ブルースと枯葉の固定フレーズにつながる休符部分のフレーズを演奏してみることだった。

結果、全然できませんでした(--; 99.9%なんちゃってアドリブでした。すんませ~~ん。次回はもっと結果を出せるようにします。


ということでいろいろ充実したセッションデイだった。にわか練習は結果がでなかったが、地道にずっとやってきた練習は少しづつ身についていることが実感できたのはよかった。理論アドリブもコツコツと、だな。

今日もまた、発表会でやるブルースをウダウダタンギングでやる練習をしなければならない。このレポートはまた後日に。

この一週間の音楽日記

さてさて、すいぶんご無沙汰してしまったが、先週の土曜から今日までの練習日記を書く。

といってもあまり進歩はないのだが……。


【3/17(土)】

恒例のデックスさんクリニック。レッスンで30分ほど遅刻していった。

Fのブルースと枯葉のフレーズを使いたいときに使えるように(演奏できるように)しようという課題だった。

前もって譜面をもらっていたから予習はしていったのだが、枯葉ができなかった。クリニックで使ったカラオケを持っているにもかかわらず、それに合わせて練習はしていなかった……。

それよりも凹んだことがあり、音がしっかり鳴らないのだ。なんだかふるえているような音になってしまった。レッスンで1時間も音出ししたにもかかわらず、なんというていたらくか。まだ新しいマッピに慣れていないのかもしれない。


放課後の飲み会ではcharlyさん持参のオニカサゴとなんとかフグのヒレ酒を堪能しました。

しかし!ひさびさに日本酒を飲んだので、なんと翌日はせっかくの日曜というのに二日酔い。夜になるまですっきりせず、時間を思い切りムダに(--;


【3/21(水)】

祝日。恒例の団子坂練習会に参加。

この日の個人的テーマは、デックスさんクリニックで教わったFブルースと枯葉のフレーズを使いたいときに使うようにすること。そして、前もってコピーしておいた数曲のフレーズを織り交ぜてみることだ。

Fブルースはまあまあよくできるのだが、やはり枯葉が難しい。テンポをゆっくりにしても指がもつれてしまう。他にも浅草用にとリクエストした「ユビソ」と「フライミー」をやったがイマイチ。


収穫なしかと思いきや、「All the things you are」は意外とできた。この曲、初心者の練習会でやるのは時間のムダだと反対したんだけどね。いざやってみたら、4小節だけ惜しくも失敗したが、参加メンバーの中では一番の出来だったと思う( ̄ー ̄)。

転調に次ぐ転調でかなりの緊張を強いられるこの曲だが、やはりキーの変わり目は難しい。Emaj、C#majをもっと体に染みこませなければ。


この練習会でも音がイマイチ。リードを何枚も交換した。


【3/24(土)】

そして今日。デックスさんのマンキセッションに行きたかったのだが、ロングトーン強化と、Fブルース&枯葉の練習と、発表会の練習をしなければならなかったのでまたしても欠席してしまった。


発表会とは、レッスンで通っているヤ○ハの教室のイベントである。グループ課題曲の「イン・ザ・ムード」はさわりだけでおしまい。

問題は、個人課題曲である。これは自由に選べるのだが、私はあえてCharlie Parkerの「○○○○」(Fのブルース)を選んだ。誰もやらないだろうなと思ったからだ^^; 曲名は発表会の模様とともにお知らせします。ちなみに「Billie's Bounce」ではない。


で、カラオケがないので、「Now's The Time」のMIDIデータを買って加工した。テンポは184に決めた。相当早いが、これ以下になるとしまりがなくなるのだ。

テーマはいちおう吹けるのだが、アドリブが問題だ。ストックしたフレーズはあるので、あとは184のテンポで、使いたいところで使う練習をするのみ。難しいけどね^^;;


今日はカラオケボックスに5時間もこもっていたけど、あっという間に時間が過ぎた感じだ。自分の中に積もっていた不満がいくつか解消できたからかな。

さて、来週はいよいよ浅草。パワーアップして行くぜ!と宣言して自分にプレッシャーをかけたのでなんとか成果を出したいなぁ^^;

かえるのうた

サックスを始めて3年目に突入した(厳密には15日から)。

で、今さらと言われるかもしれないが、12メジャーキーすべてをおさらいしている。

これまでは見るだけでイヤだったBメジャーやC#メジャーやG♭メジャーなども、必要に迫られたために、ようやく「やらねばならない!」と奮起したのだ。12メジャーキーなんて、習い始めの頃にやったら絶対挫折するに決まってる。


で、どんな必要に迫られているかといえば、II→Vのフレーズをたたき込むためである。

おなじみ、ジェイミーのVolume3では、II→Vのmajorとminorのフレーズが簡単なものから徐々に難しいものへとさらっていけるようになっている。フレーズ例はCmajor(Aminor)でしか書かれていないので、それらを12キーで吹けるようにしなければならないというわけだ。


では、なぜ今ごろになってII→Vに食いついているのか。

理論的なことよりも、単純にII→Vを押さえておけばアドリブがしやすいだろうなと思ったからだ^^;

そんなことみんな知ってるよ~~!というなかれ。

ジャズを始めたばかりのころに、II→Vのフレーズを覚えなさいといわれて果たして覚える気になるだろうか。必要と意味を感じ取れないうちになんとなく覚えるだけでは身につかないものだ。12メジャーキーも同じである。

セッションで何度かアドリブにチャレンジして、あーでもないこーでもない、フレーズが出てこないともがいているうちに、やっとII→Vの存在の大切さに気づき、II→Vのハーモニーの中でフレーズを吹けるようになるための練習の意味が分かる。そしてそれを12キーでやることの意味も。


というわけで最近はもっぱら、12キーの練習をしながらII→Vの簡単な(4分音符だけとかの)フレーズを吹くようにしている。

タイトルの「かえるのうた」とは、コロスケさん が某所で書いていた練習法で、12キーでかえるのうたを吹けるようにするというものだ。あとはヤ○ハ音楽教室のCMでおなじみの「どれみふぁそーらふぁみ・れ・ど。そーふぁみそふぁみれ」もやっている。なんとなく説得力がありそうなので(爆

幼稚かもしれないが、これをすべて移動ドでコツコツとやることで、12キー制覇からII→Vフレーズの捕獲まで、芋蔓式に経験値が向上すると思われる。

もちろん、セッションで成果を出せることが目的だ。実現するのは……うーん、○ヶ月後……かな?^^;

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