コージー@JAZZY -4ページ目

物欲(1/108)

正月休暇は2週間もある。友人宅をはしごしてタダメシをいただく以外これといって予定もないので、サックスの練習に集中しようと思う。

ただ、カラオケボックスが空いてるかどうかわからず、レッスン室も5日くらい休みで、e-SAXも最近じゃ使えないくらい音がもれまくっている(らしい)。

というわけで、思い切ってウインドシンセを買おうかいま思案中である。


ウインドシンセはキータッチが軽く、サックスとはかなり違和感があるらしい。が、それを差し引いても、左手サイドキー以外運指はほとんど同じだし、時間を問わず気兼ねなく音を出せるのはなによりだ。e-SAXでもどうせ左手サイドキーとLowC以下は使えないのだ。

MIDI音源はすでに持っているので、それにつなげば5万円くらいの本体を買うだけですむ。さらに、お蔵入りになりかけたサウンドスケッチャーもミキサー代わりにしてiPodをつないで練習でき、録音しようと思えばすぐにできる。

そして最大のメリットは、ウインドシンセがあれば毎日スケール練習とテーマの運指をさらうことができるのだ。もちろん、週末はアルトで平日の練習を復習する。


と、脳内ではもう買う気満々なのだが、やはり試奏しなければならないので、週末にチェックしに行きます。


 ※ ちなみに候補はYAMAHA WX5。 ふーみんさんが持っているAKAIのEWI もあるが、

    キーに物理的な抵抗がなさそうなのである。あまり軽すぎても困ってしまうので、これも要チェック。

サウンドスケッチャー【サヨウナラ】

以前に書いた YAMAHA サウンドスケッチャーの最終報告です。

結論からいうとタイトルの通り……練習の録音に使うには不便でありました。

使ってるサックスも通っている教室もYAMAHAだし、はじめて買ったシンセサイザーもYAMAHAだし、シーケンサーもYAMAHAだったし、5.1chホームシアターセットもYAMAHA、っていうくらいYAMAHAの愛用者なんだけど、こればっかりはすんません!(サヨウナラといっても売っぱらうわけじゃありません)


【なぜに不便か】


・内蔵マイクで録ったあと、再生するためにはいちいちスイッチを切り替えなければならない。

イヤホンを使えば切り替えなくて済むのだが、イヤホンをはめるくらいならスイッチを切り替える(--;


・電源アダプタが必要で、本体も大きいことは覚悟していたのだが、思いのほかセッティングまでに

 時間がかかる。


・カラオケをバックに演奏を録音する場合、内蔵マイクをカラオケ音源に向けておかないと辛い。

 したがって本体を立てかけることになるのだが、しっかり固定できる環境がないと、録音中に

 ずり落ちてしまう。


・記録に使うスマートメディアは容量が少ない。

 (時代遅れのメディアという評判を、買った当時は知らなかった)


・etc……


というわけで、以上の欠点を克服した新しい録音メディアを買ってしまいました^^;

それがこちら、SANYO 1GBデジタルボイスレコーダー「DIPLY TALK」 ICR-S280RM


昨日カラオケボックスで試し録りしたのだが、なかなかよい。

録音後の再生はボタンを押すだけのワンタッチ。ただ、本体の再生スピーカが貧弱なため聞こえは悪いが、ファイルにはキレイに録音されており、パソコンで再生すれば全く問題ない。サウンドスケッチャーと同じ128kbpsモードの音質である。音源は後日アップします(というか、某サーバにアップだけはしてるのだが)


また、本体を寝かせてマイク部分を垂直に立ち上げられるので安定して音をキャッチしやすい。軽いし、128kbpsモードなら録音時間もバッテリーもおよそ17時間もち、eneloopという充電池が使えるので、 電池を買い足す必要もない。


さらにいまのところ必要ないが、1時間半のPCM録音(CDクオリティ)もできる。 ……などなど、練習用の録音に使う分には今のところデメリットがみつからない。


これで録音機動力(なんじゃそりゃ)が上がったので、今後はどんどん録音して音源アップして辛口の批評をいただこうと思う。みなさん愛のムチをよろしくおねがいします^^;


新しいメディアを買ってまで録音にこだわるのは、自分の音チェックはもちろん、なにより緊張感をもって練習でき、集中力が増すと思ったからである。テーマのミスばかり繰り返す自分を鍛え直すにはうってつけである^^;;;


ちょっと吹いてみたい曲があるので、後日録り直して改めて公開したいと思います。


【サウンドスケッチャーフォローコーナー】

ミキサーいらず、本体だけで何度でも重ね録りができ、UNDOでやり直しがきくのはなんといってもすばらしい。音質も申し分ない。ギターなどもつなげるようなので、宅録派の方はとても重宝するのではないだろうか。

あ、でもそろそろ新製品が出そうな予感なので、様子をみるのも選択肢の一つです(フォローになってない^^;)

口の中は正月

仕事しながらつまめる甘いモノはかかせない。チョコレートはいつも机上に鎮座している。

先週の金曜、いつも出勤前に見ている「はなまるマーケット」でトークゲストの難解キャンディー図ではなく南海キャンディーズのしずちゃんが紹介していたおめざに大変興味を持った。

「食感がすごい!」「いままでにない味!」など、やっくんも岡江さんも海保ちゃんも大絶賛。

で、近所のコンビニやらスーパーを探したのだが見つからず。

で、今日のおやつタイム。期待しないで会社の売店を探してみたらあった!


ふんわり名人 きなこ餅 越後製菓 (←アフェリエイトはないよ)


まあとにかく、知らない人は食べてみて! 「正月に食べる餅はきなこに限る!」という人は特に!

2005年からあったらしく、今ごろ気づいたのは不覚であるが、パッケージだけみたら普通のおかきと思ってしまう。このおいしさには、試食したり評判を聞かない限り気づかないだろう。

でもまあ、出会えたのはよかった! 姉妹品の「チーズもち」や「ごまだれ餅」も興味がある! どなたか体験ずみの方はレポートください!

それにしてもふんわり名人とはよくいったものだ。口溶けがよくてあっという間になくなってしまう^^;

ん~~仕事がはかどる!(ブログ書いてるくらいヒマだけど) そして放課後の練習もはかどるかな?!

デックスさんクリニック&菊名ジャム【その3】

昨日はデックスさんクリニック2回目と菊名ジャムの3回目に参戦してきました。


まずデックスさんクリニックは前回の復習といった感じだったが、自分の中では理解がより深まった。

というかぶっちゃけ、8音スケールってそういうことだったのか! と今ごろわかりました^^;(デックスさんすいません)

ハーモニックマイナーは練習すればなんとかひっぱりだせそうな気はするのだが、コードトーンが表にくるように経過音を差し込むのが難しそう。もっとも、コレを書いている今はアタマの中でもやもやしてるだけなので、これから吹きまくって確認してみようと思う。


その後の忘年会は楽しかった~。参加された女性の方々はみんなテンション高くて、個性的でおもしろかった^^ TAKAKOさん、カノンさん、まいこぶぅさん、るなそるさん、ぜひまた一緒に飲みましょう!


そして菊名さん。

酔っぱらったまま戦場のど真ん中にふらふら飛び込んで自爆した、って感じです^^;

テーマをはずしまくるのみならず、4バースの合図もエンディングもグダグ(以下、延々と続くので略)

……いろいろありましたが、それにもかかわらずすぐに退却せず最後までいてよかったのは、客席でドラムのK崎さんからアドバイスをいただいたことだ。まずフレーズよりリズム。正しいリズムがあってこそ、フレーズがきちんと聞こえるものだ。そして正しいリズムの取り方を教えていただき、最低限これだけやっていればどこのジャムでも通じるというアドバイスがすごくありがたかった!


そのリズムの練習とコロスケさんのリクエストを満たすのにちょうどいいと思われる「I'll Close My Eyes」を練習しようと思う。

あ、そうそう。あとは曲を理解する、だね。Vo曲なら歌詞を読んでその曲の世界をイメージする。インストならその曲がどういうイメージをもとに作られたのかを理解する。

初心者はまずオリジナルをしっかり身につける!をモットーに、これから練習してきまーす!

2連発のぎゃぼっ

プロの演奏を参考にしよう!ということで、普段練習しまくっている 「Summertime」 と 「Autumn Leaves」をiTunesで検索してみた。

好きなアルトサックスプレイヤーの一人が、「Take Five」でおなじみのPaul Desmond。検索したらちょうど見つかったのでダウンロードした。

 ※ ↓ iTunesをインストールしている方はリンクをクリックすると視聴できます。↓


「Summertime」 を聴いてみると……なんだこりゃ、ピアノのリズムが妙に気持ち悪い……。

と思ったらぎゃぼっ! 4分の5拍子だよ!!

うーん……「Summertime」でやらなくてもいいと思うのだが^^; しかし、フレーズは大いに参考になりました。


次に「Autumn Leaves」 を聴いてみる。

ぎゃぼっ!!

……すんげ~いい!!

「Autumn Leaves」をボサノバでやるとこんなに味がでるんだなぁ~。今度やってみよ!

しかしこれ、フルートのようにも聞こえるけど、アルトサックスかなぁ? Paul Desmondはこういう音をサックスで出せるんだよね。 ま、なんにせよ、ひさびさにジャズで新鮮な驚きを得られた曲でした。


【追記】

誤解があるといけないので……「Summertime」でピアノのリズムに違和感を覚えたのはイントロのところです!

アンサンブルクッキング終了

アンサンブルクッキング に参加してきました。参加したのは「サックスアンサンブル」と「ビッグバンド」。

管楽器人気で毎年参加者が増えているそうで、定員80名のところ20~30人はオーバーしてるとか。生バンドも入っているので、会場はすし詰め状態。いやはや、よく酸欠しなかったものだ。


さて、サックスアンサンブルは今回、明らかにアレンジ手抜きしたなとわかる楽譜だったのでこれといって書くこともナシ。

問題は「ビッグバンド」だ。

パート比率を書くとおおよそこうなる。


Tp:Tb:Ts:As = 1:1:2:5


ありえないでしょ(爆 アルトサックス、参加させすぎです。

これは訳ありなのだが、サックスアンサンブルの人気があまりにも高く、通常よりはやく定員オーバーで締め切ってしまった。なもんで、申し込めなかった参加希望者が仕方なくビッグバンドに流れ込んだのです。


上の比率でおわかりのとおり、ハーモニーもなにもあったもんじゃない。アルトサックスの音がでかすぎて、トランペットやトロンボーンの音が全く聞こえない。これじゃ「ビッグバンド」じゃなくて「サックスアンサンブルPart2」だ。

指揮者の先生がおさえて、おさえて、といいながらも、それでも音は大きい。

さらに、アルトのパート分けも良くない。1番2番とあり、1番のほうがよりテーマがわかりやすいので、自分を含む初心者はこぞってそちらを選ぶ。だが、それを容認してはいけなかったのだ。結果、アルト内でさえもパートの偏りが生まれてしまった。ハモりの2番を埋め合わせるのはヤ○ハの先生方なのだが、それでも足りなかった。


今回は残念ながら、ビッグバンドの楽しさを実感できるにはほど遠い結果となった。もしかしたら、サックスを始めて間もない人には楽しめたのかもしれない。物足りないと思うのは成長している証拠なのか。


とはいえ、ビッグバンドの一員として疑似体験ができたのはよかった。学んだテクニックも知識もあったし、曲ができたいきさつなどのウンチクもおもしろかった(この点はサックスアンサンブルの方が深かった)


来年は人数を調整するとか、時間別に分けるとか、ぜひとも考慮をお願いしたい。また、Tp、Tb、Tsの人口をもっと増やす努力をしてほしい。Tsは浅草ではあんなにいるのにね^^; ヤ○ハがんばれ!

音楽をビジネスにするのはほんとうに難しい。利益を上げなければいけないし、音楽の楽しさを伝える本分も失ってはいけない。

情緒産業の一端に携わる自分としてはヤ○ハのビジネスモデルは大いに興味があるので、今後の展開を楽しみにしている。


さあーて、これでやっとアドリブ練習に集中できるぞっと!(あれ、なんだこの開放感は……^^;)

見たいものがたくさん

・たけしと爆笑問題の6時間教育スペシャル(録画済み、タイトルうろおぼえ)

・東京タワー(録画済み、大泉洋のやつ)

・Bird(チャーリーパーカーの伝記映画/イーストウッド監督)

・ブエナ☆ビスタ☆ソシアル☆クラブ(キューバ音楽の大御所が集い、ライブを開催するまでを追ったドキュメンタリー)

時間は作るもの、とはいいますが……それがなかなか……。

浅草ジャム参戦記【その2】

浅草ジャム参加2回目。


会場に着くまでの気持ちとしては、とにかく敵前逃亡したいくらい凹んでいた。

金曜のカラオケボックス練習でもテーマをはずしまくっていたし、土曜のレッスンでは、先生にビッグバンドを全く練習していないことがバレバレになり、優等生だった自分が一気に落第生に転落してしまったことで、相当テンションが落ちていた。

ビッグバンドの練習不足は自業自得なのだが、結局、すべてが中途半端で、煮え切らない気持ちを引きずったまま浅草に臨んだのである。


自分の出番が来るまでは2時間ちょっとあったか。その間、素晴らしい演奏を聴きながらも、ずっと手に汗をかいていた。

「みんな上手いなあ……」

参加者なのか観客なのか、観る側にも人がたくさんいた。この中で前回と同じ失敗をしたらどうしよう……。ダメダメな気持ちをひきずったままステージ立ってどんな演奏ができるというのか。

そんなことを考えているうちに呼ばれて出番がきた。でも不思議とそのときはどんな曲でもいいや、という気持ちになっていた。


打ち合わせテーブルについたのは、Vo、Gt、B、Pf、Dr、Prc、そして自分と、テナーのたーぼさん、ISHIDAXさん。

Voの方のリクエストで「It's Only A Paper Moon」をやることに。そして自分は初心者でレパートリー激少ですっ!といち早く宣言したので、「Summertime」をやらせていただけることになった。

「Paper Moon」はレッスンでやっていたのだが、ここ半年ばかり演奏していなかった。当然のことながらそのときとは違うVoのキーだし、ましてやアドリブをしようなどと思ったことがないのである。しかし、アルトに移調すればCメジャーだし、経験済みの曲なので、これはもう出たとこ勝負だと腹を決めた。例によって出番まで楽譜に移調コードを書き込んだ。どうなるものでもないが、そうしていると不思議に落ち着くのである。


さて、いよいよ本番。

まずは「Paper Moon」から。Voのテーマに入れる合いの手はたーぼさんにお任せした。自分はひたすらコード進行にそってこっそりダバダバ口ずさんでいた。やがてVoのテーマが終わり、アルトソロから。

……むむむむ、吹きづらい。

テーマがあんなに染みこんでいるのに、アドリブを展開させようとするとなにもメロディーが浮かんでこない。ひたすらコードを追っていくだけの結果になってしまった。ところどころ不協和音を発してしまう^^;

前回よりは大きなミスはなかったと思うのだが、問題はフレーズだ。ポップスポップスしたメロディーになってしまい、吹きながら「なんじゃこりゃ!」と苦笑するぐらいダサダサのメロディーになってしまった。

しかも構成を間違えたか、テナーにパスしようと思ってたーぼさんたちを観たのだが、入る様子がない。それとも、もっとはやくコンタクトをとるべきだったか……こういう曖昧さは残さないようにしたい。もう1コーラス続けたのち、テナーにパス。

たーぼさん、ISHIDAXさんのソロが上手いのは当然なので、ここでは省く。

なんとか事なきを終えたのはたーぼさんたちが聴かせるステージに仕上げてくれたからだろう。ホントに感謝感謝である。


次に、「Summertime」。浅草でずっとやりたいと思っていたので緊張もしたが、気合いも入った。なにしろ、初っぱなのテーマから吹くのはこれが初めてである。この時点で、浅草に到着するまでのブルーな気持ちは消えていた。ステージでまずは1曲吹いたことで安心したのかもしれない。

自分でカウントをとり、スタート。フロントの醍醐味だ。

テーマ。自分でもいいと思えるくらいきれいに響いたと思う。スポットライトが赤みをおびて、ムーディになった。それで調子づいたのか、いままで消極的だったテーマのフェイクに挑戦。ちゅうちょなく上手くできたと思う。テーマのミスをおそれるあまりフェイクなんか絶対できないと思っていたのにできてしまったのは、照明さんの演出がきっかけだと思う。ありがとうございました!


さて、ソロ。フレーズの善し悪しはみなさんの判断にお任せするとして^^; とにかく大きくはずすこともなく、普段の練習以上の成果が出せたと思う。2コーラス終えて、テナーにパス。ISHIDAXさんの落ち着いた余裕のあるソロは、さすがに安心して聴いていられる。

そしてたーぼさん。ひと言、かっこいい! 途中で倍テンが始まったときには鳥肌が立った。

「Summertime」は本来スローなテンポなのだが、緑川さんの教本にあるアップテンポの「Summertime」が好きで、ずっと目標にしていた。それがさらに倍テンになると、もっともっとかっこよくなることが分かった。思わずステージから降りて、完全に観客目線になってしまった。

あとで伺ったところ、リズム隊と打ち合わせしたわけではないという。コレだよコレだよ!コレがジャムセッションだよ!音で会話してるんだよ!これがやめられなくてみんな参加してるんだろうなぁ。憧れる。一歩でも早く近づきたい。


ベースソロに移るころ、本当はテーマ吹きが構成を決めなければならないのだが、たーぼさんが4バース行きましょうと決めてくださった。いかんいかん。で、本当ならドラムに身振りなりアイコンタクトで4バースを伝えなければならないのだが、自分が吹くことに精一杯で、合図できなかった。自分の4バースが終わった瞬間ドラムに振り返ったら、若干きっかけを逃したものの、さすがにドラムの方は反応が早く、4バースへの流れに持っていくことができた。自分がしっかりしなきゃいけないのに、本当にすみませんでした(--;


で、アタマ。なぜかオクターブキーを押し忘れる^^; 急にオクターブが低いテーマを聴いてみなさんはどう思ったのだろう^^;;でも、いいわけとして緑川さんの模範演奏でも低いテーマからオクターブ上に上がるかっこよさがあるので、う~ん、まあつまりそういうことで(笑

そしてエンディング。どうするか全く決めてなかった(アホか)しっかりしろテーマ吹き!! これもたーぼさん、ISHIDAXさんに助けられ、かっこよくシメていただいた。


いろいろあったが、自分の中では自己ベストな「Summertime」を吹くことができた。これもみんな、たーぼさん、ISHIDAXさんの盛り上げと、Pf、Dr、Bの方々のしっかりした演奏があってこそだ。そして裏方の照明さん。本当にたくさんの人に支えられて気持ちよく終えることができた。これ以上の勉強が他にあるだろうか?

参加しようかどうしようかなんて考えていた自分が情けない。参加するたびに少しずつ成長していけるものなんだと、今回のステージを体験した今なら胸を張って言える。


ステージを終えると、さすがにすっきりする。コロスケさんに「Summertime」よかった、好きな音色だと言ってもらったし、ブルースの欄でコメントをいただいたはしもとさんにも音がしっかり出ていたとほめていただき、舞い上がった。しかし、課題はまだまだ山積みである。


・今回割と上手くできたのはたまたま練習していた曲だからであり、「Paper Moon」のように

 初見に等しい曲でもアドリブを展開できるようにしなければならない。少なくとも大きくはずすことなく。

・ポップスポップスしたダサいフレーズを出さないようにする。(効果的にやるなら使いどころをわきまえる)

・構成をどうするか、テーマ吹きのフロントがしっかりリードしないといけない。


当たり前のことではあるが、一番見失ってはいけない課題だ。


2次会では、みーにょさん&にしかたさんのバンドでキーボード&アレンジを担当されているトリイさんから興味深い理論のお話を伺った。オルタードスケールとはなんぞやとか、裏コードをつかえばブルースに色をつけられるなど。

はしもとさんやmasaiさん(スイカ男のアドバイスありがとうございました!)、たーぼさんとももっとお話をさせていただきたかったのだが、時間切れ。今後お会いできないときはネットでちょくちょく絡ませてください。よろしくお願いします。


次回は12/16。あまり時間がない。でもビッグバンドのイベントも終わるので、いろんな曲のコピーをしたり、もっともっと研究できると思う。雪だるま式にどんどん成果を出していけたら、と思う。

菊名ジャム参戦記【その2】

仕事帰り、火曜の練習日に参加してきました。
参加者はマスターを筆頭に、コロスケさん、自分。以上(爆
で終わるかと思いきや、途中からVoの女性、そして前回もご一緒したベースのTさん、コロスケさんが師匠と仰ぐテナーサックスのmasaiさんが合流。
お客さんも1名いました(マスターの知り合い?)

さて、今回自分がテーマ&ソロを吹かせてもらったのは


Summertime
枯葉
Blue Bossa
ユビソ
Fly me to the moon


Voの方のバックでは
星に願いを


ソロだけを吹かせてもらったのは
Beautiful Love
Route66(Cのブルース)

でした。


テーマ&ソロ。
テーマはもう、何度やったらわかるのか……テーマぐらいキチッっと吹け!!と自分を蹴り倒したいほどの出来だった。一番大事なところを外してどうするんだ……(--;
「Blue Bossa」は浅草で聴いて以来やってみたくなったので、日頃の練習を菊名さんで試そうと思った。ところがまあ……酷かった^^; テーマの中の転調を踏み外し、ゴロゴロところげ落ちて行った。こんな失敗をするたびに作曲者に申し訳ないと思ってしまう(--;
今週の浅草までにはなんとかして、速攻リクエストしてしまいたい気分なのだが……がんばろう。


反面、ソロの方は、今まで参加したジャムの中では割とよくできた方だと思う(「Blue Bossa」「Route66」「Beautiful Love」を除く^^;)
「Fly me」は相変わらずG#を落としたりしたのだが、浅草の時よりはだいぶマシだった。「星に願いを」は音色は薄かったものの、練習のときとは違うフレーズが飛び出してきた。Voの移調譜でやったので気分転換になったのかもしれない。これは、「Route66」で見えたCのブルースを克服するという課題にもつながる。ブルースもFだけじゃなくいろんなキーで吹いてみればマンネリ化から脱却できるかもしれない。やっぱり12Keyをマスターしておくのはすごく大事なんだな(今頃か--;)


でも実は今回、ソロを吹いていて一番いい感じと思えたのはユビソだった。あまりペンタペンタしてなかったように思うし、16分のフレーズもスムーズに使えたと思う。菊名までの道中、ユビソでダバダバ口ずさんでいたのがよかったのかもしれない。あと、はしご奏法も意識的に使うことができた。(と、言葉だけで書いても説得力に欠けるので、可能ならいつか録音してアップしたいと思います)


さて、今回のジャムで刺激を受けた奏者の方々。
コロスケさんの師匠というmasaiさん。ジョージアはしびれた~~歌ってた~~。実はこれ、レッスンでやって少しは自信があったのだが、masaiさんのテナーサウンドで木っ端みじんに(--; いや、それで終わりじゃいかん! 自分にしか出せないサウンドは自分だけのもの。どうしたらアルトで哀愁を帯びたジョージアを吹けるか研究せねば。


そしてコロスケさん。
今回、ほとんどの曲で参加していたが、その様子だけで、いかにたくさんの練習・研究を重ねてきたのかがよく分かった。特に、知らない曲でもどんどんチャレンジしてみる、Voがテーマを歌っている間を利用してテーマや構成を覚える……並の初心者(私)ならあたふたしてそれどころじゃないだろうに、それを余裕でやってのける力量は、練習と研究とジャム経験のたまものだろう。
ご本人は謙遜するかもしれないけど、自分と同じ1年半のサックス歴であれだけのサウンドが出せ、アドリブを奏でられれば、ただすごいの一言だと思う。めったに人をほめないのだが、こればかりは素直に認めざるを得ない^^;


今回も例外なく、ジャムでたくさん勉強させてもらいました。今週末の浅草で、なるべく冷や汗じゃなく熱い汗をかけるように、もうひと押し練習をがんばろうと思う。
ああ、またビッグバンドが遠ざかる……^^;

音楽大喜利?

音楽の三大要素は「リズム」「メロディー」「ハーモニー」と言われますが、

このたび新しい三要素が加わりました。さて、それはなに?


はい、自分ならこう答えます。


「練習」「情熱」「愛情」


どれが欠けても、音楽は響いてこないでしょう。


さーて、明日はレッスンだ! 今夜はビッグバンド の譜読みに集中するぞっと。