甘夏マーマレード | 食べることは生きること

食べることは生きること

おうちごはんやお弁当、外食など。日々の食事について綴ります

母の施設に甘夏の木があります。

収穫したからと、沢山いただきました。

 

無農薬で皮ごと安心して使えます。

 

 

 

 

柑橘の皮には苦味があるので茹でこぼしをしますが、何度もすると皮に含まれているペクチンも失ってしまい、とろみがつきません。

 

りんごアレルギーがある母にも食べさせたいので、市販のペクチンは使いたくありません。

 

思考錯誤してたどり着いた私の作り方をまとめました。

 

●外皮を5回茹でこぼす

(苦味が抑えられますが、ペクチンは減ります)

 

 

 

 

●皮は果肉の半量使う

(残りはピールに加工)

 

 

左はピール用、右がマーマレード用 

水にさらしているところ 

(もみ洗いして、何度か水を変える)


白いワタは苦味なので取り除く

(取りすぎるとジューシーさがなくなるのでほどほどに)

 

 

●果肉から薄皮と種を取り除き、薄皮を絞って出たジュースを果肉に加える (種と薄皮は捨てない)

 

 

 

 

●砂糖は50%~60%

(通常は50%、酸味が強い時は60%)

 

●薄皮と種をお茶パックに入れて一緒に煮る

(とろみが出る)

 

 


 

 

●グラニュー糖は3回に分けて加える

(1回目は砂糖をまぶして放置→水分が出てきたら火をつけて沸騰したら弱火にして灰汁を取りながら煮る→残りの砂糖を2回に分けて入れる→分けて入れることで皮が硬くならない)

 

 

一度目の砂糖(グラニュー糖)をまぶしているところ

 

 

しばらくすると水分がでてきます

 



とろみが出てきました



●火をとめるタイミングはジャムテストで

 

【ジャムテストとは】・・・透明なコップに水を入れてジャムを1滴落として、落ち方でとろみを判断するやり方。

 

ジャムが水面で散ってしまったらまだゆるい。散らずに下まで落ちていくようならとろみがついている。

 

●粉寒天をほんの少し入れる 

 

実家のご近所さんに教わったやり方です。ほんの少し入れることで寒天の力でまとまりが出て、ペクチン不足を補います。今回は鍋いっぱいのジャムに2g入れました。

 

●香りづけにブランデーを入れる(お好みで)

 

煮沸消毒した瓶に熱いうちに詰めて、脱気したら完成です。

 

 

 

 

4瓶できました。

 

 

 

 

皮はピールに加工しました。

 

 

 

 

作り方は過去記事にて↓

 

 

 

我が家にはいつも何かしらジャムがあります。

 

今あるのは柚子ジャムといちごジャム。

 

去年の冬に実家の柚子で作った柚子ジャムと柚子ポン酢です↓

 

 

 

 

いちごジャムは実家のご近所さんに教わった大切にしているレシピ。果肉がごろごろ入っています。

 

 

 

 

 


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