振り返り投稿です。
去年の12月、夫婦でえりちゃんに会いに行きました。時々LINEで連絡を取っていましたが、会うのは2年ぶりです。いつもは電車で行くのですが、時節柄、車で向かいました。
えりちゃんのブログです↓
えりちゃんがお昼ご飯を作ってくれました。
クリスマス前なので、木工のツリーや小さなサンタクロースなど、食卓や出窓に可愛いオーナメントが飾られていました。
・浅漬け
以前作り方を教えてもらったことがあるのですが、本家はやっぱり美味しい。特に塩の加減が絶妙でした。
トマトは静岡発の高糖度のアメーラという品種です。静岡弁で（あめーら→甘めーら→甘いでしょ）が由来という話で盛り上がりました。
食にまつわる知識が増えるのは楽しいです。
数年前にプレゼントした箸置きを使ってくれて、さりげない気遣いに心がぽっと温かくなりました。
・焼きねぎと春菊
焼きねぎの上に鰹節と柚子唐辛子が乗せてあり、春菊が添えられています。じっくり焼いた葱は香ばしく甘いです。柚子が香り、程よい辛さもあって癖になります。
横にある甘辛味のたれをかけて食べます。焼きねぎに春菊、とろりとした甘辛いたれですきやき風になり、とてもよく合いました。
・高野豆腐
食べたくてリクエストした一品です。えりちゃんの高野豆腐が大好きです。柔らかくふっくら、口に含むと薄味で上品なお出汁がじゅわ～っと溢れます。肉厚な椎茸にもお出汁が染みています。滋味深い味を堪能しました。
・春巻き
これもリクエストした一品です。私、春巻きが大好きなのですが、今まで食べた春巻きの概念を覆す美味しさでした。オイスターソースなどで作る中華味とは違う、素材が引き立つ具の味付けと、皮のパリッと軽い食感が特徴です。あまりに美味しくておかわりしました。
ざっくりですが作り方を聞いたので、チャレンジしてみたいです。
・出汁巻き玉子
えりちゃんからリクエストをもらって、家で焼いて持っていきました。1本まるごと持って行き、台所を借りて切りました。あとでご家族にも食べてもらえたようで嬉しかったです。
・八宝菜
えび、うずら、白菜、きくらげなど、具沢山です。大好物の海老が大きくてぷりぷりでした。
ガス窯で炊いたご飯は一粒一粒がたっていて、艶があり、ふっくら甘みを感じます。
・お味噌汁
美味しい出汁と美味しい味噌で作るお味噌汁はご馳走です。
食材を丁寧に扱い、食べる人の顔を思い浮かべながら作られたお料理は、最高のご馳走です。一品一品、真心こめて作られたお料理を堪能しました。
食後はサプライズが用意されていました。
12月に夫の誕生日があるからと、えりちゃんがケーキを作ってくれました。「夫には内緒ね」と、事前に教えてくれていたので、私も一緒にわくわく。（それにえりちゃんケーキが食べたかった！）
「Happy Birthday!!!」とえりちゃんが夫の前にケーキを出した時、「え？俺？！」と嬉しそうに驚いた顔が忘れられません。
夫のカットには誕生日のピックが。
玉子の味がする優しいスポンジに、濃厚で甘さ控えめな生クリーム、甘いいちご。温かくて美味しいショートケーキでした。
夫もとても幸せそうでした。
えりちゃん、本当にありがとう。
真剣にコーヒーを淹れるえりちゃん。
コーヒーも香りよく、深みのある味わいでとっても美味しかったです。
食後しばらくしてからウォーキングに行きました。
西日を浴びて輝くススキと、夕焼けに富士山のシルエットが浮かび上がります。澄んだ空気を沢山吸って、川沿いの道をただただまっすぐ歩いていくと、心身がほぐれてデトックスされていくように感じました。
ウォーキング中にえりちゃんが撮ってくれた私と夫。
えりちゃん家に戻り、夜まで語り合いました。
薄暗いライトの効果もあったのか、かなり深い話をしました。
本当にいろんな話をしたのですが、忘れられない言葉がありました。「〇〇（私）はそのままでいてね」って言ってくれたんです。ここ数年、思うように笑えなかったり、元気が出ないことが多く、そんな自分はだめだと自信を失っていたんです。友人の言葉がありがたく、涙が出ました。
久しぶりに会えた嬉しさと良い時間を過ごした感動で、帰りの車で夫と語りながら帰りました。
いつまでも残る、良い1日でした。
