年明けの営業開始から早くも3日目ですな。。。
今日は荷物が届いて数年に一度の消耗品交換からスタート。
溶接機の消耗品アレコレが届いた。。
基本的に消耗品は純正品を使う。。
・・何故って?。
消耗品だから安い社外品で良いじゃん!って思うでしょ?
そのもの自体が本当に純正同等品なら良いんだけど
「他メーカーと共用出来るよ」的要素で安くしてるのはチョイと注意が必要だったりする。
簡単に言うと「安さと引き換えに性能を落としてたりする場合」があるのよ。
勿論企業努力で「流通経路」を見直して安くなる商品もあったりするけどね。
・・「アメ車の部品」に例えればね。。
台湾や中国で製造された物がアメリカに渡ってから日本に来るより
同じアジア圏内の日本に直接来た方が送料を考えても確実に安い訳で。。
だけどそのアメリカの企業に入る事で「その製品」のチェックが行われダメな物は省かれる。
その一手間二手間が無くなるだけで同じ物が格段に安くなったりするのは当たり前の事です
しかしながらその大事な「製品チェック」の部分が無いと言う事は初期不良品も多く含まれる。
運悪くその商品を購入した人は見た目で壊れてる物以外は装着しないと不具合が解らない訳で。
・・そもそも「見た目でダメな物」は生産ラインの時点で省かれてる筈だけどね。。
只々その部品だけを交換して終わりなら良いんだけど
その部品を交換する為に他の消耗品が必ず付随してくる様な物だとたまったもんじゃない
だって「製品」は保証してくれるけど「その他の部分」は保証してくれないもんね。。
それは交換作業を生業にしてる「お店」になると死活問題な訳で。。
・・その「作業時間」と「消耗品」として付随してる部分は無駄になってしまう訳だもんね。。
1時間で交換出来る物も不良品だった場合はバラして返品して新しいの送って貰ってまた装着。
・・1時間で終わる作業に3〜4日掛かってしまうと言うとても不幸な事態に発展する場合も。。
そんなのがフルサイズのアメ車でその部品のお陰で不動車だったりするとも〜大変ね。。
広大な土地があるお店なら良いけど数台しか入らないお店なら作業止まるもんね〜。。
・・部品選びは大事です。。
それが「持ち込み」なら話は全然変わって来るけどね。。その部品に対して責任は一切無いしw
なので「持ち込み部品」の装着には毎回
「初期不良の場合に掛かる余計な工賃と消耗品代は頂きます」
って事を了承得てからの作業です。。
本来当たり前の事なんだけど「部品持ち込みで安く出来るつもり」だったのが
「全部店に頼む以上の金額」になる事もしばしばあるのでたまにごねる人が居るのよ。
だって本来「交換」して終わりの作業が「外して付けて」の作業が追加になる訳だから
単純に考えて「工賃」が倍になるのは仕方の無い事だよね。。
世の中の部品が全て「純正品」しか無くて流通経路の違いだけで金額が上下してるなら
持ち込みでも何の問題も無いんだけど安く売ってる物って「社外品」な訳で。。
でもね「社外部品」が決して悪い訳じゃ無いの。。
・・実際「クレイジャス」でも普通に使いますよ「社外部品」。
では何が違うのか?。。
品質なんです。。安くなるには訳があるし高いにも訳がある。。
同じ社外部品でもピンからキリまである。。その辺の見極めが大事です。。
大昔に面白い話を聞いた事があって。。
・・「中国の工場」の話。。
その昔「HID」が大ブレイクし初めの頃に中国で工場経営してる人に聞いたんだけど
「注文をしてくる商社」によって求める物が違うと。。
大まかに分けると大体3つ。。
①有名メーカーより多少安く同等の性能の物を作って下さい。
②有名メーカーに比べて品質も金額もそこそこな物を作って下さい。
③とにかく安い製品を作ってくれ!。
・・そんな感じのオーダーが来るんだって。。
でね。。
そんな大まかに分けた3つの注文で何が変わるのか?って中身に使ってる部品なんだって。
でもそんな部品達が収まる外のケースは全く同じ物が使われてるそうで
生産ラインは違えど出荷してしまったらバラしてみないと作った工場も分からないと。。
そんな製品を大量に作った商社から世界にばら撒かれる訳で。。
見た目は同じで品質だけが違う物。。
コレが様々な流通経路を通ってユーザーの手に渡る。。
・・その流通経路と販売店の金額設定のさじ加減の違いで①を②位の金額で買えたり
不運にも③を①位の金額で買ってしまったりもする。。
ま〜実際運もあるね。。w
コレが「アタリ」と「ハズレ」の違いの真相だったりするのは知られざる事実だったりもする。
信じるか信じないかは貴方次第w
さてさて程良く話が逸れた所でそろそろ戻そうね。。w
ま〜簡単に言うと仕事で使う物を多少ケチったお陰で不具合出て作業止まるのが嫌なだけです
長年使ったトーチ。。
洗浄して中身のライナー交換すれば良いよって言われ
数年前に交換して調子良くはなったけどやっぱりどうもしっくりこなくてね。。
今までは数年おきに交換してたのよ。。
・・多分作業してる時に誰かに踏まれてるんだろうね。。
時折変な引っ掛かりが出たりする。。
その引っ掛かりが原因か?送給ローラーが空回りして消耗するってまさかが起きて要交換に。。
そんな状況だと溶接しててワイヤーが送られなくなる訳でトーチのチップが直ぐにダメになる。
本当に悪循環が起こるので一式交換する。。
やはり新品って良いよね。。
・・でも今回何を間違えたのかいつもの3メートルじゃ無くて4.5メートル買ってしまった。。w
ちょっと長くて邪魔ね。。直ぐに慣れるとは思うけど。。
「送給ローラー」も交換して早速溶接なお仕事。。
「お客さん」の紹介で入庫して来た「XJR1200」と言うバイク。。
後ろに良くある「箱」着けてたら重みか?風の抵抗か?振動か?
シートレールがポッキリ割れたとの事で溶接でくっ付けて更に補強を入れて下さいと。。
・・作業前の写真撮らなかったけど。。
シートレールの左右を繋ぐ「凱旋門」みたいな部分の後ろ際からポッキリ折れてて
左側の下の細いバーは完全に縁が切れててシートロックのワイヤーだけで繋がってた。。
勿論右側の細いバーもクラック入っててテール部分は脱落寸前だった所をステーで固定してたと
・・ちなみに白く塗られてる部分は過去に割れて修復したと言ってました。。
オーナーさんの指示により補強も入れた。。
そしてこの写真は作業後錆びない様にシャシャッと塗る手前にマスキングした写真だったりする
・・帰ってから自分で塗るって言ってたんだけど付属品付けた後だと塗れない部分あるもんね
もう20年以上乗ってるらしくこの先も乗るのでガッチリ補強してくれ!って言ってたんだけど
ガッチリの後に起こるのは悲しきかな別の場所の割れなのである程度力が逃げてくれる様にした
・・裏表溶接すれば強いのだろうけどその強さは逆にそこだけを強くしちゃうので。。
やり過ぎない勇気ってのも必要だ。。
昔ね今は亡き「MOTOPIT井上」の「井上社長」の古くからの御友人で
「ダイコウジエンジニアリング」をやられてる「大光寺社長」と一緒に
2輪レース用のフレームを製作した時の話を聞いた事があってね。。
ヨレ無い強いフレーム作ったらコーナーで全然曲がらなくなったと。。
・・それなりの柔軟性は大事ってその時初めて気がついたって話。。
実際その当時のフレームに不満があってそれを解消すべく作ったフレームがそれ以下になった。
やってみて初めてわかる事だしそんな凄い事を実際にやってしまう事自体が半端じゃ無い事だ
しかしその失敗は確実に成功の元になるし物凄く良い経験だと思うよね〜。。
そんな凄い先人が身近に居たからこそやり過ぎは良くないと思える自分が居るしね。。w
ありがたい事ですよ。。
・・ちなみにそんな「大光寺社長」の娘さんは「大光寺圭」と言うミュージシャンだったりする
ま〜今回はシートレールの後の方の部分なのでそこまで影響するとは思えないですけどね。。
「FCR」付いてるイケイケなバイクでコレからも毎日通勤頑張って下さい。。
さてさて。。
昨日ブログで「集合〜!」って書いたらちゃんと集合してくれたw
昔のある時から何だけど基本的に「個別に連絡して誘う」って事はしてません。。
・・過去に「誘われてない!」って騒いだ人が居てね。。
それからは店に「〜日にBBQやるよ」とか2〜3週間位前から告知する用にしたの。。
その間に店に来なければ知らないし告知見た人から連絡も貰えてないって事だもんね。。
仮にも「常連さん」と呼ばれる人ならそんな期間も店に来ないって事も無いだろうし。。
・・場所と道具と材料までも提供されてて個別の連絡まで求めるのは如何な物かと。。
こう見えて意外と暇じゃ無いんでね。。
なので「来たい人は来て」的なスタンスだ。。
・・だってこんな「ど平日」だもんね〜。。ぶっちゃけ来たい人しか来ませんよw。。
だけど無茶苦茶楽しかったね。。
昨日届いた「虫明牡蠣」に輪を掛けて。。
年末に食べ切れず残った「ジャイアンのお肉」仕方なく冷凍したんだけどそれでも全然美味い!
・・冷凍せずに食べたら更に美味かったんだろうな〜。。と思う。。
「女性」が来ると料理が増えるって嬉しいよね〜!。。
・・鍋とコンロと材料持って来てくれて「牡蠣鍋」も追加された。。
美味かった〜。。楽しい時間をありがとう。。
そう言えば。。
「パパさん」が「クレイジャスCAR CLUB」にメンバーシップリクエストだって〜!。。
楽しくなりそうだね。。
・・平均年齢がちょっとだけ上がるw