他人の身にならないアメリカ
ちょっとでいいから、人の身になってみてよ……。
こっちの人は、自分が一番で、他人のことなんて考えない。
もちろん、全員とは言わないが、多くがそう。
これは個人主義のいい面でもあり、悪い面でもある。
今日、久しぶりに外に飲みに行った。
バーに入り、2階の席につく。
店の雰囲気も良く、バーテンダーのおじちゃんもいい人だった。
2階にトイレがあり、ちょうどアタシの目の前がトイレだった。
白人の若い女性がトイレに入った。
ドアをバーンッと開けて、出てきたと思ったら、
トイレのドアは開けっ放し。
おいっ。
便器が丸見えじゃないかっ。
なんで便器見ながら飲まなきゃいけないんだっ。
閉めろよっ。
信じられん。
なんで大解放のまま?
呆れながらも、気を取り直して飲んでいると、
しばらくして、また白人の若い女性がトイレに入った。
バーンッ!
ぶっ。
飲んでいたマルガリータを噴出しそうになる。
……え?
うそでしょ?
また?
さっきと同じように、ドアを開けっ放しで去る女性。
嫌がらせか?
……なんで?
なんで、そんなことができる?
便器見ながら酒が飲めるかっ。
ちゃんと閉めていかんかいっ。
一度目は大目に見たけど、
二度続くと、偶然ではない。
ちょっと考えたら、わかるやろ。
目の前でトイレのドアを大解放されてみ?
アタシの身になって、考えてみろっ。
いや、人の身になって考えてみてくれ。
自分第一で結構。
人間、自分が一番になるのは仕方ない。
でも、ちょっとでいい。
もうちょっと気を配ってみてもいいんでない?
日本帰国まであと37日……
残り少なくなって参りました。
皆様のおかげでここまでがんばってこれてます。
残りの日々も応援、よろしくお願いします。
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停止線引いてよ
たかが停止線、されど停止線。
日本では、横断歩道の数メートル手前に停止線がある。
日本にいるときは何とも思わなかったが、
これが結構、歩行者に安心感を与えているのだ。
アメリカの道路は、停止線がない。
横断歩道の白線ギリギリのところで停まる。
アメリカに来た当初は、これが怖くて仕方がなかった。
今でも怖い。
自分が歩いてる真横にギリギリで車が停まる。
結構なスピードを出している車だと、そのまま突っ込まれそう。
おいっ。こらっ。
スピード落とせよっ。
すでに停まっていても、後続車がそのまま突っ込んできたら……
後続車に押された車が、歩行者にドンの至近距離。
アタシは、アメリカ人の運転は信用しない。
なんせタクシーに轢かれたくらいだから。
だから、例え信号が青になっても、必ず横から来る車をチェック。
線を超えて横断歩道に入ってくる車がアホみたいにいるから要注意。
どこ見てんだっ。
ぼけっとするなっ。
アメリカこそ停止線があるべきだ。
歩行者の安全と安心のために。
こんなに運転が下手くそで、不注意な国なのに、
停止線がないなんて……。
日本帰国まであと38日……
アメリカはブロック間が短かったりするから、無理なのかな。
でも、怖いよ。
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落書き好き?
ラクガキが好き……?
授業中に、発見した。
全員とは言わないが、
かなりの確率で、アメリカの学生はラクガキをする。
どの授業でもそう。
授業を受けていて、ふと周囲を観察してみると、
隣も斜め前も、ちょっと遠くの席の人も、
やってるやってる。
日本でも、絵が好きな子や上手な子はたまに書いていた。
日本の場合、ちゃんとした絵を書く子が多かったと思う。
しかし、高校や大学でラクガキしてる人なんて
アタシの周りではいなかった。
寝てたな……。
それが、ここでは大人になってもラクガキしてる人がゴロゴロいる。
特に何かを書くわけではない。
ノートの余白に、ただペンが進むまま書いている。
ぐちゃぐちゃと線を書いていたり、四角を書いて塗りつぶしたり。
授業に退屈してくると始めるのだろうか。
じっとしていられないのか。
嫌なとこじゃないが、
かなり不思議な現象のひとつ。
気になる……。
日本帰国まであと39日……
アメリカ留学10年の友達も授業中ラクガキをする。
この発見を言ったら、納得しつつも自分もやってるから笑ってた。
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すぐ皿をさげるバスボーイ
高級レストランでこれなんだから……。
あるご縁で知り合った方からお誘いをいただき、
さきほど、とある高級レストランにて食事をしてきた。
周りは金持ちの白人だらけ。
雰囲気もサービスもすばらしかった。
1点を除いては……。
テーブルの上には、日本人特有の「遠慮のかたまり」が残った皿。
それを下げたくて仕方ないバスボーイが一人。
「フィニッシュ?」
そう言うのと同時に、皿に手が伸びている。
「あ、まだ食べてるから。」
と笑顔で答えるアタシたち。
会話もはずみ、食後のデザートとコーヒーを堪能する。
テーブルの上には、またもや、「遠慮のかたまり」が残った皿。
すかさず、バスボーイが下げようとやってくる。
「いや、まだ食べてるから。」
笑顔なし。
……3分後。
また来た。
まだ5分も経ってないよっ。
「だから、まだ食べてるからっ。」
アタシ、不機嫌。
いいかげんにしてくれっ。
これは早く帰れってことか?
他の客もまだいるぞ。
はっ!わかった。
休憩中もフォークは持ったままでいればいいのか。
フォークを置いたら、食べ終わったと取られてしまう。
フォークを置いてはいけないんだ。
ふと、周りを見ると、いつのまにか数組の客しかいない。
もしかして、もうすぐ閉まるのか?
バスボーイに聞いてみる。
「何時に閉まるの?」
すると、バスボーイは驚くべき答えをくれた。
「わからないなぁ。」
え?うそでしょ?
自分の店の閉店時間も知らないなんて。
よくそれで働いてるね。
仮にもここ、高級レストランだよね。
バスボーイでも、基本的な情報は知っとこうよ……。
これが許される国、アメリカ。
そしてチェックには、手書きで大きくこう書かれていた。
「サービス料は含まれておりません」
わかっとるっちゅうねんっ。
確かにチップを忘れる日本人はいる。
だけど、こうやって書かれるとなんかムカつくわ。
日本帰国まであと40日……
アメリカには、「遠慮のかたまり」が存在しないんだろうな。
ちょこっと残して、皿を下げさせてくれない日本人のこと変だと思ってるよなぁ…。
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子供みたいな学生
子供みたい……。
アメリカの学生って、どんどん積極的に質問する。
まぁ、向上心があると言ってしまえば、聞こえはいい。
が、問題はその質問の内容。
よくよく聞いてみると、まるで子供のようだ。
授業の流れなんか無視。
飛躍しすぎの質問のオンパレード。
アタシが習ってる韓国語の授業でのこと。
アメリカ人もたくさんいる。
おかげさまで、毎時間、
先生もため息をつくほどの質問が飛び交う。
上とか下とかを習ってるときに、
「斜め右はなんて言うんだ」とか。
父とか母とか、家族の名称を習ってるときは、
「いとこの旦那の妹はなんて言うんだ」とか。
止まらない、止まらない。
授業はちっとも進まない。
知らねぇー。
アタシ、いとこの旦那の妹なんて会ったことない。
そんなこと聞いてどうする。
聞いたって、どうせ覚えもしないし、使いもしないだろっ。
その前に、兄も弟も言えないし、右も左も言えないだろ。
そんな自分のレベルに見合ってない質問する前に、
目の前に与えられたものを覚えたらどうでしょう。
日本帰国まであと41日……
笑っちゃうような変な質問とかするから、
冗談かと思っても、本人たちはいたって真面目なんだよね……。
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諦め早すぎ
もうちょっとだけ粘ってくれても……。
こっちの人は、仕事に関して諦めが早い。
わからないものは、わからないで終わらせ、
ないものは、ないで終わらせる。
日本なら、他の人に聞いてくれたり、
案内してくれたりして、なんかしらの回答が得られる。
しかし、ここではそうはいかない。
「それは自分の担当じゃない。」
と、バッサリ切られることもしばしば。
昨日、デパートで買い物をしていたときのこと。
かわいい靴を2足見つけた。
おっ、半額だ。
店員に、その2足を持ってきてくれるように頼む。
(表には、片足しか出ていない)
裏から出てきた店員が持っているのは1足のみ。
どこをどう探しても、もう1足が見つからないと言う。
そっちが本命なんですけど……。
おいおい。在庫管理もロクにできないのか。
と、心の中で思いつつも、
もう一度探してくれるのを期待して、
どうしても欲しい、と粘るアタシ。
アタシの情熱に対して、
「わかるよ。でも、ないんだよ。」と探す気ゼロの店員。
わかっとらんっ。
もういらんわっ。
日本帰国まであと42日……
セール時のアメリカのデパートの靴売り場って、
フロアいっぱいに靴が散乱してて、すごい状態……。
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前半分だけ満員バス
つめろよっ!
アタシが住んでいるこの街では、大通りを走るバスが長い。
普通のバスの2台分の長さ。
このバス、擬似満員状態が発生する。
うっ。なんか混んでるな。
と思って、ふと後方部を見ると……
えっ!ガラ空きかいっ。
なんでつめないんだ?
後ろにつめないから、前だけやたら混んでいる。
日本は満員の電車とかバスに慣れてるから
混んできたら、みんな自然とつめてたような気が……。
ここの人は満員状態に慣れてないからか?
気づかないのか?
動きたくないのか?
これを外から見ると、ちょっとおもしろいぞ。
前半分には人がいっぱいいて、後ろ半分は空き空き。
こんなバスを見ると、いつも思う。
つめてあげたらいいのにって。
不思議だ……。
日本帰国まであと43日……
ここでは、ある程度満員になると、
運転手さんによっては、もう乗せてくれません。
素通りされたときの、日本では味わえない、あのちょっとした虚しさ……。
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炭酸好き
炭酸以外のジュースも増やしてくれ……。
ファーストフード店に行くと、いつも困るのがドリンク。
なんでかって、炭酸ばっかり。
Jack in the Boxのカレー味のポテトにはまっているアタシ。
これが相当ウマイ。
ポテトがたくさん食べたいがために、Lサイズへグレードアップ。
すると、必然的にジュースのサイズもLサイズへグレードアップ。
このLサイズのジュース、重い。
重くて、残りを持ち歩くのも嫌だ。
1リットルじゃきかないんじゃないか。
一体どれだけ入ってるんだ?
ジュースは小さいサイズのままでいいんだけど……。
炭酸嫌いのアタシにとっては、つらい。
仕方なくダイエットコーラをオーダーするも、3分の1も飲めない。
あぁ、オレンジジュースを置いてくれ。
ただでさえカロリーの高いファーストフード。
せめてドリンクではカロリーをおさえたいところ。
炭酸じゃないジュース……あったとしたら甘~いレモネード。
ライトなのに、なんでこんなに甘いんだっ。
頼む。
ウーロン茶を置いてくれ。
日本帰国まであと44日……
コーラの再利用。
残ったコーラでチキンのコーラ煮を作る。
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のんびり屋さん
いい意味でも悪い意味でも、のんびり屋さん。
こっちの人間は仕事が遅い。
たまに仕事の早い人を見ると、感動すら覚える。
例えば、スーパーのレジの仕事の遅いこと……。
ピーク時、レジには長蛇の列ができる。
口が動いて、手が止まるレジ担当。
口を動かすなとは言わないが、手を動かしてくれ。
遅いっ。
のんびりしすぎ。
ところが、この「のんびり」という欠点が長所になる場合がある。
例えば、車椅子の人がバスに乗るとき。
バス内の指定場所につくまで5分から10分程かかる。
その間、イライラすることもなく、みんな暖かく見守っている。
これが日本だったら、文句は言わないにしても、
きっとほとんどの乗客がイライラしているだろう。
こういうところ、アメリカの素晴らしいところだ。
いや、しかしこの余裕、仕事面ではもう少し隠してくれないものか……。
うまくいかないもんだ。
日本帰国まであと45日……
アメリカの人はお年寄りや体の不自由な人にすぐ席を譲る。
これは日本も見習ってほしい。
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日本人は金持ち!?
だから高くないっちゅうのっ。
アメリカに来て、よく言われるのは、
「日本はなんでも高い」とか「日本人は金持ち」だって。
誤解だ。
もう何回言われたか、わからない。
いくら「そんなことない」って否定しても、イマイチ信用してないようだ。
確かに交通費は高い。
だけど、いろいろとこっちの方が高いって。
少なくとも、アタシが住んでるところより日本の方が確実に安いって。
田舎は行ったことないから、知らんが。
アタシが住んでいるエリアは、家賃がすっげー高い。
東京の方が安い。
トイレットペーパーだって高いし、
野菜だって、その辺のアメリカ系スーパーで買ったら高い。
外食だって、チップまで入れたら結局高くなる。
もちろん量は多い。
量を減らしてもうちょっと安くしてくれたらいいのに。
日本に一時帰国したときに新宿で食べた、
タラバガニの丼のランチセット。
味噌汁とおひたし、食後のコーヒーが付いて1,000円ちょっと。
安っ!
あれは感動だった。
あのレベルの料理が10ドルでこっちで食べれるか。
そんなとこあったら、ぜひ教えていただきたい。
日本にツアーで旅行した人が「日本は高い」って思うのは無理ない。
ツアーなんて、観光客が行くところはなんでも高い。
でも、それで日本人は金持ちだと勘違いしないでくれ。
留学生の中には、もちろん金持ちの子もいる。
が、アタシらみたいに、働いて節約して金貯めてきてるヤツらがいるって
ちゃんとわかってくれ。
誤解されたままでは困るから、何度も何度も訂正してきたが、
疲れているときなんかは、つい投げやりになってしまいそうになる。
ふぅ。
またかよ……。
何度も言わせるなっ。
日本帰国まであと46日……
アタシなんて、残高200ドルまで落ちたわ!
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