ベースの練習を始めて1ヶ月ちょっとが経過しました。この間、目標としていた「家にいる時は毎日楽器に触る」のは、風邪をひいて寝込んだ1日あっただけでほぼクリア(旅行とかライブで家を空けた4日は除く)。
 前回書いたとおり、右手の指遣いの練習をやり直すことにして、それだけを徹底的にやり続けています。ビデオでは、低い弦から高い弦に移る時、あるいは同じ弦を弾く時は人差し指と中指を交互に、高い弦から低い弦に移る時は同じ指を使っています。この同じ指を使うのは「レイキング」というんだそうです。知らなんだ。
 その辺の動きとか、あと親指での弦ミュートなんかも含めて最初は相当に意識しないとできませんでしたが、何度も繰り返すうちにだんだんと意識せずともビデオと同じように動かせるようになってきました。
 あと、フィンガーピッキングって、指の第二関節じゃなくて根元の関節から動かさないといけないんだそうですが、実はこの動きってラッパでピストン押す時のアクションと同じことに気づきました。
 ラッパのピストンを押さえる場所は人によって様々で、指先だったり指の腹だったり、第二関節やはたまた根元で押さえる人もいるんですが、指の動き自体はみな同じで、根元から動かすんですよ。そうじゃないと早く動かせないからなんですが、意外なところでラッパのテクニックが役に立った。

 そんな感じでだいぶ様になってきたので、少しずつメトロノームのスピードを上げて行っています。120あたりでちょっとつまずきましたが、そこで3~4日ほど繰り返して練習したら次第にできるようになり、今138まで来ました。
 当初の「140までできるようになる」という目標はほぼ達成(うちのメトロノーム、電子式ながら刻みはアナログと同じなので、140ちょうどを設定出来ない)です。もう少ししたら次のステップに移れるかな。

 一番最初のトレーニングで5週間もかけてしまいましたが、何もかも初めてなのでしょうがないですね。もともと時間はかかると思っていましたし。
 何もかもができていなかった当初に比べれば、できるようになったことは増えていますから、次のトレーニングはもう少し短い時間でマスターできるはず。
 少しだけ、ラブライブに近づいた気がします。まだタブ譜なんて読めないけどね!
 最近書いてませんでしたが、別に3日坊主とかそういうわけではないですよ? 練習はちゃんと毎日続けているんですが、何しろ四十の手習いですからね。若い人みたいにぐんぐん伸びる、なんてこともないので、相変わらず同じ練習をひたすら繰り返すのみで、大して書くことがないという。

 それでも一応、目標としてた「140で弾けるようになる」というところまでは行ったんですよ。ただここでちょっとした問題が出てきまして。「右手の(指の)使いかた」です。

 今までは指を開くとか、押さえる場所とか、力加減などとにかく左手の使い方に相当気を遣って練習してきたんですが、右手にはあんまり気を回してなかったんですね。
 教習ビデオはちゃんと左手と右手の使い方を別の画面で同時に説明してくれてるのに、左手のほうばかりを見てて、右手の指をどう使っているのかまでは気にしておらず…というよりは自分では同じようにやってるつもりだったんですけど、ビデオをスローにしてよくよく注目してみると、自分がやってるのとは全然違います。

 ビデオの演奏(山口タケシさん)ではちゃんと交互に中指と人差し指を使ってて(「オルタネイト」というらしい)、上の弦から下の弦に降りてくる時は指で滑らせるようにして同じ指で弾いてる。要するに動きに無駄がない。自分はと言えば、基本交互に使ってはいるんですけど、時折連続で同じ指を使ったり、割と適当にやりやすいようにやっちゃってる。

 まぁ、実際のところネットでフィンガーピッキングについて調べても、「指での弦のはじき方」ばっかりで右手の指の使い方はほとんど出てきません。このビデオでも、今やってる次のトレーニングの項目で、山口さん本人が「オルタネイトにはあまりこだわらなくてもいい」みたいなことをおっしゃってるんで、「やりやすいようにやればいい」もんなのかもしれないです。
 でも、せっかく基礎練習をやってるんだから、人差し指からはもちろん、中指からでもオルタネイトできるようにしたいし、なんかの時に立ち戻れる「型」みたいなのは身につけておきたい。そうじゃないと苦手なフレーズとか生んじゃいそうな気がする。なんとなく。

 というわけでお手本の通りの指使いで演奏してみたのですが…こりゃ思った以上にうまくいかない。特に中指から弾き始めるのがけっこう難しい。これはもう一度ゆっくりのテンポで動きを確認しながらやっていくしかないみたい。

 なので、再度メトロノームを80に戻して、ひたすら反復練習。ちょっと逆戻りしてしまった印象ですが、それでも今までの練習のおかげで、左手のほうはけっこうスムーズにできるようになってて、右手の動きに集中できたからか、さほど時間もかからずにそれなりにできるようになってきました。
 もちろんまだまだぎこちないところはありますし、「無意識に」というレベルでもないので、身体が覚えるまでこれを繰り返す必要はありますけどね。「ど素人」から「初心者」くらいにはなれたかしら。
 昨晩帰宅すると、自分のところに一通の封筒が届いていました。普通の定型の企業封筒で、「oricon style」と書いてあります。オリコンスタイル。はて。どっかで聞いたようなと思い裏面を見て見ると、「月刊デ☆ビュー編集部」と書いてあります。
 ん? 月刊デビュー? そういえば藤井ゆきよタンのインタビューが載ってた時に買ったっけ。それが何か…と考えたところで、ここまで来て思い出しました。そうだ、読者プレゼントでゆきよタンの直筆サイン入りチェキが当たるってことで、応募したんだった。
 
 ということはまさか…当選?

 この時期、パテマ関連でゆきよタンの雑誌媒体での露出が多く、割と多くの雑誌でサイン入りポラロイドのプレゼントをやってたんで、片っ端から応募していたんです。
 ただこの月刊デビューってタレントを目指す若者のためのオーディション雑誌らしく、いい歳したおっさんが買うような雑誌ではないのですが、ゆきよタンが載ってるなら話は別。勇気を振り絞って買ったのです。「いかにも娘に頼まれて買いにきた父ちゃん」風を装って。
 まぁそれで読んでたらチェキのプレゼントがあると知って応募したんですが、その応募用紙がなんとオーディションのエントリー用紙と兼用で、写真貼り付けするところや身長体重、自己アピールの欄もあってビックリしました。
 律儀に全部書いて写真も貼って出して、本当にデビューの話が来たらどうしよう、と思うほどトンチキではないので、応募に必要最低限の項目だけ埋めて投函したのが、確か11月の末頃だったと思います。

 普段こういう懸賞に応募することはほとんどないのですけど、こういうのってたいてい「当選の発表は賞品の発送を以て変えさせていただきます」で、当たるにしてもその結果がいつ出るか(発送されるか)も書いていないことが多いですからね
 なので、自分も応募したはいいけどその事実すらすっかり忘れていたんですが、そこから封筒が届いたってことは、もしかしてもしかして?



 きたああああああああああああああああああああああああ

 恥ずかしさを押し込めて応募した甲斐がありましたね。以前「VOICE ANGEL NEO」のポラロイドプレゼントで当選したことはここでも書きましたが、それに次ぐ2回目の当選です。
 「VOICE ANGEL NEO」の当時とサインが変わっているのですが、ニューサインもこれでゲット。うれしいなぁ。

 並べるとこんな感じ。



 眼福ですわー。

 いつかこれに直接自分の名前を入れてもらいたいなぁ。そんな機会なんてないと思いますけどw
 年末年始はいつもの通り故郷の札幌に帰省していました。留守にしている間は当然エサはあげられないのですが、エビはいつもこれといったエサをあげてない(コケとか食べてる)し、魚は一週間くらいエサあげなくても餓死することはほぼありません、むしろ留守にするからと大量にあげたりすると、食べ残しや大量のフンで水が汚れてしまうほうがよくないのです。何かあるとしたらザリガニですが、ザリガニは雑食なので、腹すかせたら食べられるように水草だけ入れておきました。
 そんで年明けに帰宅。すぐに水槽を覗いてみると、ピンポンパールもアカヒレも元気に泳いでるし、ザリガニもいつもの土管でくつろいでいます。最後にエビを確認していると…そのうち1匹のおなかに黒いものがくっついています。あら、留守の間に卵を産んでいたらしい。

 以前もここで書いたとおり、一度抱卵したことはあるんですが、孵化する前に脱卵してしまったのか、結局孵化することなくいなくなっちゃったんですよね。ヌマエビは水質に割と敏感で、変化を感じると脱皮する習性があるようなんですが、抱卵した個体が脱皮するとその時に一緒に卵も落ちてしまうらしいのです。
 今回はちゃんと孵化させてあげたいと思い、しばらく水替えは控えることに。それでしばらく様子を見たら、抱卵個体が増えた。全部で3匹。あらま。繁殖期なのかしら。

 こうなるとますます稚エビ誕生に期待が膨らみます。ただ、何でも食いのザリガニがいるので、せっかく生まれた稚エビが食べられてはかなわんと思い、エビ用の隠れ家を用意することにしました。
 作り方はいたってシンプル。東急ハンズで一番細い塩ビパイプをかってきて、それを糸鋸で適当な長さに揃えてカットしたものを6本用意し、それを三角形になるように合わせて、テグスで束ねます(ドラえもんの空き地の土管みたいな感じ)。そのままでは水に浮いてしまうので、ウィローモスマットに使ってたタイルにくくりつけ、完成。



 こんな感じ。

 最初のうちはエビも警戒していたのかなかなか入ろうとしませんでしたが、2週間くらい経ってようやく「自分の家として使える」というのがわかったようで、パイプの中を覗くとエビが入っているようになりました。それからだいたい1週間、抱卵に気づいてから3週間くらいが経過したくらいでしょうか。何気なく水槽を見ていたカミさんが、

 「ちっちゃいのいるよ」

 と。慌てて見てみたら、確かに1ミリにも満たないちっちゃいエビが一生懸命泳いでいます。ホントだ! 産まれてる!

 エビを飼い始めてから…どれくらいたったっけ? とにかく待望の孵化です。3匹いたうちの抱卵個体のうち、まだ卵を持ってるのは2匹なので、1匹ぶんの稚エビが誕生しているはずですが、確認した範囲では今のところ3匹くらいしかわかりませんでした。サイズがとても小さいことと、エビ水槽に浮かべている浮草の根っこや、塩ビパイプの家に隠れているのかも。小さすぎてスマホのカメラじゃうまく写らないのが残念。

 せっかく産まれたエビなので、1匹でも多く成体になってくれたらいいですね。まぁ水槽がちっちゃいのであんまり増えられても困るのですが…。
 ベースを購入したのが1月5日。教則本(ビデオ)の選定やら、アクセサリー類の購入やらなんやかやで本格的に練習を開始したのがその3~4日後くらいからなので、だいたい2週間が経ちました。

 さて、とりあえずの目標は「脱初心者」なんですが、正直どこまでできれば「初心者」でなくなるのかってよく分かりません。単純に「初心者」=「下手くそ」ってわけではないですもんね。「玄人」=「上手」という図式が成り立たないのと一緒で。自分は小学生の頃からラッパやってますから初心者ではないですが、ラッパ始めたばかりの小学生でも自分よりうまい人なんていますからね。

 まぁそんなわけなので、まずは

 ・とにかく最初のメソッドを、
 ・必ずメトロノームを使って、
 ・140まで「正確に」できるようになる

 というところを最初の目標として立てることにしました。

 これについては特に期限を決めていません。1日に何時間も練習できるのであれば、たとえば「半月でできるようになる」という目標を立てることもできるでしょうけど、今の生活ではせいぜい1時間くらいしか練習時間取れないですし。
 それに、別に今のところ人前で演奏する予定もないですから、であれば、時間は多少かかってもいいから確実にできるまで練習するほうがいい。

 というわけで、最低限「これをクリアするまでは毎日弾く」ということだけ決めて、今のところ2週間経ちました。旅行などで家を空けたのが2日ほどありますが、それ以外の日は毎日練習しています。
 前回96で頭打ちと書きましたが、どうやら左手に余計な力が入りすぎていたのが原因の模様。少しスピードを戻して力も意識して抜くようにしたら、スムーズにできるようになりました。現在108。
 ただ力を抜きすぎて特に小指でしっかり押さえきれないこともあるので、小指を鍛えるのと同時にちょうどいい力加減を模索しながら練習中。これは身体で憶えないといけないと思うので、気をつけながらひたすら反復するしかないですね。

 しかし…

 ここが痛い。