やっつけながらも網フタにしたはいいものの、思ったほど水温は下がらず、翌日家に帰ってきて水温を見てみたら31度弱。人間が帰ってきてエアコンがつき、1/4ほど水を入れ替え、水中に沈めていた濾過装置のパイプを水面に出し、少しでも気化しやすくしたら今の時点では28度くらいになりましたが、本格的な夏を迎えたときのことを考えると厳しい。来年の夏まではまだ時間はありすぎるほどありますけど、週間予報を見てもまだまだ最高気温30度くらいが続きそうで、おそらく昼間の室内はそれ以上になるでしょう。水量が多ければ外気の影響を受けにくい(水槽は大きいほうがいいというのはそういう側面もある)のですが、うちの水槽は小さいので、ちょっと本格的に策を考えないといけません。いちばん手っ取り早いのが「エアコンつけっぱ」なんですけど、いくら何でもそれはちょっと現実的ではありません。節電なんてクソ喰らえとは思ってますけど、そんなことしたら金魚より俺の財布がヤバイ。

 で、例によって困ったときのGoogle先生に頼ってみたら、水温上昇対策として「扇風機で水面に風を送る」方法がありました。なるほど、風を当てて気化を促進し、気化熱によって温度は下げるということですね。考えてみれば当たり前の話だ。小学生の理科の話じゃん。まったく小学生は最高だぜとかそういう話ですよね。
 とはいえ、普通の扇風機なんて大げさすぎるしそもそも置く場所がありません。しかし昨今のエコブームのせいかどうかは知りませんが、世の中にはPCに繋げて使うUSBタイプの卓上式扇風機が多数出ています。それをスマフォやデジカメの充電などで使うUSB・AC電源変換コンセントに繋げば、直接コンセントから電源を取れます。
 これは使える!…と思いましたが、これでもやはり設置場所の問題が片付きません。水面に風を送るには水槽の上から水面に向けて風を送る必要があるのですが、扇風機は普通、風を下側に向けて送ることを想定して設計されていません。構造的に下に向けられないとか、向けることはできてもバランスが悪くなりそうなものばかり。したに向けた状態で固定できないのもネック。電源が入ったまま水槽にドボンなんてことになったら目も当てられません。金魚を守るはずのものが一気に凶器ですよ。
 そんなわけで、もっと安定したのがないかと探しているうちに、PCの冷却に使われる12cmファンをUSB駆動にしただけの、「BIG-FAN120U」なる製品を発見。なるほど、これなら単なるケースファンだから、下に向けてフタに固定することができそうだ…とポチりかけて、そういえば今のPC組んだときに前のPCから抜いた12cmファンが一つ余っていたことを思い出しました。わざわざ買わなくてもそれを使えばいいんじゃね? もちろん電源はUSBじゃなくてピン端子なんですけど、PCショップに行けば片側がピンコネクタになってるUSBケーブルが売られているので、それを買ってきて繋げば同じになるはず。ただ、うちにあるのも含めて一般的に12cmファンの駆動電圧は12V。それに対してUSBの供給電圧は5Vしかないため、回るかどうかはやってみないとわかりません。まぁ変換コネクタはそんな高いもんでもないからとりあえず試してみるかと、昼休みがてら秋葉原まで行って、ケーブルとファンにつけるフィルタ(ホコリが水槽に入り込むのを防ぐのと、娘が手を突っ込んで怪我しないようにするため)、あとコンセント直差しタイプのUSB-ACアダプタを購入。

 変換ケーブルはこんな部品です(ぼけてますけど)。

世界征服の基礎はまず練馬から


 それをこんなふうにファンの電源ケーブルと繋げ、ひとまずPCのUSB端子に接続してみる。

世界征服の基礎はまず練馬から


 回った!

世界征服の基礎はまず練馬から


 PCケースに付属してたノーブランドのファンだったので、特に静音設計の高級品でもないはずですが、5V駆動で回転数が少ないためか、けっこう静かです。その割には思ったよりも風が来ます。この辺はさすがに12cmだからでしょうかね。実際12cmファンをあえて5Vで動かして静音にする自作人たちも多いらしいですけど、なるほどこれなら納得。アダプタ通してコンセントから給電してもちゃんと動いたんで、これなら大丈夫かな。
 本水槽で塩水浴させて2日ほどでぺすけも元気になったようで、背びれもピンと立つようになりました。本当はもう少し塩水浴を続け、様子を見たほうがいいんでしょうけど、そのぶん水槽が出来上がるのが遅れるでしょうから、そうも言っていられません。そんなわけで、1/3ずつ真水と交換することで徐々に塩分濃度を低くしていくことに(いきなり真水に戻すことは避けたほうがいいらしい)。

 そうして金魚が来て山場と言われる「最初の一週間」を経過。ぺすけは背びれも凛々しく立つようになってすっかり元気な感じで、ももちゃんもいつも通り元気です。どうもこの2匹、ももちゃんはやんちゃな感じで泳ぐのも早く、好奇心も旺盛なようでよくせまっこいところに入り込んで遊んでいますが、ぺすけは逆に少しおとなしめであまり動くほうでもないようです。ひとまずは2匹とも元気そうで、だいぶ環境にも慣れてきたみたいなので、塩水浴の間止めていたエサやりも少しずつ再開しました。(娘の担当にした)、最初はまだ残し気味だったものの、すぐに完食するようになり、ほっと一安心…と思ったのも束の間、また新たな問題が発生。それは水温です。

 金魚の適温は20度~28度くらい。30度を超えても「直ちに影響はない」そうなのですが、細菌が発生しやすくなったり、水中酸素の量が減ったりという弊害が出てくるそうです。9月も半ばにさしかかったあたりは関東地方も割と涼しかったので、水温も29度くらいで落ち着いていたのですが、その後また暑さが戻ってきたせいで、水温が30度を超えるようになってしまいました。
 一応、水槽のガラス蓋を取ってしまえば28度くらいまでは下がるのですけど、蓋を取ると今度は水槽からの「飛び出し事故」が心配です。ぺすけはともかくももちゃんはやりかねない。誰も家にいない昼間にうっかり水槽から飛び出してしまい、帰ってきたら死んでた、なんてことになったら目も当てられませんから、ちょっと手を考えないといけません。

 いろいろ考えた挙げ句、近所のホームセンターで網戸の取り替え用の網を買ってきて、網のフタを自作することにしました。とはいっても今はちゃんとしたのを作っている時間はないので、適当な大きさに切り抜き、細い針金を通して丸まらないようにだけにして上に乗っけるだけ。

$世界征服の基礎はまず練馬から-やっつけ網ブタ


 うむ、まさにやっつけ仕事の極地。

 固定してるわけじゃないのでちょっとしたことで動いちゃう代物ですが、仮に水面から跳ねたとしても、ちっちゃい金魚がすっ飛ばせるような軽さでもないはず。いずれちゃんとしたのを作るつもりですけど(なにしろ網はまだいくらでもある)、当面はこれで大丈夫でしょう。

 あとは水替え3回目で理論上は塩分濃度も0.1%を切っているはずなので、隔離していた水草も戻してあげることに(金魚の隠れ家+おやつ)。早速つっついて遊んでるけど。
 前回の続き。

 そんなわけで無事水槽のセッティングをして金魚を放流したわけですが、「これで安心」なんてわけはもちろんなく、むしろこれからしばらくが正念場っぽいです。

 というのも、魚の飼育に一番重要なのは、何と言っても「お水」です。水は魚にとって空気と同じ。人間だって空気の悪いところにずっといれば体調を崩したり病気になったりもしますから、特に自然界に比べれば圧倒的に狭い水槽の中で暮らす観賞魚にとって、水を綺麗に保つのはちょっと考えれば当たり前。

 では、その「水を綺麗に保つ」というのがどういうことなのでしょう。

 自分もそうでしたが勘違いしやすいのはそこですね。「綺麗な水」というとどうしても「雑菌などが含まれていない水」をイメージしがちですけど、魚にとっての「綺麗な水」とは、「魚にとって有害な物質がない水」です。同じように見えてちょっと違って、より正確には「菌はいるけど魚にとって有害な物質がない」ということですね。なんかとんちみたいになってきましたが、なんのことはない、つまり「有害な物質を分解してくれる菌がいる」のが魚にとって綺麗な水」であり、イコール「その菌が充分に定着している水槽環境そのもの」である、とのこと。

 初耳ですよ。だって、自分も小さい頃(30年以上前ですが)金魚飼ってましたけど、その時に読んだ飼育本(といっても図鑑に載ってたおまけ程度のものでしたが…)にはそんなこと書いてませんでしたもの。まぁ子供向けのものでしたからそんな小難しいことは書かなかったのかも知れませんし、なにぶん昔のことなので記憶も曖昧な部分もあるでしょうけど、少なくとも今回いろいろと調べていくうちに知った「大量の水替えを頻繁に行うのは菌(バクテリア)と金魚へのダメージが大きいのでかえってマイナス」とかも書いてませんでしたし、むしろ水替えはほぼ全取っ替えを推奨してたような。

 まぁそれはともかく、この「その菌が充分に定着している水槽環境」ができることを「水槽が立ち上がる」と呼ぶそうです。詳しいメカニズムはほかに詳しく説明しているサイトがありますので省略しますが、えさの食べ残しや金魚自身の排泄物から発生するアンモニアは猛毒であり、初期の金魚の死因はたいていこれなんだとか。で、このアンモニアを分解してくれるというありがたいバクテリアが世の中にはいらっしゃるわけですよ。やったぜカーチャン、明日はホームランだ。
 ところが世の中そううまくはいかないもんでして、このバクテリアがアンモニアを分解して作り出すのは亜硝酸塩という物質で、これもまた魚にとって猛毒なんですね。なんだ、だったら全然意味ねぇじゃん、と言うのはまだ早い。今度はこのこの亜硝酸塩を比較的害のない硝酸塩に分解してくれるバクテリアがおわしますのです。
 そんなわけで、このアンモニア→亜硝酸塩、亜硝酸塩→硝酸塩とする2種類のバクテリアを増やすのが当面の私の目標。これらのバクテリアはいつの間にやらやってきて、そしてエサとなるアンモニアや亜硝酸塩が増えれば勝手に増えていくそうなのですが、だからといってすぐには増えるわけではないため、水中のアンモニアや亜硝酸塩濃度が高くなると金魚たちが命の危険にさらされてしまいます。バクテリアが定着すると水中のアンモニアや亜硝酸塩が見事に検出されなくなるそうなのですが、それまではだいたい1ヶ月から2ヶ月くらいはかかるらしく、その間は水質には細心の注意を払う必要がある、ということですね。

 ちなみに水量が多ければ多いほど有害物質の濃度の上がりにくくなりますから、「大きな水槽が望ましい」のはその辺が理由だそうです。小さい水槽の場合は逆に濃度が高くなる時間が短いので、頻繁な水替えが必要、ということなんですけど、先述したとおり金魚にとっては水質が急激に変わるのもストレスになりやすい(人間と同じでストレスためると病気になりやすい)上に、バクテリアも同じく水質の変化に弱いらしいので、替えればいいってもんでもないのが難しいところなんだそうです。
 
 うちに来た金魚もまだ環境に慣れてないでしょうから、あまり焦って替えてもかえってよくないかもしれないと思い、とりあえず水替えは少なめにして様子を見ていたんですが…。よく見ると「ぺすけ(大きいほう)」が背びれをたたんでいます。背びれもピンと立ってる「ももちゃん」に比べると、動きもあまりよくありません。ネットで調べたら、金魚がヒレをたたむのは体調不良のサインなんだそうで、放っておくといろんな病気になりかねないそう。さらによく見たら透明なフンをぶら下げていました。さらに調べると消化不良らしいのですが、一方で「エラ病」の初期症状ということも考えられるとのこと。

 ここまで飼育セット揃えたのだから、いまの金魚が死んでしまったとしても、水槽を遊ばせておくのはもったいないと思うのは人の性。でも、「ああ、金魚死んじゃったね。じゃあ新しいの買ってこよう」なんてふうにはしたくない。子供に「死んじゃったらまた買ってくればいいじゃん」なんて考え方をしてもらっちゃ困る。娘がすくってきた金魚ということもありますけど、この2匹には意地でもすぐ死んでもらうわけにはいかないのです。まぁ、既に1匹☆になっちゃってるんですけど。
 幸い、それ以外に(白い斑点が出ているなど)外観の異常はないので、こういう場合は塩水浴が効果的とのことなのですが…。塩水にすると水草が枯れて水が汚れてしまう上、水中のバクテリアも繁殖しにくくなってしまうらしいので、別水槽で行ったほうがいいらしいんですね。とはいえ、今の水槽にもまだ入ったばっかなのにまた別の環境に移してしまうと、金魚のストレスも心配です。
 結局、まだ水槽を立ち上げたばかりでバクテリアもそんなにいないだろうし、本来なら金魚を買ってきたらまず一週間ほど塩水で泳がせ、殺菌+体力回復をさせる「トリートメント」を経てから水槽に入れるんだそうですが、うちのはその辺の手順をすっ飛ばしてるので、ももちゃんも含めて塩水浴させようということで、水草だけ退避させて水槽に直接塩をぶち込むことに。標準は濃度0.5%らしいのですが、2匹ともまだ小さいのでとりあえず0.3%で様子見。塩水欲の間はあまり水を替えたくないので、アンモニア試薬と亜硝酸塩試薬を購入し水質にも目を光らせることに。試薬、けっこう高いんですけど、アンモニアも亜硝酸塩も目に見えるものではないですし、素人の経験のなさをお金でカバーって感じですけどね。命はお金で買えませんから。
 というわけで金魚の話。

 そもそもの経緯は、9月の最初の土曜日、地元でお祭りがあったことでした。毎年のお祭りでしてそこで金魚すくいをやってるんですが、今年6歳になるうちの娘が「金魚すくいやりたい」と言いまして。年長さんになって、そろそろ生き物を飼うことの楽しさや難しさを憶えてもいいかと思い、軽い気持ちで「じゃあやってみれば? ちゃんとお世話するんだよ」と言って、やりに行ったんです。

 自慢じゃないですが自分も子供の頃お祭りで金魚すくいをやっても、ポイでもモナカでもすぐに破いてしまって一匹もまともに取れたことがないので、まだ小学生にもなってない娘が取るのは無理だろうと思ってたんですよ。お祭りといっても商店街主催の阿波踊りでして、金魚すくいもいわゆる夜店ではなく、商店街にある古くからの観賞魚屋さんがやってるもの。そのためか、1回200円という今時だとだいぶ良心的なお値段、そして何よりもポイがやたらと丈夫なんですよ。娘も金魚すくいは初めてで勝手を知ってるはずもないので、水につけたまま金魚追い回したりなど普通だったら絶対に破れるようなやりかたをしてるのに、ちっとも破れない。あまつさえ3匹もとりやがりまして、すくった金魚を持って満足顔の娘。
 とはいえ、うちに飼育道具なんてありません。もう夜だったのでポンプなどは明日買いに行こうということでとりあえず金魚鉢とエサだけその場で買いました。家に帰って金魚鉢に移し、3匹に名前をつけさせることに。3匹ともまだ小さい和金なんですが、その中でも一番小さいのは「イチくん」、中くらいのが「ももちゃん」、一番大きいのは「ぺすけ」。

 しかし、ここでまず素人は大きな間違いをいくつかやらかしています。

 一応「塩素は魚にとってよくない」くらいは知ってましたけど、さっきまで金魚なんて飼う予定ではなかったので当然くみおき水なんて用意していません。カルキ抜きなんかもないので、とりあえずカルキを除去できる浄水器を通した水を使用。それはまぁ悪くはなかったようなんですけど、袋の金魚をそのまま金魚鉢にポチャン。まずこれが最初のミス。金魚に限らず魚は急激な水質・水温の変化には弱いため、本来であれば「水合わせ」と呼ばれるやり方で、水温、水質に徐々に慣れさせるようにしなければいけないのです。
 加えて、エサもそこでどばどばと入れてしまいました。これも大きなミス。金魚すくいの金魚は過密状態で追っかけ回されているため、非常にストレスがたまっているので、環境の変化に慣れるまではエサをあまり食べられない状態なんだそうです。食べたとしても消化不良などを引き起こしやすいので、エサやりは通常数日は控えるべきなのです。そして、食べられなかったエサを放っておくとあっと言う間に腐って有害な物質に変わってしまうのです。

 そのためでしょう。翌朝には見事に濁ってしまった水の中でイチくんが☆になっていました。生き物飼ってもわずか数日で全滅じゃ命の大切さなんて教えるどころじゃないし、それ以前に金魚がかわいそう。残った2匹はなんとしてもすぐに死なせるわけにはいかないと、ひとまず水を全部取り替えてポンプなどを一通り買いに行くことに。
 近くのホームセンターに行くと同じように金魚の飼育道具を買いに来たらしい親子連れがちらほら。おそらく金魚すくいをやってた観賞魚屋も同じような感じでしょう。なるほどこれならポイを丈夫にして積極的に金魚を捕らせたほうが儲かるはずだと思いつつ、水を浄化しつつぶくぶくもできる投げ込み式の濾過フィルターとポンプ、底に敷く石、ドライタイプの水草、水質を安定させるというバクテリア、カルキ抜きなど諸々を購入して帰宅、最低限の準備は整え、ネットで金魚の飼い方を調べ始めました。まさに泥縄といった感じ。全滅しなかったのが奇跡みたいに思えます。

 そしていろいろ調べていく段階で、初期の最大の間違い、「そもそも金魚鉢での飼育は無謀」であることを知ります。「金魚はよく水を汚すので、酸欠などの危険性を考えてもできるだけ大きな水槽を用意すべき」だそうで、やはりちゃんとした水槽を買ってくることにしました。本来なら金魚1匹につき10リットルの水があったほうがいいらしいのですが、そうはいっても狭いマンションなものであまり大きな水槽は置くスペースもないですから、15リットルくらいの濾過装置つきの水槽セットにしました。
 家に帰って早速セッティング。水槽を水洗いし、同じくよく水洗いした麦飯石を敷き、カルキ抜きをした水を入れて水草と、海の貝殻を入れると石灰が溶け出し水質が安定するとあったので、一昨年グアムで拾ってきた珊瑚と貝殻、あとバクテリアを入れ、濾過装置を稼働させて完成。本当はこの状態のまま金魚を入れずに一週間以上濾過装置を回すのがいいらしいんですけど、そうも言ってられないのでお引っ越しさせました。

 とりあえずその日はそれでよかったんですが…。そして、この金魚鉢が後に自分の運命を左右することになります。

 続く。
 良くあるパターンですが、娘が地元のお祭りですくってきた金魚を飼い始めたのをきっかけに、アクアリウムなどというものにめざめてしまいまして。当然まだ素人の域にも達していない初心者なのですけど、インターネットで調べたりしながらあれこれ手をかけて、失敗もしながら今のところ無事に育っています。最近はアカヒレも飼い始めました。

 観賞魚の飼育方法については詳しく載せている専門のサイトがいくらでもありますし、今更素人が書いてくものでもないよな、と思ってたので今まではmixiの日記で上げてたんですが、いろいろ調べたりしているうちに、こんな情報でも割と役に立ったりするかも知れないと思い始めまして。というのも、自分のようなパターンで金魚を買い始めた人、要するに金魚すくいがきっかけの人って、専門知識も何もなく、飼育道具も一切何もない、まさにゼロからの状態から始めざるを得ないパターンが多いと思うのですよ。そういう人たちのために「素人がどんなことをしてきたか」という情報もあったほうがいいかも知れないと思い、ラッパの話をしようと思いつつほったらかして腐りかけてたこのアメブロに、金魚カテゴリを作って書いていこうかと思いました。
 もちろん自分みたいな人のサイトだってたくさんあるんですけどね。事例はできるだけ多いほうがいいかなと。それがたとえ失敗例であったとしても。

 そんなわけでmixiから過去記事を引っ張ってきたりするので過去のことも更新したりしながらのんびりやっていくことにします。いつまで続くかはわかりませんが。