前回、eeepc901-16gにLinux100を入れた後、CD-Rに入れてあったQ4OSを起動してインストールしたら

バージョンが古くてうまく日本語環境ができなかったので、最新をダウンロードしてCD-Rに入れ直そうとしたが、

その前に、windows2000のsp4適用済のインストーラが見つかった。

 

sp4があたっているとAtom N270でもインストールできると思ってやってみたら、できた。

 

 

いや〜、お久しぶりです、win2kのデスクトップ、

って感じ。

 

音も出た。VGAドライバはXpのものがそのまま使えた。

ネットワークのドライバは入れていない。

 

オフィス2000のメディアも残っていたのでインストールしてみたら、普通にできた。

SSDでメモリ2GBでCPUが1GHz超でHTって、当時からしたら高性能パソコン、

 

ハイスペPCじゃなかろうか?

 

このあと当時のDivX動画用のプレーヤーとか入れて

ffmpegで変換した動画を再生したら、QVGAくらいで15fpsだとフルスクリーンでも普通に使えたので

(動画そのものは著作権の確認とか面倒なので省略)

スタンドアロンでメディアプレーヤとして使えそうな感じ。

と、いってもサポート切れのOSを使うのは避けるべきなので、やっぱり2028年までQ4OSを入れて使うのが無難だな。

 

晋遊舎のLinux100%という雑誌の付録にあった、Linux100と書かれたDVD-ROMがある。

2011年のようです。


 

 

 

雑誌独自にカスタマイズされたubuntuのようで、今回はこれをeeepc901-16gに入れる話です。

 

eeepc901にもQ4OS を入れておこうと思ったら、そういえば、USBメモリからのブートがうまくいかなくて、

以前もフォーマット変えたりブートローダー変えたり、BIOS設定もいろいろやって、

結局、これまでeeepc901へのOSインストールは全てUSB接続の光学式ドライブからブートしてのインストールだった。

 

そんなわけで、既にDVD-ROMになっているOSをインストールする。


ライブDVDになっているので、DVDドライブからブートして起動。

見た目がかっこいい。

 

 

 

eeepc901はwindows xpの頃によくあったネットブック。

SSDが16GBで、交換するとき蓋を開けて調べてみたら、

スロットはmSATAのように見えるけれど、電気的に規格が独自のようで、

mSATAのSSDをそのままスロットに入れても認識しない。

 

その後、これ専用に作られたような変換アダプタを見つけたので、

これで60GBくらいのSSDに交換済。

 

メモリは2GBにしてある。

CPUはAtom N270。

BIOSはアップグレード済なので、windows7での不具合は解消済。

購入時はバッテリが枯渇していたのだが、

大容量のバッテリを見つけて交換して、今時点でもバッテリだけで動作する状態。

 

これの内蔵ストレージにLinux100をインストールしてみる。

 

 

古いOSなので、セキュリティを考慮して、ネットワークには接続していない。

していてもアップグレードはされないだろうし。

 

この状態でもインストールは普通にできた。

中身はubuntu 10.10ってことで、とっくにサポート切れ。

 

 

 

試しにネットに繋いで、インストールされているブラウザ各種、w3mでも、検索サイトへ接続しようとすると、

ブラウザのバージョンが古いとか、セキュリティのバージョンが古いとか、そんなメッセージばかり。

 

そのあと、updateとかディストリのアップグレードをやってもリポジトリが変わっているので更新されず、

もしかしたら、リポジトリの格納先を変えてやれば、ubuntu18.04ltsまでいけるかもしれないが、

あんまり長い時間、ネットワークに接続するのもよろしくない。


 

そんなわけで、ネットワーク接続はここで終了。

 

インストール済のアプリは充実していた。

 

 

動画編集ソフトとか入っていました。

 

 

ゲームも動くものがチョイスされているようです。

 

 

 

古いバージョンをそのまま使う理由もないので、Q4OSに入れ直し。

 

 

Windows 11 2023 Update(23H2)が11月11日でサポート終了の話。

 

そもそもWindows 11がサポートされているCPUのリストにあれば、

普通にwindows updateで更新すればいいだけなんだけれど、

 

サポート外で強制インストールできていたCPUのうち、Core iシリーズより前とか、

windows11が使うPCPOINT命令がないCPUでも強制インストールできた最後が、

この23H2のようです。

 

この後の24H2以降だと、例えばCore2DuoとかはSSE4.2に対応していないので

windows11を動かすことができないという話。

 

そもそもサポート外なのでセキュリティもあてにできないと言っても、

危険度がぐっと上がる感じなので、実験すらもうしないと思う。

前回の64ビットCPUでも使えなくなっていく話より更に古い、

CPUが32ビットのやつをまだちょっと使い続ける話。

 

windows10はサポート終了で、windows11の32bit版は出ていない。

debianの方も32bitは最新版にないのだが、

今あるdebianが今時点で使えなくなったわけでもない。

 

いつも使っているQ4OSではまだ32ビット版のダウンロードができて、

コードネーム「Aquarius」の旧安定版リリースは、少なくとも2028年6月までサポートされるということだ。

 

 

じゃあ、Atom N270とかN280が使われているWindows Xpの頃のネットブックでも大丈夫なのか?

 

ってことだと、これもまた微妙。

 

久々にQ4OSの32ビット版をmsi のU100で使ってみる。

CPUはAtom N280で、BIOS設定で15%ほどクロックアップできるやつ。

メモリは2GB、内蔵ストレージは128GBのSSDに交換済の状態にしているので、

まだいいほうだと思う。

 

インストールできて普通にネットにもつながるわけだけれど、

画面が小さくて、ボタンが表示しきれないとかある。

 

 

外部モニタを使うという方法もあるが、

まあ、この場合は下のメニューバーを右に移動させたりすると、ボタンが押せる。

 

 

ここのブログも開けましたが、広告が重くて耐えられない。

無料で使い続けたいので、広告はできるだけクリックして広告主がやめないように協力しているところだが、もちろん、広告主には協力しない。

 

chromiumというブラウザを使っているので、

もっと軽いブラウザを使うという方法もある。


 

例えば、w3m-imgはテキストベースだが、画像も表示するので、yahooニュースとか読める。

 

とりあえず、Atom N280の古いネットブックでQ4OSだと、

・ブラウザはchromiumでネット閲覧できる(重いが)

・表計算やワープロソフトとかオフィスソフトも無料で入る

・メディアプレーヤーで音楽再生が出来る(動画再生は厳しい)

・使いかってはwindowsっぽくて、だいたい直感的に使える

・画面サイズは小さいけれど、メニューバーとか移動して調整

・基本的に動作が遅い

・内蔵ストレージはSSDが必須

・メモリは2GB欲しい

 

ってところ。

 

CPUが64bitでも64bitのOSが使えなかったり、OSを64bitにするメリットがなく32bitのOSにしていたり

今回はそんな話を整理してみた。

 

段階的にはwindows11非対応、windows11強制インストール不可、OS起動不可、

って感じで、更にメモリやストレージ制限の話もある。

 

●windows11非対応というのはCore iシリーズの第8世代より前、って話で、

第7世代でもwindows10サポート終了の話で中古がだいぶ安くなってきた。

Core iシリーズ以外にもセレロンとかインテル以外でも対応しているのや対応していないのもあるわけで

windows11が使えるかどうかは公開されている対応リストを見るのが良さそう。

セレロンだとN4000が対応しているようだけれど、

ペンティアムだとN4200でも対応していないということで、ちょっと迷った。

 

●windows11強制インストール不可なのは24H2以降で、

windows11が使うPCPOINT命令がないとダメ、という話。

Core iシリーズより前とか、例えばCore2DuoとかはSSE4.2に対応していないのでダメのようです。

単にインストールの制限だけかと疑って、他のPCでインストールして、

内蔵ストレージを移し替えても起動しなかった。

 

●OS起動不可、って書いたが、これはCPUが64bitでも64bitのOSを起動できないことがあるという意味。

ブートが32ビットまでしか対応していないというやつ。

windows8.1の頃のスティックPCでそういうのがあった。

windowsだと、アプリが32bitでも64bitのOSで動作しているので、完全に上位互換なのかと思ったら、

互換になるようにOSが動いているところは動くということで、CPUが勝手に上位互換で動くということでもないという。
BIOSの設定やBIOSのアップデートで解消することもあれば、

ブートだけなので、ブートの部分を書き換える(差し替える)ことで回避できるという話もあるにはあるが、

これも自己責任でやってみるしか無さそう。

 

●メモリやストレージの制限としては

例えば内蔵ストレージを1TBに交換してインストールできてもブートできないやつとか。

これもBIOSの設定やBIOSのアップデートで解消することもあれば、

ブートの部分を書き換えることで回避できるという話もあるにはあるが、

これも自己責任でやってみるしか無さそうなのと、

 

メモリだと、マザーボードがメモリを32ビットまでしか対応してないとかで4GBを超えて搭載させても

超えた分を認識しないというのがある。

これもがっかりだった。

 

メーカーによってメモリやストレージの上限が設定されていることもあるし、

そもそも低スペで動きが良くないのもある。

Core2Duoでもクロックが1GHzくらいしかないやつとか。

 

windows10のサポートが終了したことで、

ドライバがwindowsの32ビット版しかないプリンタとかの周辺機器も使えなくなった。

 

プリンタを使い始めたのはwindows95の頃、

年賀状は手書きだったが、送った先から、子供が怖がるという話を聞いて以来、

プリンターを使うようにしたのだが、送り先も随分減って、送り先に怖がる子供もいないだろうから、

もうそんな心配もないし、今回から手書きに戻そうと思って

文房具屋でちょっと高いボールペンを買った。いつもはボールペンとか100均で済ますのに。

 

もともと32ビットOSを使っているPCでも、CPUが64ビットであれば、

普通に最新のwindows11にすればいいと思うのだが、そうもいかない理由があるわけで、

過去にも、i30836も32bitなのにwindows95は486以降ということもあったし、

OSが対応するかは単純に扱えるアドレス空間だけで見ているわけではなく、

採用されている命令やCPU以外でも影響するという話。